房総・三浦
衣笠城址(きぬがさじょうし) / 衣笠城跡
神奈川県
最終更新:yamame56
基本情報
場所 | 北緯35度14分44秒, 東経139度39分16秒 |
---|
山の解説 - [出典:Wikipedia]
衣笠城(きぬがさじょう)は、神奈川県横須賀市(相模国三浦郡)衣笠町にあった日本の城(山城※異説あり。永承6年(1051年)から康平5年(1062年)にかけての前九年の役での戦功により源頼義から相模国三浦に領地を与えられ、当地の三浦氏の祖となったとされる三浦平大夫為通が、康平5年(1062年)、衣笠山山麓に作った居館が衣笠城の始まりである。のちにこの城は三浦氏の本拠地となり、三浦氏が勢力拡大するにあたって増築されていく。
治承4年(1180年)、源頼朝が伊豆で打倒平家を掲げて挙兵すると、三浦義澄は頼朝を支援したが、頼朝は石橋山の戦いに敗れる。頼朝軍と合流できずに引き返した義澄ら三浦一族は平家方の畠山重忠軍と衣笠城合戦に及び衣笠城は落城。父義明は討ち死にし、三浦一族は安房国に逃れる。
その後鎌倉幕府が成立するとこの城はまた三浦氏の本拠となるが、鎌倉時代の宝治元年(1247年)、宝治合戦で三浦党が没落すると廃城となった。