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最終更新:ヤマレコ/YamaReco
富士山の絶景と金採掘の歴史を持つ二百名山

毛無山は山梨県と静岡県の境にある山です。
日本二百名山に選ばれており、全国にたくさんある「毛無山」の中では抜きんでて知られています。
山名の由来は諸説ありますが、よく語られるのは山頂部に樹木が無い「木無し」が転訛したとする説です。またそれに相反して、木が茂る意味の「木成し」を起源とする言われもあります。

毛無山の最高地点は標高1964mです。木立の中にあり、気づかぬうちに通り過ぎてしまいそうな場所です。

その西南西には一等三角点が設置された標高1945.5mのピークがあります。また標高1959mの大見岳も近くにあり、これら3つのピークが寄り集まっています。
2月はダイヤモンド富士が拝める

毛無山登山の醍醐味のひとつは、南東にそびえる富士山を間近に望めるところです。

特に2月中旬は、日が昇るタイミングでダイヤモンド富士を見ることもできます。
金鉱山で栄えた山

毛無山では、戦国時代から江戸時代初期にかけて金の採掘が行われていました。山中には掘削で造られたテラスや坑道、鉱夫の居住地、墓標などの遺構があり、歴史的にも価値が高いとされています。
主な採掘地の「中山金山」「内山金山」「茅小屋金山」は総じて「湯之奥金山」と呼ばれています。中でも中山金山の跡地は、国の史跡に指定されています。
最短ルートは南東尾根を登る

毛無山登山の代表的なルートは、南東の尾根を伝います。
最も短い時間で登頂できますが、急な登りが続く道です。

登山口からやや進んで沢を渡り、尾根に取り付きます。

二合目の先で見られる不動の滝は、落差100mとも言われる二段滝です。

尾根上は一合目から九合目まで、合目ごとに案内標識が設置されています。

途中は岩場も多く、登り応えがあります。
登山口 |
毛無山駐車場 根原バス停 |
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基本情報
標高 | 1964m |
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場所 | 北緯35度24分56秒, 東経138度32分37秒 |
最高点は1964m。その西南西500mの毛無山は1946mだが、山全体は毛無山1964mといわれることが多い。
よみがなは、国土地理院のデータによる。
一等三角点は、西南西のピーク1945.4mの毛無山にある。
よみがなは、国土地理院のデータによる。
一等三角点は、西南西のピーク1945.4mの毛無山にある。
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
毛無山(けなしやま)は、山梨県南巨摩郡身延町と静岡県富士宮市にまたがる標高の山。天子山地の最高峰である。日本二百名山、山梨百名山及び静岡百山に選定されている。山名の由来は樹木がまったく無いことから(木無し)、あるいは樹木が豊富に茂っていることから(木成し)と相反する説がある。山頂や山稜がササや茅戸に覆われ樹木が無いよう見えることによるとする説もある。名前に反して四季折々の登山を楽しめることはあまり知られていない。1 - 3月には雪山登山を、6 - 8月には花を楽しめる。
麓には朝霧高原が広がる。
山頂の西南西には一等三角点がある(点名は、毛無山。標高は)。同名の毛無山が日本に多くあり、この山がその最高峰である。毛無山は金山を有する山でもあり、江戸時代まで採掘が行われていた富士金山や中山金山の採掘跡が残る。
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