岩櫃山=大河ドラマの舞台/ついでに観音山も
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 571m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩櫃山=六合目から岩場が連続するが、梯子や鎖が付けられているので安心。頂上に登る最後の鎖場は20m程の高さで高度感もあって緊張する。その他は一般のハイキングコースといった感じで問題ない。 いたる所に道標が立ち、道に迷うことはないし、大河ドラマに関連した遺跡には幟が立っているので見つけやすい。 観音山=道標が随所にあり、道も整備されている。頂上まで往復するのは簡単だが、洞窟を探検すると、それなりに時間を要する。 |
写真
感想
今年の大河ドラマ「真田丸」はなかなか面白い。真田氏が上田に移る前に居城としていたのが岩櫃城であり、岩櫃山の中腹にある。このドラマのタイトルバックに映っているのが岩櫃山。200mにおよぶ絶壁を巡らせた堂々たる岩山で、迫力がある。TVでこのシーンを見る度に、いつか登ってみたいと思っていた。
昨日(11日)は角落山と剣の峰に登り、麓で車中泊。今朝、そこから車を1時間ほど走らせて、岩櫃城跡駐車場に着いた。途中、TVで見慣れた大岩壁を纏った岩櫃山が角度を変えて眺められ、いやが上にも登高欲が増してきた。
ところが、駐車場脇に設置されている大きな岩櫃山周辺ガイドマップを見て驚いた。「蜜岩通り登山道は、滑落事故が多発しているため、登山道を一時閉鎖します。(後略)」と書かれた小さな警告文が隅に張られていた。先月、ここで死亡事故が起きたことはニュースで聞いた。だからって通行禁止にするの? それはないですよねえ。このルートが一番面白い、と言われているのに。今日は、当然この蜜岩通りを登り、尾根通りを降りながら城跡を見る周回コースを採る積りだった。さて困った。どうしよう。仕方がない、蜜岩通りの代わりに旧赤岩通りを登ることにしよう。
ということで、出鼻を挫かれた感じだ。旧赤岩通り自体はのんびり歩けるハイキング道だが、大岩壁の裾を回り込むので、間近に絶壁を見上げながらその迫力を実感でき、まあ、それなりに良かったかもしれない。
尾根通りに合流し、梯子や鎖場が続けばこれまた楽し。帰りには観光客に混ざりながら岩櫃城跡を見物するのもこれまた楽し、である。
のんびり歩いても、正午前には駐車場に戻れた。今夜は小野上温泉で昔の山仲間と飲み会。まだ十分に時間があるので、ついでに隣の観音山にも登ってこよう。ということで、車を不動堂駐車場に移動した。
観音山は標高530mの小さな山。龍峩山とも呼ばれている。駐車場から標高差110mを登れば頂上。しかし、あちこちに洞窟が点在しているので、この中にもぐってスリリングな体験を味わえて面白かった。洞窟内に観音様が数多く祀られているので、観音山と呼ばれているらしい。
それにしても今回の山行はどこも肝心のルートを登れなかったのが心残りだ。今日の山でも、岩櫃山では蜜岩通りが通行禁止、観音山でも南大岩窟から頂上までの間が通行止め。残念だ。昨日の角落山でも肝心の男坂コースを敗退。もっともこの原因は私の恥ずかしいミスによるから自業自得だ。
(この角落山の記録をヤマレコに投稿したら、yamayuriさんからコメントを頂き、自分のミスに気付かされた。と同時に、赤テープや踏跡が無くても、あまり気にせずに突き進んでしまう私の悪い癖がまた出てしまった、男坂コースは難路とは言え、一応、登山道なのだから、踏跡や赤布があるはずだから、これらをもっと真剣に探すべきだった、と反省しています)
反省すべきこと、通行止めに対する不満等々あるけれど、この2日間、梅雨の晴れ間に恵まれ、西上州の山々を楽しむことが出来ました。この辺りで登りたい山々はまだまだ沢山ありますね。
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