至仏山(山ノ鼻〜鳩待峠)
- GPS
- 04:37
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 855m
- 下り
- 836m
コースタイム
天候 | 曇り/霧/風速10m |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近がガスっており、風を受ける面に出ると風速10-15mの 霧雨でした。 山頂は真っ白で何も見えず。 鳩待峠への下山ルートは登山道修復中との事でひどいぬかるみ状態の 所が何か所も有りました。 |
写真
感想
3連休のうち2日が雨でした。ただ3日目は晴れになるとの予報に掛け、
夜行バスで尾瀬戸倉まで。まだ乗り換えバスの窓口が開かないとの
真っ暗な中待機。
外へ出てみると雨は上がっていましたが、かなり寒い。
そこからさらにバスに乗り換えて鳩待峠へ。
ようやく明るくなって来ました。
木道を進み山ノ鼻へ。
小川なんかが良い感じでした。
山ノ鼻で朝飯のおにぎりをぱくつきながら目指す至仏山を見上げると上の方は
雲に覆われています。
周りでは「晴れるまで待とうか」なんて会話も聞こえましたが、「まあ登って
いるうちに晴れてくるだろう」と思い登山口へ。
登り始めると登山道が川になっていました。大山の再現です。木の階段も滑る
ため慎重に足を進め岩場まで。
ここ至仏山の岩は蛇紋岩というらしく良く滑るので注意と看板が出ています。
んでもってこの濡れた状態ですから滑る滑る!
登りで5回はズルッと行きました。
岩場を登りきりるとまた木の階段が現れました。かれこれ1時間30分程上ったで
しょうか。一向に雲は取れる気配が有りません。振り返ると雲間にかすかに
尾瀬ヶ原が見えます。燧ケ岳も雲に隠れ姿を見せてくれません。
階段を上っていくうちに風が吹き付けてきました。もう森林限界は超え、さえぎる
ものが無いため猛烈に吹き付けてきます。階段上で体が持っていかれるのを必死で
押されていました。体感温度もぐんぐん下がります。
何とかすごい風の中、頂上に着きましたが一面ガスで展望はまったく有りません。 il||li(つд-。)il||li
風と寒さで長く留まれないと判断し下山することにしました。
下りは小至仏を通り鳩待峠へ下るルートですがここも滑る滑る。
2度ほどスッテーンと背中側へひっくり返りました。
しかも2度目は谷側への斜面に背中から倒れる格好でコケ、受身を取ろうとした
ものの予想する地面より下に(ガケ)にずり落ちました。
「おんや、もしかしたらこのまま落ちていってまうんでないかい??」との思考が
一瞬で駆け巡りあわてて腕で体を支えて何とか難を脱出。
倒れた先を改めてみると岩が露出したガケとなっており、後30cm谷側だったら
本当にやばかった。フゥ(o´Å`)=з
鳩待峠から登りのルートは山ノ鼻より傾斜がきつくなく、下るにつれて結構人と
すれ違うようになり意外と時間を要しました。
それよりも難儀したのが泥です。
通常は丸太で作られている登山道が修理のためあちこちで丸太が外されている
んですがむきだしのところは降った雨により泥道です。
しかも靴がずっぽり埋まるほど。
注意深く歩きましたが最期の方で片足がズボッと泥の中へ。
一瞬で靴が泥によるコーディングをされちまいました。(´Д`;)/ヽァ・・・
やっとの思いで鳩待峠に到着。
何とすっかり快晴となってました。
時間が有ったので尾瀬ヶ原に行こうかとも思いましたが心がすっかり萎えて
しまってましたので今日はここまでとし、帰路に付きました。
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