二十六夜山(にじゅうろくやさん) / 秋山二十六夜山
山梨県
最終更新:Yamaotoko7
基本情報
標高 | 971.7m |
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場所 | 北緯35度33分56秒, 東経139度02分38秒 |
山梨百名山。
山梨県上野原市の道志川と大の入川の間の尾根に位置する。
道志山地には二十六夜山が2座あり区別するため秋山二十六夜山とも呼ばれている。
山名の由来は月待信仰からきている。
二十六夜は十五夜や十三夜と並ぶ月見の一つで旧暦7月23日の月見のことである。この時期は月の出が遅い時間となり、月が出るのを待つので『二十六夜待ち』とも呼ばれた。真夜中に月が出るのを待ちながら、飲んだり食べたりして楽しむ納涼イベントだったようだ。
もともとは月待講の一つで、この夜の月光のなかに阿弥陀、観音、勢至の三尊の姿が現れ、それを拝めるという信仰でだったのが、江戸期に入り月を待ちながら飲み食いして楽しむというイベントに変化したらしい。
十三夜や二十六夜の風習は明治期に入り廃れてしまったが山梨には秋山のほか都留にも二十六夜山があり、この地域の人々は山に登り月が出るのを待っていたのだろうか?
山頂は樹林に囲まれ眺望はない。
山頂わきにある二十六夜塔がかつての信仰の名残となっている。
山梨県上野原市の道志川と大の入川の間の尾根に位置する。
道志山地には二十六夜山が2座あり区別するため秋山二十六夜山とも呼ばれている。
山名の由来は月待信仰からきている。
二十六夜は十五夜や十三夜と並ぶ月見の一つで旧暦7月23日の月見のことである。この時期は月の出が遅い時間となり、月が出るのを待つので『二十六夜待ち』とも呼ばれた。真夜中に月が出るのを待ちながら、飲んだり食べたりして楽しむ納涼イベントだったようだ。
もともとは月待講の一つで、この夜の月光のなかに阿弥陀、観音、勢至の三尊の姿が現れ、それを拝めるという信仰でだったのが、江戸期に入り月を待ちながら飲み食いして楽しむというイベントに変化したらしい。
十三夜や二十六夜の風習は明治期に入り廃れてしまったが山梨には秋山のほか都留にも二十六夜山があり、この地域の人々は山に登り月が出るのを待っていたのだろうか?
山頂は樹林に囲まれ眺望はない。
山頂わきにある二十六夜塔がかつての信仰の名残となっている。
山頂 |
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