真木林道の大入峠から登山道あり。
一之貝への林道に入って50メートルほどのところに登山口。
登山口に標識が置かれているが目立たない。
尾根に出るまでは急坂で、ロープが設置されている。
尾根に出たら右に、平坦な道を進む。
山頂からの眺望はきかないが、一之貝方面のヤブが刈られて展望台のようになっている。

鬼倉山は、酒呑童子と茨木童子の伝説の舞台でもある。
軽井沢集落の出身である茨木童子が、酒呑童子をともなって、南面の岩屋に住んでいたことがあるという。
その岩屋は明治期の大水害などで崩壊して現存しない。
（佐藤秀治『鬼の系譜』文芸社）