湯の小屋より笠ヶ岳!嬉しい事に急遽、至仏山より鳩待峠へ!
- GPS
- 08:22
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,813m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://goo.gl/maps/DpA2m 少し行った右の駐車スペースへ! https://goo.gl/maps/eiUET |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し 【駐車スペース〜咲倉沢頭避難小屋】 荒れた山道を林道と交差しながら 樹林帯の中をアップダウンをしながら標高を上げる! 【咲倉沢頭避難小屋〜片瀬沼】 倒木で数か所道が塞がれています。 泥んこ道と背の高い笹を掻き分けて! 【笠ヶ岳〜至仏山〜鳩待峠】 悪沢岳手前まで時々泥んこ道! 以降至仏山コースは良く整備された山道 ワラビ平先の林道終点で熊と遭遇しましたので注意が必要! ※湯の小屋〜笠ヶ岳区間は音の大きい熊鈴必須! |
その他周辺情報 | 鈴森の湯(2H:650円) http://suzumorinoyu.com/ryoukin.html |
写真
感想
昨年のリベンジとして湯の小屋より尾瀬の笠ヶ岳へ向かう事にしました。
ちなみに昨年6月訪問時、片藤沼手前の不明瞭な残雪で
コースアウトとなり、無念の撤収を余儀なくされました。
奈良俣ダム手前より荒れ気味の山道へ入ります。
前日の雨と露の影響で、濡れた熊笹でズボンはびっしょり!
ワラビ平を過ぎて林道終点では、
前方30m付近に動物の気配がするので立ち止まります。
目を凝らすと山道を少し離れた樹林の間から黒い塊が?熊だ!(汗)
慌ててザックを揺すり熊鈴を大きく鳴らして、
予備の鈴も思いっきり手で振って究極のオーバージェスチャーで
一か八で咄嗟に鳴らします。
熊も驚いたのか突然こちらでは無く右下の沢へ木の枝をなぎ倒しながら、
逃げるようにドスンドスンと勢いよく下がって行きました。
私はしばらく呆然状態!本当に間一髪の所でした。
突然の出来事だったのでカメラで撮る余裕は全くありませんでした。
急登を終えて咲倉沢頭避難小屋では本日始めての登山者とお会いします。
鳩待峠より湯の小屋へ自転車を駆使しての行程だそうです。
倒木で塞がれたり、背の高い熊笹に覆われて難儀な歩きになって行きます。
片藤沼手前より泥んこ田植状態になって、靴は泥だらけ!
笠ヶ岳手前の分岐では鳩待方面より多くの登山者が来るので賑やかになります。
ランチ休憩をゆっくりしてからピストンで帰ろうと思っていた矢先連絡が入ります。
nadesikoさんとメンバー5名で至仏山へ向かっているそうです。
チャンスと思い、電波があるうちに無理なお願いをして、
私も至仏方面へ向かって合流する事にします。
悪沢岳先の分岐よりお花観賞をしながら至仏山へ向かうと
山頂手前でメンバーとランダムにスライド!
至仏山でひと息ついて大渋滞の中をチャッチャカ下がって行くと
無事合流出来ました。
帰路は坤六峠経由で湯の小屋まで送って頂き車を回収です。
そして再び鈴森の湯で合流しゆっくり寛ぎました。
本日は思いがけない嬉しい急遽のコース変更が出来た為、
熊が出没した荒れ気味の湯の小屋コースを下がらずに済みました。
私が熊と遭遇したのは5年前の鳳凰三山以来です。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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リベンジお疲れさまでした。直近でシゴトで奈良俣のキャンプ場に行きました時に登山口及び稜線ルート?を眺めてたところでした。 さみしく鬱蒼とした登山口ですよね。眺めたところ4時間くらいかなぁと計ってみましたが、ゆうやけさんで4時間だとすると・・・あぁボクは無念。 眺めただけでクマ気配感ずる山域にひとりでとは、川口浩探検隊隊長にも見習って欲しいものですね。 キャンプ場の方に、湖畔から延びるゲート閉まった林道を進むと少しショートカットになるよ。途中崩落していて、そこが登山道だよ。と教えていただきましたがゆうやけさんが通ったところに合流するのでしょうか?
樹林帯の蒸し暑かった度はどのくらいだったのでしょうか?
メジャーな頂きにマイナールートで行くという心意気。 見ているだけでドキドキしました。
Eric1976さん、こんばんは!
梅雨の時期2年連続での湯ノ小屋より望んでの寂しい歩きとなりました。
このコースは熊の生殖地ですので、熊鈴2コとコンパクトラジオを持って行きました。
しかしながらラジオは圏外のようなので、雑音主体で途中から使わずじまいでした。
湯の小屋より笠ヶ岳手前まで寂しい歩きでしたが、
至仏山山域より楽しいグループハイとなり、少しだけ隊長?
蒸し暑さが予測され3.5リットルの水分を担いで行きました。
丁度鳩待峠で完飲となりました。
奈良俣キャンプ場の方にも山道入口がありますよね。
湯の小屋から笠ヶ岳コースは比較的紅葉時期に登られる方が多いみたいですよ
ゆうやけさん、お疲れさまです~(^^)
またまた素敵なルートのご紹介、ありがとうございます!
熊に遭遇し避けられない状況になってしまった場合、酢を入れた水鉄砲が良いと聞きました。
ライオンでも逃げるとか・・・
試したくはないですが、私はとりあえず用意するつもりです(^^;
ゆうやけさんもシーズン中お気をつけください!
backdropsさん、こんばんは!
少し荒れ気味の山道に入ると動物のトレースが多くありましたよ!
道中、熊の爪あとやフンもあったので用心しての歩きでしたがまさかのバッタリ!
熊に酢を入れた水鉄砲が利くのですか、
初耳ですが試す価値ありますね!しかしながら試す機会は全く要らないです。
笠ヶ岳からの眺望は尾瀬こそ見えませんでしたが素晴らしい景色でした。
お互い熊さんには注意を払いましょうね
こんにちは、Sunsetさん!
熊さん間一髪でしたね!(汗)僕も三国峠でそうでしたけど、一瞬の出来事でカメラとか絶対間に合いませんよね〜!
Sunsetさんが通ったルート、至仏山や尾瀬に繋がるのだからもっと整備されても良いと思うのですが、なかなか難しいのですかね・・・。
しかしお花の種類がとても豊富なコースですね!(お花の名前も参考にさせてもらっております)湿地に生える、モウセンゴケはとても気になります!
ちょっとハラハラ、でもとても楽しく、毎回参考にさせて戴いております!
joumousanzanさん、こんばんは!
凶暴な熊でしたら絶対にアウト!でしたが、
あまり攻撃性の無い熊さんだったようなので、お互い運よく助かりましたね
湯の小屋から笠ヶ岳のコースは静かすぎるほど
鬱蒼とした感じで、殆どが眺望の無い樹林帯歩きです。
避難小屋を過ぎると今年は暖冬だった影響か、
熊笹は伸び放題!山道を探りながらでした。
片藤沼まで標高を上げると尾瀬の雰囲気が漂いテンションが上がります。
至仏山周辺はテーマパーク並みの大混雑でした。
この時期モウセンゴケは何処の湿地帯にも生えているかと思います。
小さいので分かりづらいかもしれませんね。
マイナーなコースは互いに熊に注意を払いましょう
このルートを以前登った時は、私も熊にビクビクしながら歩いた事を思い出しました。
ネマガリタケの時期は、特に登山道に出てきます。
熊に出会った時は、カメラを構える余裕などありません。
にらみ合ってストックを振り上げ相手が目をそらすまで威嚇するだけです。
Tomoさん、こんばんは!
今回も最初から熊に注意をしなければと思いながら歩きました。
Tomoさんも知っての通り、鬱蒼とした山道は人の気配は全くありません。
古い落葉の上には鹿らしき動物の足跡が多くありました。
ワラビ平先では会いたくない熊さんとまさかのバッタリ!
ひるむ事無く、熊に目線を合わせて熊鈴を威嚇するようにならしました。
ストックは無かったので、両手の拳骨を振り上げ大声を出しました。
幸い熊が驚いて去って行ってくれたので、本当にやれやれです
あの状況で写真を撮れるのはバットマン級ですかね?
そして花の白馬三山縦走お疲れさまでした
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