戸隠山・高妻山縦走
- GPS
- 09:20
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
天候 | 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.alpico.co.jp/kbc/bus/route_k/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
・戸隠神社奥社の少し下に登山口があり、そこに登山ポストと難所の解説看板があります。トイレは奥社から随神門に少し下ったあたりにあるだけです。 ・戸隠神社奥社からいきなりの急登、本番の難所通過まで筋力をあまり使わないようにしましょう。 ・鎖場では登りよりトラバースの方が面倒かも。トラバース時は鎖が肩の位置ぐらいにくるように持って慎重に通過しましょう。 ・鎖場は一般登山道としては全体的に足の置き場が小さいように感じました。 ・蟻の戸渡りでは、最初は立って歩くのに障害はないですが、コブがある登りに差し掛かる箇所には鎖が付いていて、自分は左側をトラバースするようにして巻きました。 それが正しいかどうかは分かりません。普通に岩の上を歩いている人もいます。 ・そこから先は跨がったり四つん這いになったりして通過しました。 ・次の剣の刃渡りは左側に足場があるのでさほど通過に苦労しません。 ・難所を抜けた先、チムニーを登ると八方睨。そこから少し歩いた先が戸隠山のピークです。 ・戸隠山のピークから先は東側が切り立った箇所があるので、歩き易い道ですが油断は禁物です。 ・一不動〜高妻山間は泥泥でした。要スパッツ。最後の登りは急登で段差の大きい箇所もあり、登り降りが面倒な箇所。 ・一不動から戸隠牧場へ下山開始するとすぐに沢があり、登山道はその沢の中を通り滝の上部まで降り、そこからトラバースして巻くようになっていて 滝の上部に降りる鎖が付いた箇所は、ややオーバーハングしてますので非力で小柄な方は難渋するかも。 トラバースする箇所は滑り易く足の掛かりも頼りないので、鎖を掴みながら慎重に。 ・滑滝の鎖場はそれほど高度感も傾斜もないので、あまり鎖にしがみつくことなく降りても大丈夫です。 ・牧場の柵に着いてからバス停まで結構歩かされます。 |
写真
感想
夏山シーズンも終わりに近づき、「○○の紅葉は最盛期に」なんて話を聞くにつれ、心は日本アルプスを求めていた。
そんな中の3連休、行かなきゃ悔いが残ること必至、ブナ立尾根から裏銀座を縦走して新穂高に・・・先月出来なかったゴタテからの大縦走の続きを考えた。
しかーし、なんとその3連休の土曜・日曜は低気圧が日本列島にデーンっと居座るとの予報。月曜は晴れ、とのことだったが。
日曜は天気が悪くても稜線まで上がって月曜日に一気に歩く、ということも考えないでもなかったが、3000メートル級の高峰では無理があるし勿体ない。
大混雑覚悟でミーハーにも涸沢に行ってみたい、とも思ったりしたものの現実的じゃない。上高地でバスがめちゃ混みするのは目に見えている。
戸隠山が浮かんだのは自分でも幸運だった。かつて鎖場岩場といった難所がある山を指向した時期があり、戸隠の蟻の戸渡りはいつか歩いてみたいと思っていた。
プラス戸隠そば、紅葉の綺麗な鏡池、善光寺・・・しかも長野新幹線を利用すると長野から家まで3時間で帰ることができる。
こんな好条件が揃った山が残っていたことに感謝。麓のお宿に泊まれば朝早くから登って十分堪能して帰ることができる。
ということで雨の土曜日は準備にあてて、翌日曜日の朝、例のように新宿へ。今回も行きは高速バス。
実は高速バスとは相性が悪い。正確に言うと運転手や乗客といった人間とうまくいかないんだよね・・・
今回も出発時のチケット確認時に「(行き先である)善光寺は長野の善光寺でいいのっ!?」と強めに尋ねられて、キョトンとしていると再度尋ねられる。「は、はあ・・・」
降りる箇所を善光寺大門にしただけなのに、何でそんな事を聞かれなきゃならないのか・・・意味が分からなかった。
後で考えると登山客っぽいのに善光寺っていうのに違和感があって親切心で聞いてきたのかなと思ったが
その時は「善光寺って長野以外にどこがあるんだよっ」とイライラしてしまった。
以前乗ったバスではSAで置いて行かれそうになるし・・・
幸先悪かったが、道中晴れてきて妙義山の山容を拝めて気分は揚げ揚げ。
途中横川SAで休憩、出発時に4回ぐらい人数確認している今回の運転手、もしかして以前信濃大町に行く途中にSAで置き去りにしかけた運転手じゃないか・・・
川中島あたりで渋滞に捕まったものの、ほぼ時間通りに長野に到着。善光寺大門に着いた、とバスを降りる。
降りてしばらく、こちらもボーッとしていたのがいけないが、自分のザックがトランクに入ったままバスが動き始める!!「おいおいっ」と呼び止める。
幸い気づいてすぐに停車、トランクからザックを降ろして一安心。ったく高速バスとは相性悪いよな・・・
気を取り直して、善光寺参り。善光寺大門のバス停から善光寺までは一本道、なはずだったのだが・・・
自分が戸隠へ行く為に乗る路線バスの「善光寺大門」と高速バスの降り場「善光寺大門」とは場所が違うことに気づいていなかった。
バスを降りて善光寺と反対側に少し下ったあたりにあるはずの料理屋が目当てだったのだが、その店が一向に現れない。・・・おかしい・・・
道迷いの際の対処法、元の場所に戻れ、を実践、バス停違いに気づき今度こそ善光寺へ。
さらっと巡って蕎麦屋で一杯。新そばの更科そば、とても美味しかった。
コンビニ探しに駅方面に歩き、ようやくセブンイレブンを発見し食糧を買い込み、バスで戸隠へ向かう。
この日泊まった宿は「戸隠高原越水ロッヂ」この宿に関してはノーコメントにします(笑)
翌朝。まさかの事態に心が折れる。朝食を済ませて5時に出発、玄関を出てみれば、なんと雨が降っている!!ええええええええええええ・・・天気予報が・・・
鏡池に寄って綺麗な風景を観て戸隠神社へ行って、そして難所に挑むというプラン、ハッキリ言って前半の物見遊山はどうでもいいが、岩場が濡れている状態を恐れた。
一度部屋に戻り善後策を練る。諦めて観光して帰るか・・・いやいやそんなことは勿体ない・・・
結論として1時間待って様子をみることに。お陰様で雨脚は弱くなっている!6時になり決断!とりあえず出発して登山口でまた判断することに。
舗装路を歩いて鏡池に向かう。午前8時までは車両も入れるということで朝早くから鏡池に向かう車が絶えない。
とぼとぼ歩いていると嫌な展開。雨がまた降ってきた。徐々に強くなる。これ以上は駄目と決意してカッパ着用・ザックカバー装着。
実際これ以上濡らしたらザック内が危なかった程。
鏡池に着いてもテンションは上がらない。当然ガスガスで戸隠山の光景も紅葉もイマイチ。適当に写真を撮って戸隠神社奥社随神門に向かう。
森の中の気持ちの良い道、なはずなのだが実際は濡れてガスガスで暗い道。
随神門に着くと奥社に向かう参拝客、既に終えて帰る参拝客がゾロゾロと。登山客は自分一人で浮いていた。いつものことだけどね。
大杉が両側に並ぶ参道をズンズン歩き階段を登りきると奥社。神仏に関してあまり浮気しない自分は遠目から軽く拝む程度にして、少し戻ったところの登山口に向かう。
すると今まで見えなかった登山客がどこから現れたのかゾロゾロいる。雨で岩場が濡れている状態でもみんな構わず行くようだ。
こんなことで心強くなって一緒になって行くようでは未熟者の誹りは避けられないが(苦笑)「よしっ、行っちゃお〜」
登山口には今回のメインディッシュ「蟻の戸渡り」を中心とした難所の解説看板。それなりに脅してくれる。戸渡りの幅を50mと書いてあるのを訂正してあるのが笑えたけど。
歩き始めてすぐにカッパの上着を脱ぐ。予報では暑くなるとのことだし、雨もあがった。一応カッパはザックカバーとザックの間にしまって下は履いたまま出発した。
登山道はいきなりの急登。今まで歩いた中でも指折り。脚力はここ最近の山行ですっかり鍛えてあるし自信をもって挑む。
やがて最初の鎖場が現れ、いよいよ難所の始まり。ここは問題ない。やがて大きな岩壁が現れるとそこは「五十間長屋」、若い男が立ち小便していた(笑)
続いて「百間長屋」。いよいよ戸隠らしくなって参りました!とテンション上がる。
次に来るのは「空中祠」10メートル程の垂直に近い岩壁の上に祠があるとのこと。鎖が垂れていて、登れなくもなさそうな感じ。
ちょっと好奇心で鎖を掴み力を入れてみたが、鎖も手袋も濡れているし、自分の腕力では少し難しいと思い諦める。
まぁ本番は先だしこんな所で何かあっては面白くない、先を急ぐ。
高度を上げていくと鏡池が眼下に見える。もしかして少しはガスが晴れてきてるのかと思ったが、すぐにガスが湧いてくる。駄目だこりゃ。
いくつかある鎖場のうち、自分的に一番嫌だったのは、一度登ってトラバースがあるところ。登るのは問題ないのだが、トラバースが厄介。
一度登り過ぎて横に張ってある鎖が効かない状態になってしまって少しヒヤリとした。肩の位置にくるぐらいで掴むのがいいと思う。
その後の胸突岩の鎖場は一般登山道の鎖場としてはかなりスリルがあるが、登りがメインでトラバースは短め。
浮き岩もないし落石の心配もないのでさほど怖い箇所ではないと思う。
ここを通過するといよいよ本日のメインイベント「蟻の戸渡り」生憎ガスガスでよく見えないが、両側に何もない岩場が続いている。
これは初めて見る光景。確かに怖そう(笑)カップルに先に譲られいよいよテイクオフ!
最初の5メートルは立って歩けるぐらい平らで歩きやすい。ガスガスのお陰で下がよく見えないので思ったほどの高度感はない。
仮に晴れていても足元に意識が集中しているので、崖の下が見えることはないと思う。
右側には一応巻き道ならぬ鎖トラバースがある。こちらには戸渡りから下りなければならないので、その方がかえって怖い気がする。
いよいよ戸渡りはコブが行く手をふさぐ登りの箇所に差し掛かる。鎖が付いているので、ここは岩場の上を歩くのではなく岩場の左側を巻いた。
それほど大きくはない足場をトラバースするのだが、体は完全に崖側に晒される訳でちょっと緊張するところ。ここが一番怖かったかも。
巻いて突破するのが模範的な方法かどうかは分かりません。もしかすると普通に上を歩いた方が安全で楽かもしれないので。
その後も跨いだりハイハイしながら通過するが、高度感にも慣れてきていて怖くない。
先行者が詰まってきたので少し待機、そこが剣の刃渡りというところ。解説では戸渡りよりも狭い、とのことだったが左下に足場があるので大丈夫。
やはり戸渡りのコブの手前を巻くところが一番怖かった。
難所を突破すると今度は人がスッポリ収まるほどのチムニーを登る。登りきるとすぐに小ピークにでる。そこが八方睨。
下調べが足りないため、ここが戸隠山のピークかと勘違いして「あれ?山頂碑がないぞ」と思ったりする。
10人ぐらいの関西方面からの高年パーティーが賑やかに戸隠山ピーク方面に向かう後を追って自分も八方睨を降りる。
少し歩いて登り返すと今度は正真正銘戸隠山山頂。先ほどのパーティーを抜いた為山頂には人が少なかったが、相変わらずガスガスで展望がなくさっさと下山を開始する。
九頭竜山方面の道は歩きやすくてアップダウンも穏やかだが、東側は切り立った断崖であり油断はできない。
やがて三角点とお札、日本酒が置いてある箇所に着く。
もしかして九頭竜山?と思ったので一応撮影、果たして合っていた(笑)他にもここかな?と思わせるピークはあった。
稜線の紅葉は残念ながらピーク前といった様子だが、所々赤く染まる木々があり十分に目を楽しませてくれた。
一不動の避難小屋へは思ったよりも大きく下らずに着く。また高妻山に登り返す身としては精神的に助かる。
小屋はやや古くて内部は決して清潔とは言えないまでも、宿泊するのには問題なさそうなレベル。トイレがなく環境への影響を避けるため緊急時以外は宿泊禁止。
携帯トイレをもってくる人はあまりいなそうだし、仕方がない措置かなと思う。
ここでオニギリを3コ補給し、サブザックに必要なものを入れて高妻山を目指す。
荷物には要らないものが結構入っているので小屋にデポすることにした。
一不動からは次が二釈迦、三文殊と一つずつありがたい道標となる祠が小ピークなどにあるようで、それが苦しい登りの際の励み(誰がハゲ略)になる。
残念ながら「欠番」があるようで、四普賢は見つけることが出来なかった。
五地蔵は五地蔵山として明確なピークとなっていて、山頂を示す碑があり眺めも良い。ウィダーインゼリーを補給する。
六弥勒、七薬師、八観音、九勢至と続くのだが、結構アップダウンが続き体力を奪われるところ。しかも道は雨のせいか泥泥で、5僂阿蕕に笋泙襪箸海蹐發△襦
流行か知らないがトレランシューズ程度で山登りする人が増えているけど、こういう時はお勧めできない。
最後(と思っていた)の急坂は斜度もきつく、岩場や段差が大きい箇所があり、道が狭いため降りてくる人とのすれ違いに時間を割かれる所。
先行者に完全にバテているオバチャン2人組がいて、降りてくる人をみんな「どうぞどうぞ」と譲ってしまう(笑)
「あの〜後ろの僕は荷物も少ないし先に行きたいんですが・・・」とも言えず暫くついていく。
降りてくる人も止まるのが面倒らしく、お言葉に甘えまくって「お先に」を連発する。
意を決して降りる人が一瞬止まった隙に猛スピードでオバチャン達を交わして、ようやく抜けた。全く後ろに人がいることが分からなかったようだ(苦笑)
五地蔵までに高妻山方面は一旦ガスが取れて、その勇姿を拝むことができた。
遠くは白馬岳や、妙高・黒姫山らしき山も見ることができたが、急坂を登る頃には再びガスが(泣)
本当に今回は(も)ガスに泣かされることになった。憑かれているのかなあ・・・
急坂を登りきったらピークと思いきや、そこから数分岩がゴロゴロ転がっている登山道を歩いて少し登ったところが山頂。
霞んでいても結構人がいるのが分かる。着いてみると山頂碑の前で記念撮影に興じる中高年がやいのやいの言っている。
どうも戸隠は関西人が多い・・・カメラの操作に慣れていないので、後ろでボケーッと待っている自分を余所にたっぷり時間をかけて撮影。
「お待たせ」の一声もなく他のメンバーとワイワイお話を始める。
代わる代わる撮影して自分の番に。撮ろうとしてみると、山頂碑の後ろで休憩している単独男(メタボ)が邪魔。見切れていることには気付いていない模様。
仕方がないので写らないようにアップにして山頂碑を撮った。ったくマナーのない人間が多いな。
そうか、ここ高妻山は百名山だ。ツアー客が多かったし、やや軽装な人も見られ、百名山目当てに全国から来ているんだと合点がいく。
となれば残念ながらマナーやデリカシーのない人もいて当然。狭い登山道の真ん中、二人でタバコ吸うオッサンもいたなあ・・・
サブザックには食べ物は持ってこなかったのと、ガスガスで展望がないこともあってまたもさっさと下山を決意。
バスの本数がたくさん有るわけではないので、早く下山することに越したことはない。
「下り番長」も狭い登山道で人が多ければ、後ろについて譲って貰うまでは大人しくする「良き人」になる。
一不動までは結構人がいて、登りの際にすれ違った人もいた。小さなザックに下だけやや派手なカラーの合羽をはいた帽子姿の自分を覚えてくれた人も。
一不動の避難小屋でデポした荷物をピックアップ、中にいたご夫婦と会話を交わす。昨日は雨飾、今日は高妻山と登ったそうで、とっても気さくな方々だった。
次のバスまで約1時間、コースタイムは1時間45分・・・うーむ行けるかもしれない。。。と思いつつ小屋を後にする。
最初は普通の沢筋の登山道だったが、「氷清水」という水場からは完全に沢歩き。降雨後なので水量もそこそこある。
登山靴履いていれば問題ない水位なので気にせず歩ける。この水場の水質については疑問・・・すぐ上にトイレがない避難小屋があるのだから。
小屋で一緒になって先に降りた別のご夫婦を追い抜くと、沢の様子がおかしいと気付く。
もしかして道をロストしたか?沢の先が景色になっている(笑)滝に向かっているんだもの・・・
リボンが沢の端っこについていたので合っていたのだが、戸惑うところである。
山で道に迷ったら沢を降りてはいけない、というのはこのことだと思う。
滝の上部ギリギリのところに鎖が垂れていて、そこを降りたら湿った岩壁をトラバースする。最初の鎖場はややオーバーハング気味。
トラバースは鎖が水平に伸びるのではなく、一定間隔で短い鎖が垂れている状態。
足の置き場はあまり大きくないので、鎖のお世話になる。
その後は「滑滝」という箇所で、今までの登山歴で最長と思える鎖場がある。傾斜がきつくないがその名の通り滑り安い岩場なので
鎖なしで降りるのは難儀するのは当たり前。普通は巻き道があるんだけどね・・・
アスレチックよろしく軽装な家族がおっかなびっくり降りて行く。1本の鎖に複数人取り付くというあり得ない行動をする・・・
まあ、この程度の傾斜なら振られることもないので問題ないが、一応自分は家族が降りきるまで待った。
片手で鎖を握り、ストッパー程度に前向きで降りて行くことが出来るので、しがみついて後ろ向きに降りることもない。
この鎖場は2本あるので、登る人降る人と上手に行き違えることができそうである。
鎖場を過ぎると登山道は再び沢道に。狭いので先行者を追い抜くのに少し時間を取られたが、下り番長、快調に下山することができた。
牧場の柵に到着すると、15時台のバスまで15分程度時間がある。急げば間に合う!ペースアップして牧場を抜ける。
売店や食事処がある中を、脇目もふらずバス停に向かう。正直言うと、「きのこそば」なる看板に後ろ髪を引かれる思いだったりする(笑)
出発3分前に乗ることができた。狙い通り下山できてニンマリ。しかも始発なので座席もゆうゆう座れた。
バスは出発するとすぐに戸隠神社の奥社参道入り口に差し掛かる。すごい車の数。駐車場の駐めきれない車が路駐しまくっている。人もわんさか。
バス停にも列をなして待っていた。その後車内はすぐに満員状態に。
途中バスの営業所で臨時のバスがでて、満員状態は解消されたが戸隠の人気を伺わせる出来事だった。
長野駅で荷物を整理していざ打ち上げに!駅隣りのビルに飲食店がいくつか入っているので、色々考えたが蕎麦屋に落ち着く。
その名も「高山亭(こうざんてい)」山屋には堪らないネーミング。入って注文して待っていると、下山した山屋がどんどん入ってくる。
共通しているのはみな生ビールを頼むこと(笑)中高年オバサングループなんて入ったそうそう「生3つ!」とがっつく有様。
気持ちは分かる(笑)既に注文した生ビールを飲みながら眺めていた。
〆にきのこ汁のつけ蕎麦と日本酒。景色はイマイチだったが難所を無事に通過できた満足感に浸れる至福の時。
長野新幹線は遅い時間まで指定席は満席。予想通りだが自由席目当てに並ぶつもりもなく、ちょうど出発する便に乗り込む。
東京まで2時間弱。立っていてもいいと思っていたが、運良く座ることができた。ラッキー!
東京駅ではこだまへの乗り換えもスムーズで、自分はどうも鉄道とは相性がいいようだ。バスと飛行機は駄目みたいだが。
3連休をフルに使って山歩きできなかったが、初めて尽くしの山行を無事に楽しく過ごすことが出来て良かったと思う。お疲れ様でした。
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