三重県
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基本情報
標高 | 503m |
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場所 | 北緯34度14分03秒, 東経136度25分04秒 |
姫越の黄金伝説 「南島町(現・南伊勢町)のWikipediaより抜粋」
新桑竈から山道を越え隣町の大紀町錦浦との境に位置する姫越山。
眼下に芦浜が美しい。
昔、それは多分源平合戦の頃この山をあえぎながら登っていく老武士と姫君の姿があった。
馴れぬ山路、しかも落人の身。やっとたどり着いた峠で姫君は一歩も動けなくなった。
せめて飲み水でもと老武士は急ぎ谷を下り水をもって峠に戻った。ところが、その時はすでに姫君はこときれていた。
老武士は持参していた黄金をツツジの木の下に埋めると姫君を追って自らの命を断った。
それからは、この峠のある山は姫越山と呼ばれるようになった。
悲しくも哀れな話だが、この伝説には黄金の埋めた場所を示す歌が残っている。
「朝日さし夕日直さすツツジの下に黄金千両、後の世のため」
この歌を信じて一時期、山のツツジの木の下が総て掘り返されるという事件があったが
この歌は全国の黄金伝説に共通するもので信憑性は低いと思われる。
なお、この姫君は木曾義仲の娘とか樋口次郎兼光の娘とか伝わり
樋口次郎兼光は木曾義仲の四天王の一人で近くの芦浜に今でも墓が残っている。
新桑竈から山道を越え隣町の大紀町錦浦との境に位置する姫越山。
眼下に芦浜が美しい。
昔、それは多分源平合戦の頃この山をあえぎながら登っていく老武士と姫君の姿があった。
馴れぬ山路、しかも落人の身。やっとたどり着いた峠で姫君は一歩も動けなくなった。
せめて飲み水でもと老武士は急ぎ谷を下り水をもって峠に戻った。ところが、その時はすでに姫君はこときれていた。
老武士は持参していた黄金をツツジの木の下に埋めると姫君を追って自らの命を断った。
それからは、この峠のある山は姫越山と呼ばれるようになった。
悲しくも哀れな話だが、この伝説には黄金の埋めた場所を示す歌が残っている。
「朝日さし夕日直さすツツジの下に黄金千両、後の世のため」
この歌を信じて一時期、山のツツジの木の下が総て掘り返されるという事件があったが
この歌は全国の黄金伝説に共通するもので信憑性は低いと思われる。
なお、この姫君は木曾義仲の娘とか樋口次郎兼光の娘とか伝わり
樋口次郎兼光は木曾義仲の四天王の一人で近くの芦浜に今でも墓が残っている。
山頂 | |
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展望ポイント |
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