甲斐駒ヶ岳 日向八丁尾根から黒戸尾根へ(日帰り)
- GPS
- 14:38
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,961m
- 下り
- 2,960m
コースタイム
- 山行
- 13:34
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 14:34
天候 | 晴れ(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
売店もありましたが、営業時間外だったようで未確認 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場〜日向山】 整備されたハイキングコース。危険箇所なし。 ※日向山から錦滝への下山は推奨されていないようです。 【日向山〜大岩山】 一部痩せ尾根などあり。 【大岩山〜烏帽子岳】 大岩山鞍部に向けて鎖・ワイヤーロープ多数。烏帽子岳に近付くに連れて岩歩きになりルート選びは慎重に。 【烏帽子岳〜三ッ頭】 ルートが若干分かりにくい。 【三ッ頭〜六合目小屋】 一度北側の斜面に入って迷った。不安を覚えたら尾根へ。小屋の手前で甲斐駒へのルートと分かれるので見落とさないように。 【六合目小屋〜甲斐駒】 岩登りで要ルーファイ。危険に感じたら間違いだと思った方がよい。鎖場あり。 【黒戸尾根】 刃渡りあたりまでは梯子や鎖が連続。鎖場の足掛かりが遠い個所もあった。 そこから下の方は柔らかい土の斜面を下りる。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
初めてこのルートを知ったのは4年前のエバグリさんのレコでした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-235363.html
その時からずっと気になっていたものの、かなり距離が長く標高差も大きいために歩く事をためらっていましたが、あまり先延ばしにしていると衰える一方なので、ここはエイヤーと覚悟を決めて挑戦した次第です。
尾白渓谷駐車場から歩きはじめて神社から矢立石へと登りますが、ここが地味にきつかった。しょっぱなからこの程度の登りにやられてて大丈夫か?と不安を感じつつ矢立石から日向山へ。ここからは斜度も緩くなり歩きやすくなりました。日も登り明るくなってきた森を抜けると日向山ビーチに到着。写真を撮りながら「いよいよここからが本番だなぁ」と気を引き締めて先へ。
岩を超えて痩せ尾根を抜ければ、アップダウンを繰り返す綺麗な尾根歩きになります。枯れた沢などを横切ったり、美しいカラマツ林を抜けて徐々に標高を上げつつ大岩山へ。疲労は感じていたもののまだまだ頑張れそうでした。
ここから鞍部へは鎖と梯子の連続ですが、しっかりと整備されているので特に恐怖は感じませんでした。この先もアップダウンが繰り返されて、少しずつ体力を奪っていきます。しかし烏帽子岳に近づくほどに、それを忘れるほどに眺望がとても良い!この日はガスっていたものの、それでも仙丈ケ岳や鋸岳が立派な姿を見せてくれます。天気が良ければ烏帽子岳は最高の展望台となることでしょう。
烏帽子岳から三ッ頭を経て六合目小屋へ。この途中で踏み跡につられて北側の斜面に少し降りて道を間違えました。いくつか獣道か分からないようなのがあるのでご注意下さい。あれ?と思ったら尾根に登り返せば大丈夫です。また山頂ヘは小屋手前の分岐を折れる(小屋を高巻く)のですが、私は見落として小屋の周辺を探してしまいました。
小屋の先は甲斐駒ヶ岳に向けてグングン標高を稼いでいきます。ここまででかなり疲れていたので、ここの登りは堪えました。特にこの日は山頂付近が強烈にガスって全く姿が見えなかったため、どこまで登るのかが見えずにひたすら登っていました。何度もニセピークに期待を寄せながらもやっと大きな峰が見えてきて、最後に岩場を登ると山頂に到達しました。残念ながら山頂はガスガスでしたが、上で少し休憩して黒戸尾根を下ります。
話に聞く黒戸尾根は超急登難攻不落梯子鎖刃渡地獄でした。実際は山頂から刃渡りまでは梯子や鎖が多かったですが、その先は適度に九十九折になっている比較的歩きやすい土の斜面に感じました。日没までギリギリの時間だったので、この歩きやすい場所はかなりペースを上げて進みました。ふかふかの土のおかげで登山靴でもヒザへの負担が少なくて、比較的早いペースで進むことができ、おかげで日没前に下山する事ができました。
自分にとっては実力や体力以上の挑戦だったかもしれませんが、へとへとになりながらもなんとか無事に登って下りてこられて良かったです。
kamuiさんお疲れ様でした!
クロトの行って来いはやった事ありますが、それだけでも疲れたのに、この周回りですか!この周回をやられる方はクロト↑日向八丁↓が多い様な気がしていました。こっちが疲れるでしょうね。
私の脳裏にもしっかり刻まれました。お疲れ様です。
ふみさんいつもありがとうございます!
ついつい逆周りをしてしまうのは悪いクセかもしれませんw
とにかく長くて疲れ果てましたが、見所の多いバリエーションに富んだルートでしたので機会があれば是非(^^)/
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する