奥武蔵
黒岩横穴墓群(くろいわおうけつぼぐん)
埼玉県
最終更新:Tutuganasi
基本情報
場所 | 北緯36度03分40秒, 東経139度26分20秒 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
黒岩横穴墓群(くろいわよこあなぼぐん/くろいわおうけつぼぐん)は、埼玉県比企郡吉見町にある横穴墓群である。1925年(大正14年)3月31日に埼玉県の史跡に指定された。灌漑用の人工沼である八丁湖の北側、公園のはずれにある。凝灰岩の岩山の斜面に多数の横穴が開穴している。古墳時代後期-終末期に造られたものと推定されているが、学術的な調査がほとんどなされていないため、詳細は不明である。
地元では「十六穴」と呼ばれることもある。これは、1877年(明治10年)に地元の有志により、初めて16基の横穴が発見・発掘されたことに由来する。現在では、30基以上の横穴の存在が確認されている。
観光施設ではなく、公園とは低い柵で仕切られているだけなので、横穴がある岩山には容易に近づくことができる。ただし、十分な管理がなされているわけではなく、季節によっては周囲に草木が生い茂る。
約2.5キロメートル南西には、著名な横穴墓群の吉見百穴(国の史跡)がある。黒岩横穴墓群は吉見百穴よりも大規模で、500基以上の横穴があるのではないかと推測されているが、十分な調査はなされていない。また、そのほとんどが未発掘のため、保存状態は吉見百穴に比べて良好と考えられている。
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