兵庫県
最終更新:yamaya
基本情報
標高 | 793m |
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場所 | 北緯35度07分37秒, 東経135度14分41秒 |
兵庫県東部の篠山盆地の北方に連なる多紀連山の主峰。一等三角点標石と御嶽山中継所のある頂上は余り展望が無いが、少し東方の石室の付近からは南北共に展望が開けている。東の小金ヶ嶽との鞍部(大たわ)は車道が走り、駐車場もあることからここを起点に両峰を往復することができる。関西百名山や兵庫50山にも選定されている。
山頂部に、三岳蔵王堂跡の平坦地と礎石が残る。
山頂部に、三岳蔵王堂跡の平坦地と礎石が残る。
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
御嶽(みたけ)は、兵庫県丹波篠山市にある標高793mの山。丹波篠山市の最高峰、多紀連山の主峰である。三嶽とも表記する。兵庫50山の一つである。御嶽は小金ヶ嶽(726m)、西ヶ嶽(727m)の三山からなる多紀連山の最高峰である。石室のある東峰、三角点のある西峰からなる。山頂からは素晴らしい展望が望め、秋にはしばしば雲海がみられる。また、クリンソウの自生地を擁し、5月には花がいっせいに咲き乱れる。
多紀連山は鎌倉時代から室町時代にかけては、丹波修験道場の中心地として栄え、御嶽はその中心であった。現在でも御嶽山頂から600m離れたところに当時の修験道の拠点であった大岳寺の跡や、東の峰には役行者を祀った石室が残されている。最盛期には大岳寺のほか、数ヶ所に堂が建ち、東の小金ヶ嶽の頂上には蔵王堂、その南側直下には福泉寺ほか数々の寺院群や里坊なども存在した。しかしながら、丹波修験道は1482年、大峰山に代表される大和修験道との争いに敗れて主峰御嶽の南側直下の大岳寺などは焼き払われた。毎年5月には山開きの行事が盛大に行われる。