箱根・湯河原
六本松峠(ろっぽんまつとうげ) / 六本松跡
最終更新:Honoca
基本情報
標高 | 170m |
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場所 | 北緯35度18分24秒, 東経139度12分09秒 |
不動山(327m)と高山(246)の鞍部で、小田原市曽我と沼代を結んでいる峠である。
山頂は五叉路になっており、松が六株あったことからこう呼ばれたが、明治の末に全て枯れてしまい、いまは一本の若木が植わっている。
鎌倉時代以前は京都と東国を結ぶ官道の一部で足柄峠と大磯方面を結んでいた矢倉沢往還の一部。江戸時代は箱根を越えてきた大山道がかかり、また坂東三十三の観音菩薩を拝む第五番飯泉観音・勝福寺から六番飯山観音・長谷寺を結ぶ巡礼道である交通の要衝。
現在は曽我丘陵ウォーキングコースにもなっており梅の季節は特に賑わう。
鎌倉時代の有名な仇討ち”曽我物語”で、兄の曽我十郎祐成が妾の虎御前の住む大磯に通った道でもある。仇討ちに発つ日、十郎はこの地から大磯を眺めたに違いない。兄弟の死後、虎御前はここで尽きない涙を流したのであった。
山頂は五叉路になっており、松が六株あったことからこう呼ばれたが、明治の末に全て枯れてしまい、いまは一本の若木が植わっている。
鎌倉時代以前は京都と東国を結ぶ官道の一部で足柄峠と大磯方面を結んでいた矢倉沢往還の一部。江戸時代は箱根を越えてきた大山道がかかり、また坂東三十三の観音菩薩を拝む第五番飯泉観音・勝福寺から六番飯山観音・長谷寺を結ぶ巡礼道である交通の要衝。
現在は曽我丘陵ウォーキングコースにもなっており梅の季節は特に賑わう。
鎌倉時代の有名な仇討ち”曽我物語”で、兄の曽我十郎祐成が妾の虎御前の住む大磯に通った道でもある。仇討ちに発つ日、十郎はこの地から大磯を眺めたに違いない。兄弟の死後、虎御前はここで尽きない涙を流したのであった。
山頂 | |
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峠 | 不動山(327m)と高山(246)の鞍部 |
分岐 | 五叉路になっている |
登山口 | 不動山や高山に行ける |
食事 | 下曽我駅周辺 |
駅 | JR東海御殿場線・下曽我駅 |
展望ポイント | 富士・箱根・相模湾が一望できる |