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京都府の三角点峰
京都・北摂
滋賀県
京都府
最終更新:半袖大将
基本情報
標高 | 848.1m |
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場所 | 北緯35度03分56秒, 東経135度50分03秒 |
一等三角点。
別名追記(2023年3月27日)
別名追記(2023年3月27日)
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
比叡山(ひえいざん)は、都富士という有名な呼び名や、叡山、北嶺、天台山とも呼ばれ、滋賀県大津市西部と京都府京都市北東部にまたがる山。大津市と京都市左京区の両府県境に位置する大比叡(だいひえい 海抜848.3m)と左京区に位置する四明岳(しめいがたけ 海抜838m)の二峰から成る双耳峰の総称である。高野山と並び古くより信仰対象の山とされ、日吉大社があり繁栄した。東山三十六峰に含まれる場合もある。大比叡の中腹に天台宗の総本山延暦寺がある。比叡山は、滋賀県大津市の西南、滋賀・京都県境に位置する、標高848mの山である。古事記には淡海(おうみ)の日枝(ひえ)の山として記されており、古くから山岳信仰の対象とされてきた。
国土地理院による測量成果では、東の頂を大比叡、西の頂を四明岳、総称として比叡山としている。「点の記」では、東の頂に所在する一等三角点の点名を「比叡山」としている。この三角点は大津市と京都市の境に位置するが、所在地としては大津市にあたる。この一等三角点「比叡山」の標高は、2014年5月に標高改算され、848.1mとなった。なお、比叡山は、丹波高地ならびに比良山地とは花折断層を境にして切り離されているため、比叡山地、あるいは比叡醍醐山地に属するとされる。
京都側から見た場合、四明岳と大比叡をともに確認することができる。しかし、京都盆地から比叡山を見た場合、四明岳は確認できるが、大比叡の頂は四明岳に隠れてしまう。このときのバランスのとれた三角形の外観は、「都富士」ともいわれる。また、大比叡が見えない場合、四明岳を比叡山の山頂だと見なすことがあり、京福電気鉄道叡山ロープウェイにおいては、四明岳の山頂をもって比叡山頂駅と設定している。
比叡山の山頂からは、琵琶湖や京都市街のほか、比良連峰などの京都北山も眺めることができる。山の東側には天台宗の総本山である延暦寺がある。
比叡山は、登山も盛んである。京都市左京区修学院から登る雲母坂(きららざか)は古くから京都と延暦寺を往復する僧侶・僧兵や朝廷の勅使が通った道であり、現在も登山客は多い。滋賀県側からは、日吉大社の門前町・坂本から表参道を経て、無動寺谷を通って登る登山道などがあるが通っている。なお、四明岳はガーデンミュージアム比叡の敷地内にあり、登頂には同園への入場が必要となる。
なお、四明岳の表記、あるいは読みには多数の説があり、国土地理院による「四明岳(しめいがたけ、しめいだけ)」のほか、「京都市の地名」では「四明ヶ岳(しめがたけ)」、「四明峰(しみょうのみね)」などを挙げている。比叡山の別称である天台山、ならびに四明岳の名称は、天台宗ゆかりの霊山である中国の天台山、四明山に由来する。