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更新日:2016年05月28日 訪問者数:13566
ジャンル共通 IT
新しい登山用ナビゲーションアプリ『アルパカナビ』
keizi666
新しいナビゲーションアプリです
アルパカナビは登山用のナビゲーションアプリです。4/29公開で生まれたて。まだまだこれから成長していきます。
これがナビゲーション画面。

自分がどこにいて、どこを目指していて、あとどれくらいで着くか?が、すぐに判ります。

でも地図に色々表示されているアイコン(マーカー)やトラック(赤い線)は自分で作らなきゃいけないんでしょ?なんてお思いでしょう。

いえ、選んでダウンロードするだけです。
大まかな流れ
1.『準備と計画』でコースをダウンロード。
2.『案内』でコースの案内を開始。
3.ゴールに着くと自動で案内を停止して、歩いた軌跡の記録は『記録』に保存されます。

この3ステップで登山の案内をしてくれます。
アプリを起動するとメニュー画面
アルパカナビをインストールして起動すると表示されるのが、このメニュー画面。ボタンが5つ並んでいます。

まずは『準備と計画』を押して、登りたい山を探します。
準備と計画>エリア一覧
日本全国のエリアから登りたい山がありそうなエリアを開きます。面倒なら山の名前を上の検索バーに入れて検索してもいいんですよ。
準備と計画>エリア一覧>山一覧
今のところ登録されている奥多摩の山はこれくらい。2とか1とか書いてあるのは、それぞれのコース数です。

まだ少なくてすみません。徐々に登録を増やしています(※)。

コースは現在整備中です。今月中に100コース、1年で1000コース用意する予定です。
準備と計画>エリア一覧>山一覧>コース一覧>コース詳細
登りたいコースが見つかったらダウンロードボタンを押してコースをダウンロード。これでナビゲーションに必要なデータが読み込まれます。
準備と計画>エリア一覧>山一覧>コース一覧>コース詳細>ダウンロード
コースに続いて必要な地図のダウンロードも出来ちゃいます(後回しにすることも出来ます)。

ジオグラフィカの一括キャッシュを自動でやってくれるわけです。

地図をスマホに保存したら、携帯圏外でもバッチリ動きます。
コースの準備が出来たら、次に押すのは『案内』です。案内の中にダウンロードしたコースが入ります。
案内>コース一覧
案内を開くとコース一覧が表示されます。

内容は『コースの名前、体力度、技術度、コーススタートボタン、詳細ボタン』となっています。

もしコースを使わずに使いたい場合は、下の『コースを使わずに開始』ボタンを押すとログの記録とマーカーを目指すナビゲーションは出来ます(でもそれなら普通にジオグラフィカを使った方がいいと思いますが)。

なお、コーススタートボタンが赤いのは地図のダウンロードが出来ていないコースです。そのまま山に行くと地図が表示されないので(携帯繋がるなら大丈夫ですが)、事前に詳細ボタンを押して確認してください。
案内>コース一覧>コース詳細
コースの詳細ボタンを押すと詳しい情報を確認出来ます。地図のダウンロードが終わっていない場合で、ダウンロード率が低い場合は『地図ダウンロード』を押せば必要な部分だけダウンロードしてくれます。

『コースを地図で確認する』ボタンを押すと、コースの内容を地図で確認出来ます。
案内>コース一覧>コース詳細>コースを地図で確認する
コースの内容を確認出来ます。内容は見れば大体判ると思います。コースをダウンロードしたら、必ずどこをどう歩くのかくらいは確認してください。

なんにも予備知識なしで山には入ると事故の原因になります。必ず、どこをどう歩いて、途中でなにを通過してゴールや泊地に至るか、時間や標高差はどうかを確認してください。
案内>コース一覧>コーススタート
コースの確認が出来たら登山口に行ってアルパカナビを起動、案内ボタンを押してコース一覧からコーススタートボタンを押します。

すると自動で現在地の特定、GPSログ(トラックログ)の記録開始、ルート案内の開始、コースからの逸脱警告などのナビゲーション機能が動き始めます。
コースのゴールに着けばすべての機能が自動で停止します。もし途中の山小屋で宿泊する場合は、ナビゲーション画面で戻るボタンを押すか、右上にあるメニューボタンから『案内終了』を選ぶと案内を停止します。ルート案内もトラックログの記録も停止します。

次の朝、出発するときにまたコーススタートボタンを押せば案内を開始してくれます。
『記録』にトラックログが保存されます
トップのメニュー画面にある『記録』を開くとトラックログが保存されています。

詳細を開くとトラックの細かい情報を見られます。
記録>トラック一覧>トラック詳細
ポイントごとの細かい情報を見られます。

右下の地図ボタンを押すと地図で確認出来ます。
記録>トラック一覧>トラック詳細>地図
地図の真ん中のセンターマーク(+マーク)を線に合わせると、上のグラフにカーソルが表示されます。どこに何時に着いたかなどを確認出来ます。
記録>トラック一覧>トラック詳細>集計
右下の緑の足跡ボタンを押すと集計情報を見られます。
記録>トラック一覧>トラック詳細>エクスポート
記録したトラックログはGPXとKML形式でエクスポート(アプリ外部に保存)する事が出来ます。

※…ただしトラックのエクスポートにはアプリ内課金『機能制限解除』の購入が必要です。
『設定』
設定はジオグラフィカと比べてかなり項目を削りました。ストレージはSDカードがあれば勝手にSDカードを使いますし、距離の単位はメートル固定です。

細かい設定変更をしたい場合はジオグラフィカの方が良いかも知れません。
長々書いてしまいましたが、使ってみればシンプルなんですよ?
1.『準備と計画』でコースを探してダウンロード。
2.コースの内容を確認(準備なしで入山しないように!)。
3.登山口に着いたら『案内』でコース案内をスタート。
4.『案内終了』で終わらせるか、ゴールに着けば全機能が停止します。
5.『記録』にトラックログが保存されているので、地図で眺めたり集計を見て悦に入ったり、スクリーンショットを撮ってSNSに投稿したり、トラックをエクスポートしてヤマレコに登録したり。

こんな流れで使えます。
ジオグラフィカと違うところ
・アルパカナビは、基本的にはコースデータがなければナビゲーションしてくれません(『コースを使わずに開始』もあるけど、それ使うくらいならジオグラフィカの方が良いですよ)。

・コースに従って案内をするので、自分で好きなとこを自由に歩きたいという用途には向きません。

・自由に歩きたい、自由に機能を選んで使いたい場合はジオグラフィカの方が合っています。
アルパカナビは、コースデータを使ってナビゲーションします。コースデータをダウンロードするか自分で作らないと使えません。コースデータを作るのはそこそこ面倒です。

ジオグラフィカもルート案内など高度な機能がありますが、その機能を使うか使わないかは自由です。単に現在地の座標を知りたいだけなんて使い方も出来ます。

自由に使えるジオグラフィカ、型にはまった使い方を求められるアルパカナビ。好みに応じてアプリを選んでください。
コースの作り方
アルパカナビは『アルパカナビ』と『コース作成』の2つのアプリで構成されています(Androidは1つのアプリでアイコン2個とか出来るんですよ)。

コース作成アプリを使えば、準備と計画に無いコースを自分で作って使う事が出来ます。準備と計画に登録しているコースは現在整備中です。今月中に100コース、1年で1000コース用意する予定です。
流れとしては、マーカーを打つ、マーカーを繋いでルートを作る、ルートに沿ってトラックを作る、ルート一覧からコース作成ボタンを押してコースを作る、コース詳細を開いて細かい設定をする、って感じです。
コースを作る手順はややこしいし、山で使ったときにちゃんと使えるコースを設定するには手順以上の技術が必要なので、正直誰でも作れるとは思ってません。ジオグラフィカでルートを作ってちゃんと使えるとか、コメントの文章をきちんと書けるとか、条件が厳しいです。ジオグラフィカでルートを作って使うのより圧倒的に難しいです。

という事で、コース作成については興味がある方だけ読んでください。
コース作成アプリの画面
1.コース作成アプリを起動。
2.登山口、分岐、休憩場所、山小屋、山頂、ゴールなどにマーカーを追加する。ルートに入れないマーカーも追加してください。トイレや水場、駐車場など。
3.ルート追加ボタンを押してルート作成モードにする。
4.スタートから順に、ルートに入れたいマーカーをタップしてルートに登録。ゴールまで出来たら◎で保存。
5.トラック追加ボタンを押してトラック作成モードにして、予定の登山道に沿ってトラックポイントを打っていく。最後まで打ったら◎で保存(※)。

※…ピストンコースの場合はトラックは片道分作れば復路は確認後に自動でコピーすることが出来ます。ルートは往復分作ってください(この辺の仕様は後で変わるかも)。
コース追加ボタンを押すとルート一覧が表示されます。各ルート行のC+ボタン(コース追加ボタン)を押すとコースが作られます。この時、トラックとルートが適合しないと失敗します。

出来たコースはコース一覧に入っています。コメント、難度、エリア、山名などを設定して◎を押せば完成です。

完成したコースはエクスポートして友達に配ったり、アルパカサーバーに登録してネットで公開することも出来ます。サーバーへのアップロードはヤマレコへのログインが必要です。将来的にはヤマレコへの山行記録投稿など、連携機能の開発も予定しています。
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
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