氷の風が吹いてた奥穂>西穂
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 16:35
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 17:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初日は雪(氷)が舞いましたが、全体に文句のつけようのない天気でした。コースも特に変わったっところはありません。 |
写真
感想
今年は(も)山に行けるときはいつも雨で、今回行く場所は濡れているときは行かないほうが良いと思ったのでずっと見送る必要があったが、ようやくチャンスがめぐってきたので行ってきました。
【上高地>穂高岳山荘(泊)】
新宿からさわやか信州号で上高地へ。ちなみにぎりぎりまで予定変更できるので、さわやか信州号には助かっています(特に行き)。早朝の上高地は予想通り寒かったが、それほどでもなく、からだが温まっているうちにトイレで着替えて朝5:30に出発。トイレには100円必要。案外自販機がない?感じだった。
何度も歩いた道。キャンプをしている方も多かった。本谷橋では20人くらい?休憩していた。団体っぽい人もいる。いかにも涸沢までしか行かない感じの人も多い。
雪があるときはずっと水が流れるところをいくが、無雪期は少し上を巻いていく。今回の行程では唯一普通の山道?
涸沢にはテントが20張りくらいだっただろうか、紅葉は終わっていたが、テントはカラフルだ。テントに泊まって北穂高に登ってザイテンを降りる人も多かった。リュックが妙に小さいのですぐわかる(笑)。
ザイテンにとりつくまではなんか回り道をしてしまった。。。思ったよりは右側からあがっていくのね。地図を見て登り始めたほうがいいと思う。
ザイテンからは、いつものように、上は見えているのだけど、登っても登っても近づかない。高度計をもってるので、まだまだ1/3、とかわかると心が折れるが、がんばるしかない。山登りとは最終的には体力なのだ(持論)。
山荘についたときからすごく寒く、昼過ぎでも布団に潜り込む人もいる。ストーブは非力で、穂高岳山荘さんはあんまり温めるつもりはないようだ(中には夜通しストーブつけられて暑くて寝られないところもあるけど)。部屋には暖房はいっさいない。
ということで、もう疲れていたし、翌日どうなるかもわからないので、今のうちに奥穂までいっておこうと思い往復。すると、風が強い上に、氷が混じって吹き付けてきた。首から下は守られているので平気だが顔が痛いのなんの。これは雪が降っているように見えるし、初雪と書いているところもあったけど、あれは小さい氷の粒が混じった寒風、としかいいようがない。奥穂でお参りして、戻る。西穂から来る人がそこそこいるが、結構軽装な人もいたし、涸沢まで行く、という元気な人もいた(そんなに元気そうに見えなったけど)。
戻ってきても、やることがなく、夕食前に寝ると変なリズムになるので嫌、布団の外にいると寒い!という状況。図書エリアの暖房の横に座り込む。WifiはあるがiPhoneからはつながらない(これ、自分では直せるけど、山荘の人のパソコン使わせろ!という気にはなれなかった)。充電は1回200円。auですが、ネットは普通にできました。
朝食は食べずに出るつもりだったけど、氷がたまって道が白くなっていたので、朝は凍っているかも、と食事つきに変更。晩御飯は早く17時(朝は遅く6時)。味、普通。。。(北穂高を知っていると。。。)食べ終わって30分くらいがんばったが寒いので布団に入ってしまった。まだ7時前。長い夜を過ごす。200円で湯たんぽを貸してくれるようだったが、潜り込んで丸まって寝た。寒かったけど、毛布2枚布団1枚で、体温で一度温まったら、平気だった。部屋は50%くらいの定員率。なおこの日は全部で30人くらい泊まっていた。平日なのに、さすが。
【穂高岳山荘>上高地】
朝食をとって6:30出発。昨日より風も弱く、快晴。この天気の日を待っていてやはりよかった。ここからはよじ登って、後ろ向きに降りて。。の繰り返し。3点支持を徹底して、ルートを間違えず、十分スタミナをもっていけば問題はありません。一番怖いとすると馬の背かなあ、と思います。それでも断崖絶壁というわけでもありません。馬の背はまたがって(馬乗り)のままいくか、どちらかに体を下して横スライドしていってもいいと思います(私は後者)。私がいったときは誰もいなかったけど、先に人がいれば気楽かと思います。手をはなぜば大けがになるところは、ここまでこなくても各地にありますよね。基本に正しく、絶対ケガしないぞ、という気合でいきましょう。
西穂高岳からは急に人が増えます。独標でさらに増えます。独標は関東の近くの山のような雰囲気。Tシャツ1枚の人もいました。
西穂山荘では、疲れたのでカレーを食べました。3時に上高地に降りるのは断念。こうなったら最終バスの6時までに降りればいいや、と、足も痛いのでゆっくり降りました。コースタイムを上回り(笑)16時過ぎに上高地に戻りました。とてもよい山行でした。
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