槍ヶ岳 新穂高 (三度目の正直)
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- GPS
- 13:48
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,167m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 13:48
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷は少し上流に行けば濡れずに渡れました。 飛騨沢前半は雪があったりなかったり。早目にアイゼンをつけると何回か脱着するハメに。 |
その他周辺情報 | 荒神の湯へ 200円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
常備薬
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | シリセード持って行けば良かった。まだできそうでした。 |
感想
先月、焼岳に登り雪山デビューを果たし、雪山の楽しさを覚えてしまいました。過去2度(夏山ですが)登っている槍ヶ岳のレコを拝見すると、まだ雪がありそうです。
日帰りであれば、下山時(午後)の雪はゆるみ、初心者でも危険が少ないと判断、陽も長いし、天気予報もばっちり。決行することに!
過去2度の槍はいづれも雨でした。次こそはという思いもあり数日前から晴れをい折っておりました。
駐車場に着いたときは、びっくりするくらいガラガラでした。なにせ夏秋しか来た事がなかったので。
車を止め、ライトを消し空を見ると見事な星空でした。
今回は、昨年、ヤ●オクで間違って即決ボタンを押してしまい新品より200円安い価格で落札した、そこそこ使用感のある中古のイチガンレフを持ってきました。
山に持ってくるのは初めてです。
試しに車のボンネットに置きCDケースで角度をつけ初星空撮影をしました。要領がわからずピンボケの写真しか撮れませんでしたが雰囲気は伝わるかなぁ。かなりの精進が必要です。
星空撮影は数枚撮ったところであきらめ、2時間ほど仮眠し出発することにします。
3度目の正直とはこうゆうことを言うのでしょうね。快晴です!!
しかし、登り始めて数分で足や背中に違和感が、なんとなくいやな予感がしましたが3度目にしてつかんだ快晴ですから、迷わず先へ進みます。
槍平小屋に着いたころは両ひざの痛みに加え、太ももがつり出します。
後戻りはしたくありませんのでゆっくり進みます。
飛騨沢まで来るとまだまだ雪がありました。痛みとはうらはらにテンションは上昇中です。前の人の足跡をたどるのですが、気づくと見失うという状態を繰り返し、2時間30分ほど雪渓を歩きました。雪渓の終わりから飛騨乗越までがかなり遠く感じましたが槍の穂先が目に飛び込んできて、疲れが吹き飛びます。
こちらにおられた方に写真を撮ってもらい先へ進みます。
テント場を過ぎ、小屋と穂先が見えるビューポイントに到着。やっとこさこの景色を写真に収めることができました。感無量です!そしてザックを小屋前にデポし、カメラと水分のみもって穂先へ。
「しまた!望遠レンズ忘れた!」山頂手前のハシゴの辺りで気づくが、小屋まで戻る気になれずあきらめます。何のために持ってきたのやら・・・
山頂まで、7時間半強かかっちゃいました。足痛すぎです!
山頂には1名の方がおられました。この方に写真を撮ってもらい、観賞にひたります。降り際に分かったのですが、この方、今回の登山を動画で撮影されておりYouTubeにupされるとのこと。僕の後ろ姿を登場させていただけるとのことで楽しみです。
小屋まで下りてきたところで昼食をとり下りるとします。
雪渓は靴の中に雪が入ってくるので途中からゲイターつけましたが、ひざにやさしいく痛みをあまり感じず下ることができました。下山時は雪がゆるいおかげでアイゼン不要でした。
雪渓の終わり辺りは踏み抜き注意です。何回か足をとられました。
最終水場の辺りから夏道になります。ここから足の痛みとの真の戦いが待ち受けておりました。最初は左ひざが痛かったのですが、いつの間にか右ひざのほうが痛くなり、滝谷非難小屋が無茶苦茶遠かった。終始痛みとの闘いで、登りより時間がかかってしましました。白出からの林道も舗装されたところはものすごく痛く、普段は気づかないですが砂利道とのクッションの違いを実感できました。
途中モグラを見つけ小休止、これが失敗で一度休むと歩き始めがヤバイです。連続で歩いたほうが、まだ痛くない(麻痺してるから?)です。
なんやかんやで指導センターに着いたのは18:43でした。
6時間近くかかっての下山でしたが、雪渓下りがなかったら確実に登り以上に時間がかかったことと思います。
あらためて、筋力不足を実感した次第です。
荒神の湯で疲れを癒し、仮眠しながら無事家路につくことができました。
山の神様に感謝です。
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