最終更新:ベルクハイル
基本情報
| 標高 | 1409m |
|---|---|
| 場所 | 北緯33度54分26秒, 東経133度47分04秒 |
徳島県三好市西祖谷の山
国道から比較的近くアクセスがよい
標高1409m
国道から比較的近くアクセスがよい
標高1409m
| 山頂 |
|---|
山の解説 - [出典:Wikipedia]
この項の国見山は、四国山地の中部、「大歩危 小歩危」(おおぼけ こぼけ)渓谷のすぐ東側に位置する、標高1409mの山である。広く見れば「剣山地」の一部であるが、後述のとおり、西側には吉野川が、東側から北側には祖谷川が流れており、その2つの川が作る深い谷に挟まれた、やや独立峰のような山である 。
行政区画的には、この山は、徳島県 三好市(旧;西祖谷山村)に属する 。
またこの山は、「四国百名山」の一つに選定されている 。
なお四国山地には、高知県中部にも同名の「国見山」(別称;雪光山、標高;926m)があるが 、それとは別の山である。
四国の大部分を占める「四国山地」は、そのほぼ中央部で、北流する吉野川中流部により、東側と西側とに分断されており、東側の大部分は一般的には「剣山地」と呼ばれている。また、その吉野川中流部は先行河川として深いV字谷を刻んでおり、観光地としても知られる「大歩危 小歩危」(おおぼけ こぼけ)渓谷と呼ばれる場所にあたる。この項の「国見山」は、その渓谷部のすぐ東側にそびえる、標高 1409mの山である 。
標高 1409mの「国見山」山頂から、西側の「大歩危 小歩危」渓谷(標高 約170m)までの標高差は、約1200mに及ぶ急斜面を形成している 。またその西側には、吉野川(「大歩危 小歩危」渓谷)の深い谷を挟んで、「石鎚山脈」の東端部にあたり、徳島県/愛媛県の県境部に位置する、「塩塚峰」(しおづかみね、1042m)や、「三傍示山」(さんぽうじやま、1158m)などと対峙している 。
一方で、「国見山」の東側は、吉野川の支流である祖谷川(いやがわ)が、「大歩危小歩危」渓谷以上の深いV字谷を刻んでおり、「祖谷渓」(いやけい)と呼ばれる交通の難所でもあり、観光地でもある。この東側も、頂上から祖谷渓までの標高差が、約1100mはある急斜面となっている 。
従って地形的に見るとこの「国見山」は、東側と西側の両方を、吉野川と祖谷川が作る2つの深い渓谷に挟まれた山といえる 。 ただし「大歩危 小歩危」渓谷、「祖谷渓」共に、険しいV字谷となっており、「国見山」の下部も険しい崖状地形をしているのとは対照的に、「国見山」の中腹部より上は、さほど傾斜は強くない 。
「国見山」の名の由来は、頂上部からの見晴しが良いことから付いた名前と推定されているが 、実際にも、四国山地のほぼ中央部に位置していることから、頂上からは四方の好展望が得られる。東側は「剣山地」中核部の山々、西側は「石鎚山脈」のうち、その東部の山々が望め、それ以外の四国山地の多くの山々も望める。また遠望が利く日には、北側遠くには山並みのかなたに讃岐平野や瀬戸内海が、南側遠くには山並みのかなたに土佐湾(太平洋)も望める、という。但し直下にある「大歩危 小歩危」渓谷や「祖谷渓」は、傾斜が急すぎるため、その姿はほとんど望むことができない 。
山頂部には「国見神社」の祠がある。「国見神社」は江戸時代はじめの1626年創建と伝えられ、祭神は、山の神さまである、「大山祇命」(おおやまずみのみこと)である 。なおこの神社は、南側の中腹部、後山(うしろやま)集落にある、「四所神社」の分社の位置付け、だという 。
また山頂には、二等三角点が設置されている。公式名称は山名と同じく「国見山」、標高値は1409.01m(2024年12月作業値)となっている 。
この山の植生としては、四国山地の多くの山々と同様に、大部分がスギやヒノキなどの人工林と化しているが、山頂部付近にはわずかにブナなどからなる自然林が残されている 。
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