兵庫県南東部、三田市と川辺郡猪名川町の境界に位置する。境界上を南北に連なる山脈に属し、円錐形の整った山容だが、周辺の山に囲まれ遠望は利き難く、地元の方やハイカー以外には名前も位置もあまり知られていない。
南南東側３〜４００ｍ離れた約５９０ｍの広いピークは『昼ヶ岳南峰』と呼ばれており、小型の関電反射板が設置されている。
山の東側は猪名川水系、西側は武庫川水系。昼ヶ岳山頂北側、昼ヶ岳南峰の南側は山頂付近にも拘らず、湿地が見られる。

昭文社、山と高原地図『北摂・京都西山』（2011年版）では、猪名川方面及び三田方面よりのバス便利用を前提としたルートが紹介されているが、山域は破線の『難路』とされている。
北西に位置する内田池へのルートは、電気柵等はあるものの麓より車でのアクセスが見込まれる程の整備状況であり、内田池側から登る場合は目印も多く容易に登頂可能。
反面南側、鳥飼山方面よりのルートはアップダウンの多い尾根道が続き障害物も多い。落葉期以外は見通しの悪さが予想され、尾根キープが基本となるルートですがコンパス、地図は必携です。