【五竜岳】五竜山荘泊

2014年07月21日(月) ~ 2014年07月22日(火)

コースタイム

1日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:45

7:55 アルプスだいら
9:05 9:05 小遠見山
10:10 10:15 大遠見山
12:20 13:00 五竜山荘
13:55 14:05 五竜岳
14:40 五竜山荘

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:40

5:50 五竜山荘
7:45 8:20 唐松岳頂上山荘
8:35 8:55 唐松岳
9:15 9:15 唐松岳頂上山荘
10:50 10:55 八方池
11:30 八方池山荘

※コースタイムは概ねで区切っています（3〜4分の誤差あり）。
※水分補給等の時間も込みのタイムとなっています。

天候

初日：曇り
2日目：曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

往路（前夜移動）：夜行バス（毎日あるぺん号　白馬猿倉行き）白馬五竜下車。
　　　　　　　　　エスカルプラザからテレキャビンで移動。
復路：八方アルペンライン（夏期ゴンドラリフト）
　　　高速バス（京王バス　新宿行き）白馬八方から乗車。

コース状況／危険箇所等

・五竜山荘〜唐松岳頂上山荘間、鎖場などあるので要注意です。
・遠見尾根は概ね安全だと思いますが、残雪などを越える所があります。
・初日、白岳付近で滑落死亡事故が発生。我々が通り過ぎる少し前の出来事。

その他周辺情報

【宿泊】五竜山荘
宿泊客が少なかったのか、カイコ部屋の上段を２人で貸切。
宿泊客が少ないせいもあってか、出発するまで快適でした。
夕食のカレーにはスコッチエッグが入っていて美味しかったです。
【日帰り入浴】第二郷の湯
個人的には湯温が少し熱かったかと…。

写真

【エスカルプラザ】この時間帯からトイレ使えます。

【アルプスだいら】到着した途端にガスってきた…そして、この日は晴れることが無かったのである。

展望の悪さゆえか、写真撮影が手抜きになってくる。

【小遠見山】明るいですが、ガス量半端ない…。

こんな感じです。

【大遠見山】遠くを見ることができません…

お〜っと思ったけど一時だけだった。

この辺りから遠くの方で、大声で人の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。

今回最もビビった場所。そしてこの先ですれ違ったパーティに「この先で人が滑落した」と聞かされる。

悲痛な現場を横目に五竜山荘前に到着。

相変わらずガスは晴れることは無かった…

【五竜山荘】山荘で受付を済ませ、必要最低限の荷物だけで山頂を目指す。

【五竜岳】ガスが晴れる気配が無いので、記念撮影して即下山。

五竜岳も岩岩しているので上り下り要注意。

【山荘内】2階2人で貸切♪

【五竜山荘の夕食】カレーの具は少ないものの、美味い！疲れた体に甘いフルーツも最高♪でも少食なのでおかわりはしません。

ガス晴れないかなと待っていると…

何処からともなくヘリが飛んできて救助活動が行われる。後日知りましたが、残念ながら亡くなられたそうです。道譲りで滑落してしまったそうです。

【微妙な日の出】初めて遭難現場を目の当たりにした翌日…気分があまり晴れません。

【五竜山荘の朝食】質素ですが朝食には程良いです。

これだけガスっていると雷鳥を期待しますが、全く会えず。

結構難儀な鎖場とか出てくる。

気が付いたら山荘の前に居た。

【唐松岳頂上山荘】トイレ休憩兼ねて少し心身を休めます。ここは非常に綺麗な山荘。一度泊まってみたい。

お〜、今行程、一番の景色！！

【唐松岳】

不帰キレットも一望できる。若者3人組が颯爽と下りて行きました。

【唐松岳頂上山荘】

雷鳥！！！！

心地よい稜線歩き。また来たいな（晴れた日に）。

【八方池】ここまで来るとライトな客層も見られる。

学校登山の隊列。元気よく挨拶の連呼をされたので、さわやかに返し続ける（笑）

【八方池山荘】個人的には好きなルートでした。また歩きたい。

感想

sato-ciel

今夏初の縦走登山…文明の利器（リフトなど）を活用しましたが準備不足。同行者の足を引っ張りました（汗）でもコースタイムより十分巻いているので勘弁して欲しいかも（笑）
今回最も記憶に残ったのは、滑落事故です。我々が通過する少し前に起きた模様。同行者の方々が滑落した人の名前をずーっと大声で呼んでいたのが記憶に残ります。他のパーティの話によると、道を譲ろうとしての滑落だったそうです。
自分は登山に関してはド素人ですが、登り優先とかよく耳にしますが、それよりもどちらが安全に道を譲れるのかが一番大事ではないかと思います。

そんな悲しい事故があった山域ですが、自分はまた同じルートを歩きたいと思います（晴れた日に）。