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Yamareco

記録ID: 889706
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳・横岳・硫黄岳 〜花と絶景の稜線歩き〜

2016年06月02日(木) ~ 2016年06月03日(金)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
13:16
距離
14.5km
登り
1,078m
下り
1,524m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:46
休憩
0:35
合計
5:21
11:49
74
スタート地点
13:03
13:04
42
13:46
14:00
85
15:25
15:30
40
赤岳展望荘
16:10
16:25
45
赤岳
17:10
赤岳展望荘
2日目
山行
8:42
休憩
2:31
合計
11:13
3:47
26
赤岳展望荘
4:13
4:24
20
4:44
4:56
2
4:58
4:59
139
7:18
7:49
10
7:59
8:00
13
8:13
8:13
26
8:39
8:49
5
8:54
8:57
3
9:00
9:35
8
9:43
9:44
8
9:52
9:53
27
10:20
10:33
8
10:41
10:42
6
10:48
11:00
22
11:22
11:22
23
11:45
11:52
17
12:09
12:18
18
12:36
12:36
49
13:25
13:25
5
13:36
13:37
43
14:20
14:21
31
14:52
14:53
6
14:59
14:59
1
15:00
ゴール地点
GPSログ不調のため 登山口〜南沢の途中、行者小屋〜展望荘〜赤岳〜展望荘のログ無し
天候 6月2日 晴れ 風が強い
6月3日 快晴 風もおさまり穏やかな登山日和
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸の赤岳山荘の駐車場を利用 料金一日1000円
コース状況/
危険箇所等
≪登山道の状況≫

〜南沢コース・北沢コース〜
・八ヶ岳核心部へのアプローチルートで危険個所無し
・南沢:登りの勾配はこちらの方が急 一部ルートが不鮮明な箇所も有り、道迷いが発生している模様
・北沢:前半は車道歩き、後半は赤岳鉱泉まで北沢の流れに沿って歩くコース

〜赤岳地蔵尾根〜
・行者小屋から急登で一気に稜線へ登る
・後半はハシゴや鎖場がある。高度感のある急斜面のトラバースもあり。スリップしないよう慎重に。

〜赤岳展望荘から赤岳山頂〜
・登山道の傾斜は急で、鎖を頼りに登降する区間もある。混雑時にはすれ違いに気を遣うことになりそう。ここも雨天時にはスリップ・転倒に要注意。

〜横岳縦走〜
・随所にハシゴ・鎖場があるアルペンムード満点のコース。
・転倒すると怪我では済まない箇所も随所にあるので、慎重に。
・3点支持徹底し、安定した場所に足を置くように心掛けること。
・横岳奥之院前後が核心部。登山道脇は切れ落ちた斜面。
・カニのヨコバイと言われる箇所はさほど高度感はなく、足場も十分あり、鎖もあるので、それほど怖くなかった(ちなみに当方は高所恐怖症です…)。

〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜
・硫黄岳山頂からの下りの序盤は段差が大きい箇所あり。
・足元はザレていて滑りやすいのでフラットフィッティングで行きましょう。
・赤岳鉱泉側の中盤から樹林帯歩き。一か所ハシゴ(桟橋)もあり。特に危険個所は無い。

≪危険動物情報≫
・クマ:南八ヶ岳周辺には棲息していないとの情報もあるが果たして…
・ヘビ:遭遇せず
・ヤマビル:遭遇せず
その他周辺情報 美濃戸から諏訪南インターの途中に日帰り温泉の樅の湯がある。
入浴料500円、シャンプー・ボディソープ完備。
泉質もよく良いお風呂でした。
諏訪南インターを降りると八ヶ岳が一望できる
さぁ、あのてっぺんまで行くぞ〜
2016年06月02日 08:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 8:39
諏訪南インターを降りると八ヶ岳が一望できる
さぁ、あのてっぺんまで行くぞ〜
ノウゴウイチゴ
序盤でたくさん見る 北沢コースの渓流沿いで大群落を形成
2016年06月02日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/2 9:57
ノウゴウイチゴ
序盤でたくさん見る 北沢コースの渓流沿いで大群落を形成
オニシモツケ
2016年06月02日 10:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 10:00
オニシモツケ
サクラソウ 赤岳山荘付近
2016年06月02日 10:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/2 10:04
サクラソウ 赤岳山荘付近
クリンソウ これもサクラソウ科の花
2016年06月02日 10:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/2 10:06
クリンソウ これもサクラソウ科の花
登山口から望む阿弥陀岳の威容
2016年06月02日 10:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:10
登山口から望む阿弥陀岳の威容
北沢・南沢とも美しい渓流沿いのルート
2016年06月02日 10:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:12
北沢・南沢とも美しい渓流沿いのルート
北沢・南沢の分岐
今日はホテイランを見たいので南沢へ
2016年06月02日 10:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:28
北沢・南沢の分岐
今日はホテイランを見たいので南沢へ
ズダヤクシュ
喘息の薬になる野草だとか
2016年06月02日 10:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/2 10:33
ズダヤクシュ
喘息の薬になる野草だとか
カラマツソウ?
2016年06月02日 10:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:36
カラマツソウ?
きれいに苔むした林床の森
八ヶ岳に来たことを実感する
2016年06月02日 10:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:40
きれいに苔むした林床の森
八ヶ岳に来たことを実感する
ホテイラン自生地
ルールを守って鑑賞しましょう
2016年06月02日 10:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 10:48
ホテイラン自生地
ルールを守って鑑賞しましょう
ホテイラン
2016年06月02日 11:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
6/2 11:20
ホテイラン
白花も一輪あった
2016年06月02日 11:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/2 11:28
白花も一輪あった
緑の苔をバックに
森の妖精のようだ
2016年06月02日 11:30撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
6/2 11:30
緑の苔をバックに
森の妖精のようだ
ロープの外から撮影しましょう
立ち入ってベストアングルで撮影したいのは山々ですが…
2016年06月02日 11:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 11:59
ロープの外から撮影しましょう
立ち入ってベストアングルで撮影したいのは山々ですが…
ツバメオモト
2016年06月02日 12:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 12:06
ツバメオモト
ツバメオモトのアップ
ユリ科の花らしいきれいな形
2016年06月02日 12:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:05
ツバメオモトのアップ
ユリ科の花らしいきれいな形
ネコノメソウ
ツルネコノメ??
2016年06月02日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:47
ネコノメソウ
ツルネコノメ??
キバナノコマノツメ
こちらも北沢・南沢コースの主役
2016年06月02日 12:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/2 12:56
キバナノコマノツメ
こちらも北沢・南沢コースの主役
コイワカガミ
2016年06月02日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 13:08
コイワカガミ
ニホンジカ
行者小屋付近で頻繁に見かける
2016年06月02日 13:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 13:28
ニホンジカ
行者小屋付近で頻繁に見かける
横岳が目の前に広がる
2016年06月02日 13:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 13:39
横岳が目の前に広がる
横岳をバックにした行者小屋
小屋開けの準備中だった
2016年06月02日 13:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/2 13:48
横岳をバックにした行者小屋
小屋開けの準備中だった
八ヶ岳主峰・赤岳
2016年06月02日 13:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 13:49
八ヶ岳主峰・赤岳
アンパンでエネルギー補給していざ稜線へ!
2016年06月02日 14:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/2 14:00
アンパンでエネルギー補給していざ稜線へ!
空に向かう階段…というかもはやハシゴだ
2016年06月02日 14:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 14:45
空に向かう階段…というかもはやハシゴだ
地蔵尾根の核心部 急斜面のトラバース
鎖があるので何とか登れるが、雨天時は恐ろしい区間だ
2016年06月02日 14:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/2 14:49
地蔵尾根の核心部 急斜面のトラバース
鎖があるので何とか登れるが、雨天時は恐ろしい区間だ
とても高度感のある尾根道
怖いので時々四つん這いで歩いていた
2016年06月02日 14:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 14:51
とても高度感のある尾根道
怖いので時々四つん這いで歩いていた
稜線に到達
野辺山が眼下に広がる
2016年06月02日 15:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 15:04
稜線に到達
野辺山が眼下に広がる
目指す赤岳山頂までもう少し!
2016年06月02日 15:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 15:36
目指す赤岳山頂までもう少し!
赤岳に登頂!
2016年06月02日 16:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 16:10
赤岳に登頂!
赤岳稜線へのアプローチルートが眼下に広がる
2016年06月02日 16:15撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/2 16:15
赤岳稜線へのアプローチルートが眼下に広がる
山頂から南側の展望
2016年06月02日 16:18撮影 by  iPad Air 2, Apple
4
6/2 16:18
山頂から南側の展望
山頂から北側の展望
2016年06月02日 16:36撮影 by  iPad Air 2, Apple
2
6/2 16:36
山頂から北側の展望
ミヤマキンバイ
2016年06月02日 16:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 16:28
ミヤマキンバイ
硫黄岳と横岳
明日はあの稜線を歩く
2016年06月02日 16:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 16:40
硫黄岳と横岳
明日はあの稜線を歩く
本日のお宿 赤岳展望荘
2016年06月02日 16:40撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 16:40
本日のお宿 赤岳展望荘
野辺山と影赤岳
2016年06月02日 18:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 18:36
野辺山と影赤岳
雲が極彩色に染まる
2016年06月02日 18:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 18:39
雲が極彩色に染まる
夕映えの富士山
2016年06月02日 18:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 18:54
夕映えの富士山
中央アルプスに陽が沈む
2016年06月02日 18:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 18:56
中央アルプスに陽が沈む
燃えるような太陽
2016年06月02日 18:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 18:56
燃えるような太陽
部屋から大展望
極上のコーヒータイム
2016年06月02日 19:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 19:12
部屋から大展望
極上のコーヒータイム
甲府の夜景
2016年06月02日 20:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/2 20:53
甲府の夜景
茅野と諏訪の夜景
2016年06月02日 20:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/2 20:55
茅野と諏訪の夜景
赤岳の星空
ふもとの町明かりを拾うのか、満天の星空とはいかなかった
ひときわ赤いのはスーパーマーズ?
2016年06月02日 21:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/2 21:00
赤岳の星空
ふもとの町明かりを拾うのか、満天の星空とはいかなかった
ひときわ赤いのはスーパーマーズ?
翌日
日の出前に赤く燃える地平線
2016年06月03日 04:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:16
翌日
日の出前に赤く燃える地平線
秩父山地から太陽が登る
2016年06月03日 04:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/3 4:23
秩父山地から太陽が登る
赤岳山頂の朝
北側の眺め
2016年06月03日 04:47撮影 by  iPad Air 2, Apple
1
6/3 4:47
赤岳山頂の朝
北側の眺め
富士山
2016年06月03日 04:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 4:54
富士山
富士山と甲府盆地
2016年06月03日 04:43撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:43
富士山と甲府盆地
北岳
2016年06月03日 04:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:33
北岳
甲斐駒・仙丈
2016年06月03日 04:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:33
甲斐駒・仙丈
南アルプス主峰部をバックに
権現岳モルゲンレート
2016年06月03日 04:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
6/3 4:34
南アルプス主峰部をバックに
権現岳モルゲンレート
中央アルプスと影赤岳
2016年06月03日 04:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:39
中央アルプスと影赤岳
中央アルプス主峰、木曽駒ケ岳
梅雨明けしたらまたあなたの元へ
2016年06月03日 04:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:39
中央アルプス主峰、木曽駒ケ岳
梅雨明けしたらまたあなたの元へ
御嶽山
2016年06月03日 04:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:49
御嶽山
乗鞍と諏訪湖と阿弥陀岳モルゲンレート
2016年06月03日 04:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 4:50
乗鞍と諏訪湖と阿弥陀岳モルゲンレート
穂高岳・槍ヶ岳
今年のお盆休みはあこがれの人、奥穂高岳へ挑戦する!
2016年06月03日 04:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 4:35
穂高岳・槍ヶ岳
今年のお盆休みはあこがれの人、奥穂高岳へ挑戦する!
北アルプスのどのあたりかな??
2016年06月03日 04:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:50
北アルプスのどのあたりかな??
北アルプス・後立山連峰
去年の夏、白馬岳からここを見ていたんだ
2016年06月03日 04:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:51
北アルプス・後立山連峰
去年の夏、白馬岳からここを見ていたんだ
野辺山と背後は甲武信ヶ岳?
2016年06月03日 04:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 4:52
野辺山と背後は甲武信ヶ岳?
力強く登る太陽
2016年06月03日 04:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 4:37
力強く登る太陽
赤岳山頂
ここにも広がっている「ほんとうの空」
もとい「八ヶ岳ブルー」というのかな
2016年06月03日 04:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 4:54
赤岳山頂
ここにも広がっている「ほんとうの空」
もとい「八ヶ岳ブルー」というのかな
北側のパノラマ
2016年06月03日 05:02撮影 by  iPad Air 2, Apple
2
6/3 5:02
北側のパノラマ
赤岳山頂直下の登山道
なかなかの急斜面なので、鎖があるのがありがたい
2016年06月03日 05:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 5:14
赤岳山頂直下の登山道
なかなかの急斜面なので、鎖があるのがありがたい
風景が赤から青に変わってゆく
2016年06月03日 05:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 5:24
風景が赤から青に変わってゆく
霜柱 
まさか夏になって見るとは…
6月の3000m級は寒かった
2016年06月03日 05:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 5:27
霜柱 
まさか夏になって見るとは…
6月の3000m級は寒かった
オヤマノエンドウ 赤岳をバックに
2016年06月03日 05:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 5:28
オヤマノエンドウ 赤岳をバックに
赤から青に変わった富士山
こんなにきれいに富士山を見たのは久しぶりだ
2016年06月03日 05:31撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 5:31
赤から青に変わった富士山
こんなにきれいに富士山を見たのは久しぶりだ
赤岳展望荘の朝食
勝負の横岳縦走に備えて苦しくなるほど食べた
2016年06月03日 05:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/3 5:45
赤岳展望荘の朝食
勝負の横岳縦走に備えて苦しくなるほど食べた
日陰に少しだけ残雪が残る
2016年06月03日 07:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 7:26
日陰に少しだけ残雪が残る
クモマナズナ?
ミヤマタネツケバナ??
2016年06月03日 07:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6/3 7:30
クモマナズナ?
ミヤマタネツケバナ??
キバナシャクナゲ
2016年06月03日 07:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 7:41
キバナシャクナゲ
乗鞍、穂高、槍、美ヶ原、霧ヶ峰を見ながらの最高に気持ちのいい稜線歩きが始まる
2016年06月03日 07:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 7:42
乗鞍、穂高、槍、美ヶ原、霧ヶ峰を見ながらの最高に気持ちのいい稜線歩きが始まる
イワウメ
2016年06月03日 07:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/3 7:54
イワウメ
アオノツガザクラ
今日の稜線ではこれが主役だった
2016年06月03日 07:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 7:55
アオノツガザクラ
今日の稜線ではこれが主役だった
赤岳展望荘と赤岳
2016年06月03日 07:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 7:57
赤岳展望荘と赤岳
ハシゴが出てくる
でもまだまだ序盤戦
2016年06月03日 08:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 8:08
ハシゴが出てくる
でもまだまだ序盤戦
ハクサンイチゲ
2016年06月03日 08:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
6/3 8:15
ハクサンイチゲ
ツガザクラ
可愛いピンク色
2016年06月03日 08:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 8:30
ツガザクラ
可愛いピンク色
最初のピークを越えて赤岳を振り返る
2016年06月03日 08:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
6/3 8:33
最初のピークを越えて赤岳を振り返る
横岳序盤の核心部
一枚岩の登り
2016年06月03日 08:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横岳序盤の核心部
一枚岩の登り
赤岳と富士山と
2016年06月03日 09:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:11
赤岳と富士山と
ツクモグサの群生
2016年06月03日 08:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 8:50
ツクモグサの群生
開いていないものが大半
でもこのモフモフもまたチャーミング
2016年06月03日 09:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 9:20
開いていないものが大半
でもこのモフモフもまたチャーミング
ツクモグサ
きれいなレモンイエロー
マクロで撮ると鳥肌が立つ美しさ
2016年06月03日 09:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 9:26
ツクモグサ
きれいなレモンイエロー
マクロで撮ると鳥肌が立つ美しさ
チョウノスケソウ
氷河期からの生き残り
2016年06月03日 09:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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チョウノスケソウ
氷河期からの生き残り
オヤマノエンドウ
稜線のもう一つの主役
2016年06月03日 09:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 9:33
オヤマノエンドウ
稜線のもう一つの主役
きれいな紫色
2016年06月03日 09:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 9:32
きれいな紫色
個人的に一番怖かった箇所
高度感がある斜面のトラバース
しかもここには鎖の補助無し
2016年06月03日 09:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:39
個人的に一番怖かった箇所
高度感がある斜面のトラバース
しかもここには鎖の補助無し
すごい高度感だ
2016年06月03日 09:43撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 9:43
すごい高度感だ
チシマアマナ
2016年06月03日 09:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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チシマアマナ
イワヒバリ
2016年06月03日 09:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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イワヒバリ
横岳主峰の奥ノ院までもうすぐ
2016年06月03日 10:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 10:01
横岳主峰の奥ノ院までもうすぐ
蒼く美しく 槍・穂高
2016年06月03日 10:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 10:05
蒼く美しく 槍・穂高
長〜いハシゴもある
高度感は無いので慎重にいけば問題なし
2016年06月03日 10:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:08
長〜いハシゴもある
高度感は無いので慎重にいけば問題なし
ミネズオウ
これも氷河期からの生き残り
2016年06月03日 10:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 10:17
ミネズオウ
これも氷河期からの生き残り
開花したての花は雄しべがピンク色できれい
2016年06月03日 10:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 10:19
開花したての花は雄しべがピンク色できれい
妙義山とバックには群馬の平野
その背後には榛名山?
2016年06月03日 10:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 10:27
妙義山とバックには群馬の平野
その背後には榛名山?
横岳奥ノ院
2016年06月03日 10:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 10:44
横岳奥ノ院
横岳に登頂!
2016年06月03日 10:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 10:49
横岳に登頂!
素晴らしい高度感
2016年06月03日 10:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 10:50
素晴らしい高度感
赤岳・中岳・阿弥陀岳の眺めも素晴らしい
2016年06月03日 10:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 10:50
赤岳・中岳・阿弥陀岳の眺めも素晴らしい
横岳から南側のパノラマ
2016年06月03日 10:56撮影 by  iPad Air 2, Apple
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6/3 10:56
横岳から南側のパノラマ
横岳から北側のパノラマ
2016年06月03日 10:58撮影 by  iPad Air 2, Apple
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6/3 10:58
横岳から北側のパノラマ
横岳縦走の核心部
緑のザックの方が歩いているのがカニのヨコバイ
2016年06月03日 11:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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横岳縦走の核心部
緑のザックの方が歩いているのがカニのヨコバイ
横岳奥ノ院からの下り
左側は切れ落ちた斜面
鎖が無かったら通れるかな…
2016年06月03日 11:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 11:03
横岳奥ノ院からの下り
左側は切れ落ちた斜面
鎖が無かったら通れるかな…
カニのヨコバイ
足場はしっかりあるし、鎖もある
左側もそれほど切れ落ちていないので、簡単に通過できます
2016年06月03日 11:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 11:09
カニのヨコバイ
足場はしっかりあるし、鎖もある
左側もそれほど切れ落ちていないので、簡単に通過できます
核心部終了
アスレチック気分で楽しかった!
2016年06月03日 11:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 11:19
核心部終了
アスレチック気分で楽しかった!
阿弥陀岳をバックに大同心のピーク
登山道らしきものが見えるけどどうやって行くの?
あそこに立てるのは超人、いや鳥人か!?
2016年06月03日 11:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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阿弥陀岳をバックに大同心のピーク
登山道らしきものが見えるけどどうやって行くの?
あそこに立てるのは超人、いや鳥人か!?
硫黄岳
2016年06月03日 11:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 11:24
硫黄岳
赤と青の平たい石が積み重なる不思議な斜面
2016年06月03日 11:58撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 11:58
赤と青の平たい石が積み重なる不思議な斜面
硫黄岳の爆裂火口
ダイナミック!
2016年06月03日 12:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 12:12
硫黄岳の爆裂火口
ダイナミック!
硫黄岳から北側のパノラマ
北八ヶ岳、天狗岳、去年歩いたニュウ・蓼科山まで一望
2016年06月03日 12:13撮影 by  iPad Air 2, Apple
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硫黄岳から北側のパノラマ
北八ヶ岳、天狗岳、去年歩いたニュウ・蓼科山まで一望
浅間山と佐久平野
2016年06月03日 12:15撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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浅間山と佐久平野
天狗岳
右端のピークがニュウ
2016年06月03日 12:15撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 12:15
天狗岳
右端のピークがニュウ
硫黄岳のミネズオウ
2016年06月03日 12:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/3 12:16
硫黄岳のミネズオウ
横岳・赤岳・阿弥陀岳の大パノラマ
超メジャーな構図だが、誰もが写真に収めたくなる風景
2016年06月03日 12:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 12:20
横岳・赤岳・阿弥陀岳の大パノラマ
超メジャーな構図だが、誰もが写真に収めたくなる風景
眼下の谷にはオーレン小屋
2016年06月03日 12:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 12:25
眼下の谷にはオーレン小屋
この稜線を歩いてきた
2016年06月03日 12:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 12:28
この稜線を歩いてきた
白砂の道
ここから稜線を離れる
2016年06月03日 12:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/3 12:34
白砂の道
ここから稜線を離れる
コバイケイソウの若芽
2016年06月03日 12:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 12:38
コバイケイソウの若芽
ヒメイチゲ
2016年06月03日 12:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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ヒメイチゲ
バイカオウレン?
ミツバオウレン?
2016年06月03日 12:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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6/3 12:44
バイカオウレン?
ミツバオウレン?
コメツガの森に戻って来た
2016年06月03日 13:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 13:00
コメツガの森に戻って来た
タケシマラン
スズラン、ヤナギランと同じく、ラン科の花ではない
2016年06月03日 13:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 13:07
タケシマラン
スズラン、ヤナギランと同じく、ラン科の花ではない
タケシマランの花をアップで
2016年06月03日 13:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 13:07
タケシマランの花をアップで
赤岳鉱泉
2016年06月03日 13:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 13:36
赤岳鉱泉
よくあんなところを歩いてきたものだ
達成感が半端ないよ…
2016年06月03日 13:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 13:36
よくあんなところを歩いてきたものだ
達成感が半端ないよ…
横岳から流れる渓流
2016年06月03日 13:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 13:41
横岳から流れる渓流
コミヤマカタバミ
2016年06月03日 13:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 13:54
コミヤマカタバミ
??
2016年06月03日 14:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 14:10
??
タチツボスミレ
2016年06月03日 14:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/3 14:13
タチツボスミレ
マムシグサ
これが生えない山はあるのかな??
2016年06月03日 14:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 14:25
マムシグサ
これが生えない山はあるのかな??
きれいに苔むした森
2016年06月03日 14:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 14:34
きれいに苔むした森
苔の森の中の清流
2016年06月03日 14:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/3 14:35
苔の森の中の清流
オウレン
2016年06月03日 14:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/3 14:40
オウレン
レンゲツツジ
2016年06月03日 15:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
6/3 15:14
レンゲツツジ
何とか生きて帰ってこれた…
ありがとう、八ヶ岳!!
2016年06月03日 16:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/3 16:21
何とか生きて帰ってこれた…
ありがとう、八ヶ岳!!

感想

爽やかなレモンイエローのツクモグサ。
雪解けと共に稜線に咲くその花は、是非見てみたいものの一つでした。
本州で見られるのは、白馬岳と八ヶ岳。
しかし八ヶ岳では険しい稜線の横岳にしか咲かない…。
高所恐怖症の自分には無理だろうなぁ、とあきらめていました。

異常な暖冬だった今年はツクモグサがもう見頃だとか。
諸兄のレコを見ているとますます行きたくなりました。
夏に奥穂高に行きたいなら、高度感に慣れるためにも挑戦してみようかな…。
行ってみて恐怖心で足がすくむようなら引き返せばいいし…。
そんなこんなで、今年の夏山遠征は八ヶ岳から始めることにしたのでした。

今回の山旅の目的は、赤岳・横岳の高度感のある岩場・鎖場歩きを経験して、岩稜帯歩きの経験値を積むこと。
そして私が山に登る主目的でもある高山植物を見に行くこと。
なかでも山麓の森に咲くホテイラン、稜線に咲くツクモグサ、キバナシャクナゲ、ミネズオウ、チョウノスケソウを見ること。
いくつみつけられるかな?

今回も美濃戸登山口からスタート。
前に来た時は、稜線に登る地蔵尾根も文三郎コースも恐ろしくて、中山展望台まで行って撤収でした。
あの時は指をくわえて見ていただけの赤岳、横岳に今日は登るんだ…。
そう思うといやがうえにもテンションが上がってきます。

まずは南沢から行者小屋へ。
森の林床はきれいな苔で覆われ、八ヶ岳に来たなぁと実感します。
ホテイラン自生地は南沢コースの序盤。
今年はもう散ってしまったかなとやきもきしていましたが…。
ピークは過ぎ終盤ではあるものの、きれいに咲いているホテイランが残っていてくれました。
よくぞ今日まで咲いていてくれました!
苔むした森に生えるひときわ美しい花姿は、まさに森の妖精のよう。
匍匐前進の体勢で無心で写真に収めました。

南沢の流れに沿って登り、枯れ沢を進むようになって横岳が目の前に広がると行者小屋。
本当は文三郎コースで登り、展望や岩登りの練習をしたかったのですが、天気予報通りかなりの強風。
遮るものの無い稜線で突風に吹かれては危険なので、無理をせず最短コースの地蔵尾根を登って赤岳展望荘を目指しました。

行者小屋ベンチでヘルメットをかぶって稜線歩きの準備。
昼食と行者小屋手前で知り合ったkanenoki さんから差し入れて頂いたコーラを頂き、エネルギー補給も完了。
高所恐怖症の自分では登れないかと思っていた地蔵尾根に挑みます。

地蔵尾根は樹林帯の急登が終わると、ハシゴ場・鎖を頼りに歩く急斜面のトラバースがあり、高度感に圧倒されて時によつんばいで歩いたりもしました…。
本日は赤岳展望荘にすら辿り着けず撤退!?…とはならずなんとか稜線まで到達できました。
やればできるものですね…。

稜線に到達すると野辺山側の展望も開け、歩いてきた北沢・南沢コース、行者小屋・赤岳鉱泉もはるか眼下に見えて登りの苦労が吹っ飛ぶ大パノラマでした。

赤岳山荘に荷物を置いて、赤岳山頂をピストン。
展望荘から赤岳への登りが、鎖が無いと登れるのかと思うほどの急斜面でした。
それでも何とか登り切って、八ヶ岳最高峰へ登頂しました。
急斜面のコースは下りが怖かったですが、3点支持の練習ができました。
3点支持ってどういうリズムで手足を動かすのか、まだまだトレーニングが必要だと感じました。

展望荘に戻り、明日に備えて夕食。
ここでもまたkanenoki さんと相席させて頂き、山談義を楽しめました。
赤岳展望荘には無料の飲料水が無く困っていたところ、トレーニング用に持ってきたのでと水を2リットル分けて頂き、これが本当に助かりました。

明日に備えて早めに就寝するも、なかなか寝付けず。
高所恐怖症の自分でも横岳が通過できるのかが心配だった訳です。
おかげでかなり睡眠不足で翌日を迎えました。

翌日は日の出前に起床し、日の出と南アルプス方面の展望を見たかったのでもう一度赤岳山頂へ登りました。
秩父山地から太陽が登り、風景が次第に色彩を帯びていく山の朝は最高に美しいものです。
南側を見ると、富士山、南アルプス、モルゲンレートに染まる権現岳
西には中央アルプス、御嶽、乗鞍、穂高、槍、後立山連峰
北にはこれから向かう横岳・硫黄岳
東には甲武信ヶ岳
空気が澄んでいる朝ならではの素晴らしい大パノラマでした。
見上げた空はどこまでも青く澄み渡る「ほんとうの空」
もといここでは「八ヶ岳ブルー」というのかな…

赤岳展望荘に戻り、朝食をおなか一杯食べて、いざ横岳へ出発
自分ではどうにもならない箇所があったら撤退せねばならないのでドキドキでした。
随所でハシゴ、一枚岩の登り、高度感のあるトラバース、岩登り
しかし鎖などの整備も行き届いているし、慎重に進めばさほど危険とは感じないコースでした。
横岳奥ノ院前後では登山道脇が絶壁だったりしたのが怖いくらい。
一番心配だった「カニのヨコバイ」なるトラバースも高度感はあるものの、拍子抜けするくらい簡単でした。
アスレチック感覚で岩と向き合って歩けたので、楽しかったです。
展望もすこぶるいいので、とても楽しい稜線歩きでした。
また来たくなりますね…。

稜線ではミヤマキンバイ、チシマギキョウ、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラなど初夏の花が咲き始めていました。
チョウノスケソウはまだつぼみが多いけれど、きれいに咲いているものに会えました。
ミネズオウは横岳手前のハシゴ下に咲きますが、硫黄岳では良く見るとたくさん咲いていました。
現在の稜線の主役はアオノツガザクラとオヤマノエンドウでした。

最大の目的だったツクモグサは
二十三夜峰で群生していました。
時間が早いからか閉じているものが大半ですが、葉や茎のモフモフした毛がチャーミングでした。
開いているものには会えないかと思いきや、1輪だけきれいに開花しているものに会えました。
マクロレンズで撮影し、確認するとため息が出る美しさです。
この後も横岳奥ノ院までは時々咲いていますが、崖のふちに咲いていたりするので接近できないのが残念。
こんな厳しい環境でよくこんな美しい花が咲くものだと思うと感動しますね。

キバナシャクナゲは登山道脇にたくさん咲いていますが、まだ開花していないものやしおれてしまっているものがほとんど。
きれいい咲いているものを探そうとすると苦労するといった感じです。

横岳核心部が終わると硫黄岳山頂へ登り返し
ダイナミックな爆裂火口や、北八ヶ岳・浅間山など北側の展望を楽しんで下山しました。
赤岳鉱泉まで下ってくると、さっきまで山頂にいた横岳が背後に広がります。
あの稜線を歩いたんだと思うと、達成感がこみ上げてきます。

1時間半ほどで美濃戸へ戻り、温泉に入って岐阜へ帰投しました。
岩稜歩きの経験を積み、美しい花も見れて(しかも見たかったものに全部会えた!)、思い出に残る山行になりました。
奥穂高のトレーニングと思っていたけれど、八ヶ岳は最高に楽しかったので、もっと八ヶ岳を味わいにまた来たいと思いました。

長文お付き合いありがとうございました。

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コメント

花が写真から飛び出しそうだ!(゜o゜)
お疲れさまでした。
夕食を共にした、かねのきです
こんなにも沢山の花があったのですね!
遠くの風景ばかり見てないで、足元や横も見ないと損ですね!
北アルプスでも沢山の花レコ楽しみにしてます
では、また山で会いましょう
2016/6/7 2:29
山での出会い、ありがとうございました!
kanenoki さん、コメントありがとうございます。
kanenoki さんも私同様にヤマレコユーザーでみえたのですね。
レコを拝見すると、ハードなコースに挑んでおられるようでさすがと思いました。

貴重な水を分けて下さって、本当にありがたかったです。
夕食をご一緒できて山談義を楽しめたり、次の日に横岳一帯でもお会いでき、危ないところは一緒に歩いて頂けたのも助かりました。

花の撮影は楽しいのですが、気を付けていないとルートを外れてしまったり、不安定な場所で撮影していてヒヤリとしたこともあるので、気を付けたいと思っているところです。

関東在住でみえるとなかなか低山ではお会いしませんが、夏のアルプスでまたお会いするかもしれませんね。
そのせつはまたいろいろ教えて頂けるとうれしいです。
同行の方にもよろしくお伝えくださいませm(__)m
2016/6/8 1:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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