やっぱりキツイ北岳・間ノ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 2,143m
コースタイム
5:10芦安乗合タクシー
広河原5:55→6:23白根御池分岐点→7:57二俣→9:17上部二俣→9:50北岳山頂まで1時間40分の道標(ここを直進してコース外れる)→10:39稜線(コースに出れた)→10:41八本歯のコル→11:24トラバース道分岐→12:30北岳山荘13:00→中白根→間ノ岳→中白根→16:00北岳山荘
(2日目)
6:25北岳山荘→7:14吊尾根分岐点→7:38北岳6:30→8:03両俣分岐点→8:16肩の小屋→9:49二俣→11:22広河原
11:50乗合タクシー
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安無料駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部二俣から30分歩いたところの“北岳山頂”まで1時間40分の道標を間違えて直進してしまうと、沢を直登で滑りやすいです。 |
写真
感想
あこがれの北岳に行ってきました。1泊2日で間ノ岳も。
Sさんに、ilbonさんだったら行けますよ! なんて言われ調子に乗って行ってみたものの、やっぱりキツイ北岳・間ノ岳でした。
しかも、八本歯コルは、梯子が多いと聞いていたが、コースを外れ梯子が全くない沢を直登してしまうし。
八本歯コルに着いた時には、安心感から一気に疲れが出て、北岳は翌日にし、トラバース道で北岳山荘で宿泊決定。
12:30チェクイン、山小屋の人に「疲れてるんですが、間ノ岳は、明日が良いか、今日が良いか」相談。
ネットで天気を調べてくれた。「明日間ノ岳・北岳・肩の小屋だと10時間かかります。」朝食が6時からなので、広河原平日最終16:00の乗合に間に合わない。
朝食を弁当か、今日行ってしまうか部屋で考えさせてもらうことに。
13:00を過ぎると山小屋から間ノ岳往復は、推奨していないとのこと。
1.この稜線は午後は気温がぐっと下がる
2.先日もツアー客が、滑落した。
3.単独は、危険。
4.この稜線は、人が少なく、ヘリコプターの救助も出来ない。
ゆっくり歩いて3時間とのことで1時ギリギリ手ぶら登山スタート
山小屋を出ると可憐な花が一輪。写真を撮ろうとしたら、電池が空!
デジカメも小さい方に軽量化したら電池入れ忘れ、山小屋に戻る。
結局1時回ってしまい、しかもあわてていたので、日時設定しますか?の画面が表示され、いいえを選択したら、痛恨のミス。
撮影した写真の時刻が全て0:00の表示。結局山頂に何時に着いたか分からず、ゆっくり歩いて往復3時間の旅だった。ガスがかかると、急に真冬に変化し冷え込む間ノ岳。行きは、2組の夫婦とすれ違い「いってらっしゃい」
帰りは、1組の雷鳥の夫婦から「お帰りなさい」(笑)と言わんばかりに登山道へ出てきたくれた。
小屋にもどると、貸し切りかな?なんて思っていた10人部屋は、16時過ぎには満室になっていた。夜も朝もヘルシーな食事だ。魚ということです。
翌朝は、小屋周辺は霜が下りていて真冬に変化していた。
6:25ダウン2枚着込む人もいる中、自分は天気が晴れだったので薄着でスタート。出だしは、寒くスノーボード用の三角形のマスクをした。雲がかからないうちにと何枚も写真を撮りながら北岳に向かう。
雲海越しの富士山を撮影していると後ろから「おとーさん!富士山が見えるよ!」と夫婦の大きい声が聞こえてきた。奥さんが富士山に感動していた。
7:38北岳山頂に着いた。ここがあこがれの北岳。翌日に回したことで、なんとか登ることが出来た。
下山は、八本歯コルの正式ルートを確認したい為、行きたかった。
が、9月に甲斐駒ケ岳からの撮影した肩の小屋の方が気持ちが強くそちらを選んだ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=77189&pid=4d2e5d295f7db748357302e9efc9803b
↑9月の写真(写真中央の一番下のうっすら青いのが肩の小屋)
帰りは、普通の登山道の木の根っこで滑ったが、手袋が汚れるだけで済んだ。
前回の薬師岳の山頂は、嵐だったので今回は、冬山装備で軽アイゼンまで持って行ったが、結果的にはアイゼンと調理道具一式は使用しなかった。嵐対策の珍道具で、水泳用の眼鏡も使用せず(笑)。
今回天候もよく、1日目北岳をトラバースして、北岳山荘から手ぶらで間ノ岳往復し、翌朝北岳を登ったので、“フーフー”いいながらもなんとか登頂出来た。本来もう少し体力を付けてから来るべき場所だった。
かも....。
お疲れ〜。
ホントilbonさんはスピリッツありますね!
トントントンと南アルプスらを着実に登ってますね。
こちらはモチベーションが下降気味で仕事の事やら色々な用事やストレスで本来なら山に行けば元気になるのに・・・そこまでモチベーションも上がらず
山の無い日々を過ごしてます。
ilbonさんの記録を見ながら少しずつテンションを上げていこうかな。
これからはさらにグッと寒くなって来ますね。
風邪などひかぬよう気を付けて山ライフを楽しんで下さい
こんばんは、straycatsさん。
山の行き先って、コロコロと変わりますね。妻が、一緒に行けなくなったので急遽行き先変更しました。
慌てて持参したガイドブックは、北アルプス!!
机上で地図を何度も見ていたので良かったですが...。結局、道を間違えたときには使えませんでした。
モチベーションの下降ですか!それは、槍の3泊4日の大縦走の達成感もあるんじゃないでしょうか?
今は、体力的に無理ですが、自分もいつかは、straycatsさんのようにテント持っての縦走をしてみたいです。
間ノ岳の午後や、北岳山荘の朝は、関東で言う真冬でした。straycatsさんも、お身体ご自愛下さい。
北岳良い山ですね!
わたしももう一度何処かの山に。。。。と
なった時、頭の中の上位には間違いなく入る山です。
いわゆる甲斐駒ケ岳で山座固定されたんですかね。
そんな感じで次行く山をチョイスするのって良いですよね!
わたしが行ったのもこの時期でしたが、
アイゼンの携行は必須だと思いました。
大抵の場合がお荷物になるかも知れませんが、
使わなければラッキーだったと思います。
お疲れさまでした!
きついけど、いい山でした。掲載していませんが、北岳から塩見岳のカッコイイ写真を撮影できました。 「いつかは、塩見岳」なんてにんまりしてます。
この時期の北岳、空いていていいですね。
甲斐駒で例年、体育の日までアイゼンいらないと聞いていたので、現在の自分のレベルでギリギリ滑りこみました。
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