山で食べる最強即席麺はどれだ！（検証）-ヤマレコ

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更新日：2016年09月22日　訪問者数：14694

山で食べる最強即席麺はどれだ！（検証）

山飯ではおなじみの即席麺。
味、量、パッキング、満足感などを私の独断と偏見で検証してみました。

対象商品

検証した即席麺は4つ。左から...
・棒ラーメン
・いわゆる袋めん
・カップ麺（ワイドタイプ）
・カップ麺（トールタイプ）

同じ乾麺の分類で言えば時短スパゲッティやマカロニも含まれるが、結果的に担いだ水はゆで汁として無駄になるので（飲み干すわけにはいかんし、処理に困る）除外した。

必要な水の量

・棒ラーメン：450ml
・袋めん：450ml
・カップ麺（ワイドタイプ）：360ml
・カップ麺（トールタイプ）：320ml

具のない棒ラーメンと袋めんのスープはどんぶりで食べる事前提なのでスープ量が多い。

重量（グロス）

・棒ラーメン（1食分）：86g
・袋めん：94g
・カップ麺（ワイドタイプ）：105g
・カップ麺（トールタイプ）：113g

棒ラーメンは重さ的には他の麺とそんなに変わらないが、ちちれてない分密度が高い。

重量（ネット）

・棒ラーメン（1食分）：グロスと同じなので除外
・袋めん：グロスと同じなので除外
・カップ麺（ワイドタイプ）：96g
・カップ麺（トールタイプ）：108g

意外にもカップ麺トールタイプのほうがワイドタイプよりも重い。麺量は両方共に80g。
カップ麺の種類によって具材とスープの重さがけっこう変わるものと推測される。

パッキング

棒ラーメンは言うに及ばず最強。
意外にカップ麺トールタイプはカサがあってパッキングしずらい。山屋の食糧コーナーでリフィルタイプも見かけるが、形的には同じなのでパッキングしずらい。
袋めんは袋のだぶつきをセロテープで絞れば薄くて四角（中身が○の袋めんも一部あり）なのでパッキングしやすい。
カップ麺ワイドタイプは元のカップからの容積比率から言えば一番小さくなるし、薄いのでパッキングしやすい。2枚重ねてスープを別にすればかなりパッキング効率が上がる。

味...かなり主観

味で言えば棒ラーメンは除外。ストレート麺の食感と粉末のみで液体（醤油/ラード）が付かないスープも不味い。基本非常食。

袋めんも具材がないので除外。パッキング効率から言って具材を別に持っていくのはめんどくさい。

味から言えばカップ麺（ワイド/トール）がやはり上を行く。
具材も本格的なものも多いので、満足感は高い。
トールタイプならば110gのカートリッジが入るクッカー（写真はジェットボイルZIP）であればそのまますっぽり。ワイドタイプでも2つ折りにすればすんなり入る。
そして何より袋めんよりも必要水量が少なくて済むのが良い。沢屋時代は棒ラーメンが主食だったが、毎回余ったスープを飲み干すのが苦しかった。
（基本お店でも家でもスープは全部飲み干す派です^^）

まとめると、パッキングサイズ/重量から言えば棒ラーメンだが具材がない。不味い。
具材入りのワイドとの差はたったの10g。
袋めんも同じく具材が無いうえに、必要水量が450mlと多い。カップ麺タイプより100ml（100g）くらい多くの水が必要なので、本体重量の差よりも多くの水を担いで登らなければならない。トータル的に考えるとメリットは少ない。
パッキングのしやすさと、味（バリエーション）と満足度から言って、カップ麺のワイドタイプ（中身のみ）が私の中で最強の即席麺だと結論する。

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