七種山、七種槍 【兵庫県、播磨】
- GPS
- 04:31
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 909m
- 下り
- 919m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(自宅) = (金剛城寺旧山門) - (七種山) - (七種槍) - (金剛城寺旧山門) = (温泉) = (自宅) <アクセス> ・播但自動車道(中国自動車道からでも同様)福崎北ICで下り、県道23号左折(市街、宍粟方面)。国道312号北行きへ右折、直進で県道406号線でJR福崎駅方面へ。道なりに福崎駅南側の踏切を越え、ずっと直進すると、やがて野外活動センターが現れる。更に直進すると、林道小滝線との分岐が現れ、そこを左手に進むと、旧山門。車は太鼓橋の手前まで入ることが可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山届 ・特になさそう ○コース状況 ・2010年1月に福崎町山の会により道標整備がなされている。周回コース全般によく案内が整備されている ・町界尾根〜七種槍で小滝林道に下降するポイントが示されている。最近に整備されたものと思われる ・七種山から町界尾根までの間には台風跡の倒木が多数ある。テーピングがきちんとメンテされているので、これを見失わないように気をつければ道を逸することはない ・つなぎ岩は頂上から近いが、笠岩はそれよりは遠いようである ○温泉、食事 ・登山口付近には店舗はないが、JR福崎駅からも遠いところではないので、街まで出れば何かはある ・温泉は、近くはないが雪彦温泉や笠形温泉が近辺にある |
写真
感想
快晴と紅葉に誘われ、秋の山へ。出発時間が遅れた(毎度の寝坊)ものの、辛うじて届きそうな七種山に行くことに。
旧山門付近()では、秋の滝見客と思しき車がぽつぽつ。山門前でランチの一行も。七種川の流れる川音を楽しみながらのおいしそうな昼食を横目に、やや急いた出発。旧山門から斜度が増す舗装路をしばらく行くと、弁慶岩。何が弁慶かと思えば、鋸目を思わせる切れ目が。なるほど、怪力一刀ということか。やがて、太鼓橋()。ここからは山道となるが、目の前には早くも七種の滝()。水量が全くないのは今の季節だからか。濡れた岩肌が滝の全容を伝えてくれるが、伴うべき音がないのでやや拍子抜け。七種神社()は滝見台でもある。清澄な滝に神を感じたのか。そこからは、露岩も混じる尾根筋の急登。頂上を思わせるような緩みまで来ると、展望台()。七種南面の視界が開けるが、平野が主であり山は七種薬師から七種槍が見える程度。
山頂に向けて最後の登りを行くと、北への縦走路と合流し()、右手すぐに山頂()。北面、東面の視界が良好。以前は見通しの利かない樹間の山頂だったらしい。暁晴山から段ヶ峰にかけての山々()、笠形から千ヶ峰にかけての山々()がよく見える。
山頂から東へやや下ると、つなぎ岩がある。本によると17mの深さの亀裂だとのこと。幅50cm、深さが公称17mの亀裂を渡ると格好の展望台。戻って今度は笠岩へ。しかし、標高差にして30m程度下ったが、現れそうにないので引き返す。もう少し下にあるようだ。
山頂部に戻り昼飯。程なく40〜50歳代男性数人のグループが軽装で現れる。つなぎ岩にみんなで行ってしまったところで、こちらも出発。縦走路に進む。山頂から町界尾根までの下りは、かつての台風被害がそのままに放置されている。次々と現れる倒木に進路を塞がれるが、案内テープが最近も付け直されたようであり、しっかり追跡すれば道を見失う心配はない。
町界尾根に出て()、尾根をしばらくは進む。やがて、市川町への道を分ける()。そこからは、視界の利かない狭い尾根を忠実にたどる。意外に急斜面が何度も現れる。やがて小滝林道への分岐を見る()。かつては通行不能と本に案内されていたが。そこからは、東の市川町側が近年の植林帯となり、一瞬開けた視界から大中山の大紅葉が見える。名瀑“亀ヶ壺”の東にある三角点の山だが、無名。やがて、岩ごちて来たら、山頂()。視界は悪い。今日は既に時間的に遅いので、すぐに出発。
山頂にはわざわざ野外活動センターには行けないとの断り。確かに山頂手前に分岐がある()。その指示に従い山頂を背にして左手に折れる。程なく、岩場を下る。何度かの小ピークと都度現れる岩場の下りを繰り返すうちに、美しい紅葉と七種山を何度も振り返り見ることができた。鎖があるとのことだったが、鎖場ではなく鎖が進路を示すように設置されているだけであった。
やがて、紅葉の岩場下りも終わりが近づき()、鉄塔下をくぐり最後のピーク()。
ここからは、田口奥池まで一気の下り。途中にあるベンチの分岐点が、野外活動センターの設定した周回ハイキングコース。そこからも更に砂っぽい歩きにくい急斜面を下る。程なく、ずっと見えてきた奥池のほとりに到着()。野外活動センターの管理棟の脇を抜けて、車で通った林道へ。ここから旧山門までは概ね2.5km、約25分の歩き。10分ほどで、旧山門への道と小滝林道との分岐()。小滝林道からの道もそのうち行ってみたい。またこの手前には七種薬師の案内も。これも行ってみたいものだ。
暗くなるほどに鬱そうとした林道を進むと、やがて、車の止まる旧山門前に。ハイカーはまだいる。ハイキングの時間ではなかろうに。というよりは、冬の日が落ちるのは早いということか。
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