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Yamareco

最終更新:10ch
基本情報
標高 3577m
場所 北緯23度31分17秒, 東経121度07分01秒
カシミール3D
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

馬利加南山(ばりかなんさん、マリガナンさん)あるいはタビラ山は、台湾の中央山脈南段に属する高山であり、花蓮県卓渓郷太平村と南投県信義郷東埔村との境界に位置する。標高は3,561メートル、台湾百岳の一に数えられる。山頂には森林三角点が設置されている。山域の植生は灌木林および草原を主とし、山勢は北方に向かって緩やかで、南方に急峻である。東・西・南の三面はいずれも断崖をなしており、山頂は狭長な塔状の粘板岩露頭を呈する。
北面および南面はそれぞれ濁水渓水系郡大渓支流、ならびに秀姑巒渓水系マホラス渓支流の源流域にあたる。
マリガナン山の東方は中央山脈の主稜線に連なり、マリガナン山東峰を経て北方に転じ、烏可冬克山、僕落西擴山、などの高峰を相次いで結ぶ。西方の山稜は瑪利亞文路山東峰に連なり、さらに西南に転じて馬利亞文路山に達し、その後西北西に折れてマボラス山に続く。「マボラス横断」路線を踏査する登山者は、この稜線を東南へ辿り、馬西山および方面に進むのが常である。
日本統治時代以前、マリガナン山はブヌン族郡社群のハイラロ社およびニクチュウ社の狩猟地であった。鹿野忠雄の記録によれば、この山は郡群ブヌン語において「マリガナン」「ウラカバン」「ウスマリガナン」など数種の名称を有し、その本義は詳らかでない。鹿野忠雄は第一の名が発音上穏当であるとして、記録上は常にこれを用いた。後人はその北京語音訳「馬利加南」をもってこの名称を継承している。

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