先日、一般登山道が付けられていないルートを下るときのこと。GPSを家に置いてきてしまったので、ザックのポケットに常に忍ばせているコンパスの出番となりました。ところが、全く見当違いの方角を指しているのでびっくり。やむなく腕時計(カシオ・プロトレック)のコンパス機能に頼って進むことにしましたが、滑落の危険がある箇所に出てしまい、間違った尾根を下っていることが判明、再び800mぐらいの標高差を登り返す羽目になりました。腕時計のコンパスにあまり頼ってはならない、というのも一つの教訓でしたが、ちゃんとしたコンパス(SILVAのレンジャー)が狂っていた、ということが何よりの驚きでした。最後の砦として頼りにしていた装備ですからね。
下山後ネットで調べてみたら、磁極の逆転という現象が起こることがある由。原因は磁性を持った電子機器、特にスマホをすり動かすことで発生するらしい。それで合点がゆきました。コンパスとスマホを同じ天蓋裏のポケットに仕舞っていたからです。
この現象を直す方法も出ていました。通常の磁石を磁針に沿ってS極からN極へ擦り動かすという簡単なものです。そこでさっそく真似してみました。一回の処置で北を指すようになったのですが、どうも安定しない。動かすと別な方角を指し、元に戻るのに時間がかかる。これじゃあ使い物にならないな、捨てて新しいのを買おうと思いましたが、どうせ捨てるならダメモトで、もっと強力な磁石で再度トライしてみました。使用したのは渓流釣りのランディングネットの脱着に使っているネオジム磁石。これが正解でした。今度は乱暴に振っても素早く北に戻ります。以前より反応が良くなったと感じるほど。
しかし、狂ったコンパス知らずに使ってしまうという事は命取りにもなりかねません。電子機器と離して格納するという自衛措置を取るしかありませんが、磁力の影響をシャットアウトするコンパスケースは存在しないのでしょうか。どなたかご存知でしたら教えてください。
下山後ネットで調べてみたら、磁極の逆転という現象が起こることがある由。原因は磁性を持った電子機器、特にスマホをすり動かすことで発生するらしい。それで合点がゆきました。コンパスとスマホを同じ天蓋裏のポケットに仕舞っていたからです。
この現象を直す方法も出ていました。通常の磁石を磁針に沿ってS極からN極へ擦り動かすという簡単なものです。そこでさっそく真似してみました。一回の処置で北を指すようになったのですが、どうも安定しない。動かすと別な方角を指し、元に戻るのに時間がかかる。これじゃあ使い物にならないな、捨てて新しいのを買おうと思いましたが、どうせ捨てるならダメモトで、もっと強力な磁石で再度トライしてみました。使用したのは渓流釣りのランディングネットの脱着に使っているネオジム磁石。これが正解でした。今度は乱暴に振っても素早く北に戻ります。以前より反応が良くなったと感じるほど。
しかし、狂ったコンパス知らずに使ってしまうという事は命取りにもなりかねません。電子機器と離して格納するという自衛措置を取るしかありませんが、磁力の影響をシャットアウトするコンパスケースは存在しないのでしょうか。どなたかご存知でしたら教えてください。
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