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横当島(よこあてじま)

最終更新:Thomas
基本情報
標高 495m
場所 北緯28度48分02秒, 東経128度59分41秒
カシミール3D
横当島(よこあてじま)は、鹿児島県のトカラ列島に属し、同列島の最南端に位置する無人島である。宝島の南南西約42km、奄美大島名瀬港より北西約60kmに位置し、鹿児島県鹿児島郡十島村に属する。宝島の住人などには、オガミと呼ばれる。また、過去には与波天島(よはてじま)と呼ばれていた。
海底火山を成因とする火山島であり、付属島嶼の上ノ根島が近海にある。
直径7×10kmの海底カルデラ外輪山上に位置している。東西2つの成層火山(東峰、標高494.8m、西峰、標高259m)から構成されており、その間を幅約150m程度の狭い砂洲が埋め瓢箪型の形状になっている。東峰の頂上部には直径約350m、深さ約260mにも達する火口地形が良好な状態で残されており、最新の噴火は1万年前より若いことは確実とされている。火口内部は照葉樹林で覆われており、微弱な噴気が発生している。
島の周囲は海食崖に囲まれ最高点まで急傾斜が続き、居住に向かない地形・地質である上に、火山ガスによる硫化水素臭がある為、有史以来人が住んだ記録はない。他のトカラ列島の無人島同様、昆虫・植物等の固有種・亜種が多く生息・自生すると推測されているが、無人島であることと上陸が厳しいことなどから、詳しい調査はまだされていない。地質は安山岩を主体とする。
山頂

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