小津権現山 〜輝く新緑と満開のシロヤシオ〜
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- GPS
- 04:47
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 904m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | 晴れ 春霞のため遠望は利かず |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・よく踏まれている登山道で、道は鮮明。 ・前衛峰前後の傾斜は急なのでスリップ注意。 ・一部やせ尾根を歩く箇所もあり転倒・滑落には注意のこと。 ・高屋山下で分岐する旧道は通行困難かと思われる(急斜面のトラバース、急登有りで現在通れるのかどうかは不明)。 ≪危険動物情報≫ ・ヤマビル:遭遇せず。 ・ヘビ:遭遇せず。 ・クマ:遭遇せず。小津権現山周辺に生息しており、目撃情報も少なくない。 |
その他周辺情報 | ≪商店・自販機≫ ・国道を離れるとトイレ、自販機、商店等無し。 ・最終コンビニは揖斐川市街のサークルK。 ≪トイレ≫ ・登山口、登山口〜小津権現山頂までトイレ無し。 ・公衆トイレは国道418線の東津汲交差点付近のものが最終と思われる。 |
写真
感想
今年のお盆休みにいよいよ奥穂高に挑戦する決心を固め、岩稜帯歩きにスカルパの重登山靴を導入。
前回の小津権現登山が山デビューとなった友人も、登山靴を購入したので、新たな相棒のテストランに新緑の小津権現山に再訪してきました。
前回、山頂はにわか雨で自慢の展望を楽しめなかったので、晴天の今日は期待大。
珍しい花も咲くようなので、それも探しながら…。
登山口に到着し、さっそく新しい相棒に足を通す。
岩稜帯を安定して歩ける性能があるだけに、足元の安定感は半端ない。
土やザレた斜面でもグリップ力が段違いで滑らない。
ただし、とても重くて序盤から足が疲れてくる…。
しかし履き慣らさないと奥穂には行けないので、頑張ります。
登山口から山頂まで一貫して天然林の中を行く登山道は序盤から輝く新緑の中を進みます。
青空をバックにした新緑の森のなんて美しいこと!
次々に目に飛び込んでくる輝く緑。
傾斜はきつくても、足が重くても、疲れを忘れる清々しさ。
先回の銀杏峰もしかり、5月の自然林(特にブナ林)は最高に気持ちいいトレイルが楽しめますね!
2週間前に来た時とは森の様子もだいぶ変わっていて、登山口付近の森は新緑から濃いグリーンの深緑に移り変わりつつあるようでした。
花も前回は咲き乱れていた、スミレ、キランソウ、ハルリンドウ、イワウチワはすっかり消え、変わってチゴユリ、ユキザサなどが見られました。
森でも季節は着実に進んでいることを実感します。
1時間ほど登ると高屋山。
ここからはブナ林歩きなり、森の木々もまさに深緑真っ只中。
前衛峰までは緩やかなトレイルを歩いて、美しい森を楽しみます。
きつい登降がある前衛峰では満開のシロヤシオが迎えてくれました。
前回は蕾だったシャクナゲにも期待して来たのですが、ほどんどの花は散ってしまっていて、もう終わりかけでした。残念。
夏山でキバナシャクナゲやハクサンシャクナゲに会いたいものです。
重い登山靴で疲れた足を何とか持ち上げ、2時間半ほどで小津権現山頂に到達。
空は快晴なものの、春霞のために遠望は利かないのが残念。
空気が澄んでいると、北アルプス〜中央アルプス〜南アルプス〜濃尾平野まで一望のもとの好展望の山なのになあ。
それでも両白山山地の雄、能郷白山と加賀白山がその美しい姿を見せてくれました。
午後から母を名古屋の病院に連れていかないと行けないので、今日はここで撤収。
急いで下山しようとのことで、お互い小走りに進みますが、重登山靴は走るのには不向きでさらに疲れました。
同行の友人の登山靴もかなり重いものですが、山猿のようにサッサッサとどんどん進んで行く。
本当に山行2回目かね。
やはり山でも運動神経は必要だとまたもや痛感させられました。
結局私のペースはあまり上がらず登山口まで1時間半かかりました。
下山中、歩いているだけなのに足がつるし、下山後に普段は痛まない太ももの裏側が痛むし…、で重登山靴を履いて歩くことの大変さを存分に味わえました。
これ履いて上高地から涸沢へ、ザイテングラートを登り、穂高岳山荘横の岸壁を登って奥穂高山頂へ…行けるだろうか??
涸沢までは低山用のトレッキングシューズで行く(靴を一つはぶら下げて行く)??
奥穂遠征に課題も残りました。
新緑の森のトレイルを楽しみ、重登山靴の大変さを味わった山行になりました。
花は、ユキザサやツクバネウツギなど初めて見るものにも会えました。
この山で咲くという金さん、猿さんには…
同行の運動神経抜群な友人は、山を駆け回るサルを思わせる俊敏さでした…(失礼?!)。
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