サングラスの必要性について改めて考えてみます。-ヤマレコ

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更新日：2015年06月05日　訪問者数：7758

サングラスの必要性について改めて考えてみます。

サングラスの必要性について

夏になり街中でも日差しが気になり、UVカット商品が多く販売させる季節です。

紫外線カットアイテムの一つであるサングラス。山でのサングラスの必要性を改めて考えてみました。
実は、日常で求められる以上に大切な役割をも持っているのです。しかもシーズン問わず、その役割は重要で、必須アイテムであるサングラス。ではその内容を見て行きたいと思います。

その代表的な役割として次の4つが中心と考えられます。
1：眩しさの軽減
2：紫外線など有害な光線から眼を保護する
　※雪山では眼の炎症を予防する（一般的に言われる雪目を防ぐ）
3：風・砂・ほこり・枝などから眼を保護する
4：ファッション性

1：眩しさの軽減＆ 2：紫外線など有害な光線から眼を保護する

日本人はなかなかサングラスを日常に使用する習慣がありません。ただ山は特殊な環境です。一般的には、UVインデックスは標高が1000m高くなると約10%増加するとされています。しかも登山者にとっては一番うれしい状況である、快晴で空気が澄んだ時はさらに紫外線が強くなる傾向があり、ドイツでは1000m当たり50%以上も増加したとの観測結果があるそうです！＜気象庁WEBサイト参考＞

街でさえも、照りつける日差しが眩しく、強烈なエネルギーを感じるこれからの季節。山で浴びる紫外線量は標高が上がれば上がるほどさらに増えてしまうのです。

女性も肌のUVケアは気をつけながらも、意外と忘れがちなのが眼の保護。登山の様に日中長時間、日に当たるうち有害な光線を浴び続けてしまっているのです。人によっては「たまに行く山だから、別に大丈夫。」なんて考えている人もいます。ただ、眼からの疲労は、脳や体にも作用します。実際に山に行っている時の疲労感も変わってくるのです。高山での晴天時に、外に長時間いて、眼の奥が疲れたり、頭が痛いなど経験がある人も多いのではないでしょうか。それを予防してくれるのもサングラスの重要な役割です。

※雪のあるシーズンは絶対にサングラスは必需品です。雪面からの照り返しが加わり、上記の紫外線増加率をはるかに超える紫外線量となります。最悪、雪目と言われる眼の炎症を起こします。

3：風・砂・ほこり・枝などから眼を保護する

この役割も山でサングラスを使用する大切な理由の一つです。
自然の中での風は時に強烈です。砂埃が起きたり、横から枝が突き出している個所もあります。そんなアクシデントからもサングラスは眼を守ってくれるのです。
岩場での滑落はほんと些細なことが原因で起ります。サングラスは突然の突風や砂が眼に入るなどで視界を失うことから守ってくれる重要な役割を持っているのです
※山でファッション的なサングラスを使っている人を見かけます。もちろん何もしないよりはいいと思うですが、「風・砂・ほこり・枝などから眼を保護する」という意味では少し物足りないのです。スポーツサングラスというのは、この役目を果たすために、顔を保護するようにレンズやフレームにカーブが付いていたり、専用のサイドシールドが付属したりと、顔を覆うようなデザインとなっています。また横から光の差し込みを抑えてくれます。さらには構造的に顔からヅレにくい形状にデザインされているなどのメリットもあります。

4：ファッション性

これはやっぱり自分を飾るアイテムとして楽しむ事も大事です。メガネ・サングラスは、たぶん一番見る人にインパクトを与えるファッションアイテムだと思います。その効果は絶大です。女性の髪形の変化に気がつかない、鈍い男性陣でも、メガネやサングラスの変化に気がつかない人は少ないのでは！？それぐらい見る人にインパクトを与えるファッションアイテムです。

覚えておきたい事！

「UVインデックス（紫外線の強さ）は標高が1000m高くなると約10%増加するとされています。」
この事実は覚えておきたいですね！普段行っている山がどんな環境なのか、知った上で準備する事は大切だと思います。
サングラスは登山装備の必需品。そう思います。

by Monte-Paz Products
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