2015年1月の日記リスト
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2015年 01月 16日 19:40山岳小説レビュー(書籍)
1970年代から80年代に活躍した日本の代表的なクライマー8人の軌跡とその最後と綴ったノンフィクション。
登場するクライマーは「森田 勝」「加藤保男」「植村直己」「鈴木紀夫」「長谷川恒夫」「難波康子」「山崎彰人」「小西政継」。オムニバス形式で綴られたものなので気になるクライマーがいれば、それぞれ詳
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2015年 01月 16日 02:37山岳小説レビュー(書籍)
山岳小説にカテゴライズされているがいわゆるラノベである。
後半にはちょっと感動的なエピソードもあるのだが・・・正直、3回ほど読むのを投げた・・・なんかくやしいので読了したが・・・全くもって主人公に感情移入出来ないのだ。「自分に正直=自己中」と「他人への思いやり」に板挟みになるという・・・はぁ?って
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2015年 01月 07日 01:14ガイド本レビュー(書籍)
三角点の話が出たついでにこの本を紹介。登山を始めた頃に登った山の三角点が気になり購入したもの。この本によって県内の一等点はほぼ登った。
一等三角点のある名山100を地形図、登山案内とともに紹介している。
日本全国の一等三角点の配置図とそのデータも収録。
一等三角点にはこだわりのある人が多い
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2015年 01月 04日 20:52山岳小説レビュー(書籍)
新田次郎氏の著作はいくつか読んでいたが、この作品は映画化のニュースが流れてから気になって購入した。映画の映像も山々の描写が美しく迫力があったが、物語のディテールはこの原作を読むとより深まると思う。
物語は未踏峰である「剱岳」にピークに三角点を設置すべしという命令を受けた測量官が、自然の猛威や地元民
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2015年 01月 02日 17:27山岳小説レビュー(書籍)
山を始めてから「遭難」に関する本はよく読むようになった。山の知識は経験から得るものが多いが、こればかりは経験するわけにはいかないからだ。机上であっても、数多くのケーススタディから得るものは多い。
遭難の多くは「装備不足」「技術不足」「知識不足」「状況判断ミス」から起こると思っている。本書においても
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2015年 01月 01日 15:14山岳小説レビュー(書籍)
「一月六日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ。何トカ湯俣迄ト思フモ有元ヲ捨テルニシノビズ、死ヲ決ス・・・」
と言う行動記録=遺書を遺し、厳冬の槍ヶ岳北鎌尾根で消息を絶った松濤明氏の山行記録や手記をまとめた書籍。「新編・~」となっているのは、これまでに4冊(風雪のビバークを含む)出版されているからである。
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