★双六岳∼三俣蓮華岳∼鷲羽岳(新穂高から・双六小屋テント泊)

2016年08月02日(火) ~ 2016年08月04日(木)

• GPS: --:--
• 距離: 36.8km
• 登り: 2,877m
• 下り: 2,880m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:25

6:15 新穂高温泉バス停
6:30 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:43 8:02 わさび平小屋
8:13 小池新道入口
9:16 9:27 秩父沢出合
10:12 10:40 イタドリが原
11:22 シシウドヶ原
12:37 13:19 鏡平山荘
14:31 14:40 弓折乗越
14:56 花見平
15:40 双六小屋(テント泊)

2日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:59

5:03 双六小屋
6:02 6:14 双六岳
6:29 中道分岐
7:24 7:40 三俣蓮華岳
8:16 8:28 三俣山荘
9:45 9:57 鷲羽岳
10:37 11:07 三俣山荘
11:49 双六岳中道分岐
13:02 双六小屋(テント泊)

3日目

• 山行: 5:00
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:13

6:13 双六小屋
7:00 くろゆりベンチ
7:16 花見平
7:30 弓折乗越
8:02 8:31 鏡平山荘
9:03 9:06 シシウドヶ原
9:24 イタドリが原
9:24 チボ岩
9:49 10:07 秩父沢出合
10:47 小池新道入口
11:03 11:26 わさび平小屋
12:26 新穂高温泉バス停

※ルート図は山プラそのまんまです

天候

【一日目】　雨→PMから雷雨
【二日目】　9:00ごろまでは晴れ→そのあとガスガス
【三日目】　快晴！　下山の日に限って…

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・登山者用無料駐車場に駐車　約150台　トイレあり　新穂高バスターミナルまで徒歩10分
・平日にもかかわらず、AM5:30の時点で約8割は埋まってました

コース状況／危険箇所等

【新穂高〜ワサビ平小屋】
・緩やかな林道を歩きます、危険個所はありません
・展望はありませんが、北アルプスらしいブナの森の道で、気持ち良いです
・復路のワサビ平小屋で冷えたキュウリいただきました、うまかった〜　￥100

【奥丸山分岐〜鏡平】
・きつい登りだったように思いますが、自分が絶不調だったせいかも
・途中の秩父沢出合で水補給できます、休憩にも最適な場所です
・平日ですがさすが北アルプス、すれ違いはかなり多いです、気長に行きましょう
・花…ミヤマトリカブト、ハクサンフウロ、サラシナショウマ、シシウド、他たくさん

【鏡平〜双六小屋】
・弓折分岐までは、なかなかの登りだったように思いますが、何しろ不調だったので…
・登りでは悪天で全く分かりませんでしたが、素晴らしい展望の絶景の道です
・鏡平以降は双六小屋まで水場は無かったと思います
・花…チングルマ、ハクサンイチゲ、ニッコウキスゲ、ウメバチソウ、ミヤマゼンコ、クルマユリ、シモツケソウ、などなどなどなど

【双六小屋】
・素晴らしいロケーションの場所に建つきれいな小屋、従業員の対応もかなり好感度高いです
・つまみ系の軽食豊富、もちろん生ビールもあります　￥1000
・テン場はよく整備された水はけのよい砂地で、かなり広いです　￥1000
・富山大学の診療所あります

【双六小屋〜双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳】
・双六岳の手前は、広い稜線歩きで気持ち良いです
・ルート全般を通して、展望は最高です
・三俣山荘で、軽食・水補給できます
・双六岳と三俣蓮華岳の間で、クマさんの目撃情報ありました、結構生息してるらしいです
・花…チングルマ、ハクサンイチゲ、ウメバチソウ、ミヤマゼンコ、クルマユリ、オンタデ、イワツメクサ、他いっぱい

【三俣山荘〜双六小屋・巻道】
・緩やかなアップダウンの優しい道です
・ほとんどお花畑の中を歩く道、展望も良くておすすめです
・中間付近に水場があります
・今回歩いたコースの中では、比較的人が少なめに感じました

※全体通して虫が多く、苦手な人は対策していったほうが良いかも

その他周辺情報

帰りにひがくの湯で、汗を流してから帰りました。　良い温泉ですが、僕ともう一人しかいなくて、のびのびできました。

写真

8/2 6:15

新穂高センター　駐車場から10分くらい

8/2 7:54

ワサビ平小屋　きゅうりみずみずしくて美味かった

8/2 9:27

秩父沢　この後大雨になり、新しいカメラ壊れちゃった（涙）

8/3 5:45

二日目の天気は良さげ　予備で持ってきたコンデジの出番

8/3 5:45

双六岳手前から、槍を望む

8/3 5:46

槍くんと穂高くん

8/3 5:48

双六岳に続く広い稜線　気持ち良い風が吹いてました　

8/3 6:02

双六岳　ブロッケン見えましたが、ちょっと薄くて写真には映らず　

8/3 7:02

三俣蓮華岳への道

8/3 7:05

鷲羽岳

8/3 7:22

三俣蓮華岳付近からの槍穂

8/3 7:24

北アルプスの中心、三俣蓮華岳山頂

8/3 7:25

時折ガスが切れて、笠ヶ岳が見えました

8/3 9:45

鷲羽岳　ガスガスになってしまった・・・

8/3 9:58

鷲羽岳山頂付近の様子　イワイワしてます　

8/3 11:20

三俣山荘　「黒部の山賊」の舞台

8/3 12:28

双六小屋へ向かう巻道　花がいっぱいのとても良い道です

8/4 5:06

三日目の朝　天気良さそう、昨夜は満天の星空でした

8/4 5:19

富山大学双六小屋診療所　交代で入るボランティアの方々と登りで一緒になりました　僕の体調不良を気に掛けてくれて、ありがとうございました

8/4 5:20

テン場から、弓折方面を望む

8/4 6:14

双六小屋

8/4 6:17

奥に笠ヶ岳が見えました

8/4 6:27

鷲羽岳をバックにした双六小屋　名残惜しいけどさようなら

8/4 6:37

槍ヶ岳

8/4 6:39

穂高連峰

8/4 6:44

下山日に限って最高の天気

8/4 6:44

双六岳と鷲羽岳

8/4 7:15

しばらく展望のよい道が続きます

8/4 7:16

絶景ですな

8/4 7:46

鏡平へと続く道

8/4 8:02

鏡平山荘　とっても良いところだけど、テン場がないのだ

8/4 8:31

鏡平から槍方面　雲が出てきちゃった

8/4 10:57

左俣林道　ブナの森の道です

8/2 11:11

ミヤマトリカブト(わさび平小屋〜鏡平)　どく〜

8/2 12:23

サラシナショウマ（鏡平〜双六小屋）

8/3 6:30

オンタデ（弓折分岐〜鷲羽岳）

8/3 7:00

ヨツバシオガマ（弓折分岐∼鷲羽岳）

8/3 7:02

オンタデ　沢山咲いています

8/3 7:04

ウサギギク（双六小屋〜鷲羽岳)　残りわずか

8/3 7:12

ミヤマキンポウゲ（双六小屋〜鷲羽岳）

8/3 7:15

イワギキョウ（双六小屋〜鷲羽岳）　残りわずか

8/3 7:20

チングルマの穂　水滴をまとって、輝いていました

8/3 8:13

ハクサンフウロ（鏡平〜鷲羽岳）　少し残ってくれていました　

8/3 12:09

モミジカラマツ（双六小屋〜鷲羽岳）

8/3 12:12

クルマユリ（弓折分岐〜鷲羽岳）

8/3 12:43

チングルマ（弓折分岐∼鷲羽岳）　もうすぐ終わり

8/3 12:53

コバイケイソウ（弓折分岐∼鷲羽岳）

8/4 6:43

ウメバチソウ（鏡平〜三俣山荘）

撮影機器：

FinePix XP200/XP210 FUJIFILM

DMC-GF7 Panasonic

感想

morohey

　なかなか天候と休みのタイミングが合わず、 約3か月ぶりになってしまった山登り。今回はかなり前から計画していた、久しぶりの北アルプスへ行ってきました。

　一日目、張り切りすぎで詰め込みすぎたザックが重い！　しかもただでさえなまり切った体なのに、かなりの体調不良で絶不調。周りの登山者からも、ずいぶん心配されながら登るという情けない有様でした。
　鏡平を過ぎてからは雷雨にも見舞われ、ほうほうのていで双六小屋に到着。やっと設営したテントに潜り込み、撮った写真を確認しようと思ったら…、ん？カメラがうんともすんとも。奮発して買ったばかりの眼レフ、雨にあたってしまったせいか、享枚たった35枚で天に召されてしまいました( ；∀；)

　二日目、良い天気のおかげで何とか気分を持ち直し、双六岳へ向かって出発。ほんとは双六をやっつけたらテントを回収し、笠ヶ岳に向かって出撃する計画でしたが、体調に関する懸念から、軽荷で鷲羽方面に向かって行けるとこまで散策することに。鷲羽岳山頂に着く頃にはガスガスになってしまいましたが、三俣蓮華まではまあまあの天気で、恐れていた体調不良もなく展望の縦走路をあくせくせずに楽しめました。

　三日目は今回の山行で一番の好天、体もすっかり快調になって下山するのがもったいないような日でしたが、花や展望を楽しみながらなるべくゆっくり下りました。
　わさび平小屋まで降りてきて最後の休憩を終えたら、ついに僕の大事な夏休みは終わり。愉快だけど早すぎの、慌ただしい日常に戻ります。

　今回の山行では自分の体力の低下を痛感したので、双六小屋でお話しした方のアドバイスに従い、毎日スクワットってやつをやってみることにしました。こつこつトレーニングが大の苦手な怠け者なので、いつまで続くことやらですが、今んとこ張り切ってやってますよ。