テント泊時の愛用ギアの1つ、クレッタルムーセン75L ミョルネル2.0をご紹介。
発売は2012年と記憶していますため、もう既に廃番になっているかもしれませんが、基本システムとしては現行モデルとさほど変わっていないと思われます。
その外観から他のザックとは随分システムが異なるように見えますが、ショルダーハーネス・ウエストベルト・チェストハーネスといった基本部分は同じです。
ただその機能1つ1つの仕組みは他のザックとはやはり異なり、構造を理解し、山へ出る前に何度か調整しながら背負ってみることが必要と思います。使いこなせないまま山に出ると、肩・腰への負荷分散がコントロールできず、辛い登山になってしまうでしょう(まあそれはこのザックに限った話ではないですが)。
まずは人間工学に基づいたというヒップベルト。ボリューム感のある腰パットはヒップベルトと連動し、体の動きに合わせて可動します。この可動式ベルトは人によって好き嫌いがあると思いますが、少なくともこのギアについては違和感なく歩行をサポートしてくれます。
大型腰パットも安定して腰に乗り、下山後の腰の痛みなどは起こりません。
次にショルダーハーネス部分について。
まずこのクレッタルムーセンザックの特徴の一つである、肩部分のバタフライブリッジと言われる大きな金属の三角形。これを鎖骨部分に乗せることで負荷を軽減させるという事ですが、確かにこれと、極太の肩パット、肩甲骨に接する極厚背面パットの3点におけるサポートは、腰パットと連動し非常に爽快な歩行をサポートしてくれます。
ただ身体への接地面積が他のザックに比べ若干小さいため、調整を誤ると身体(特に骨が出ている皮膚の薄い部分(鎖骨・左右の腰骨など))への負担は多少あるかなと思います。
次にV-FREE FLEX ハーネスシステムと言われるショルダースタビライザーについて。写真の赤っぽいドローコードの部分です。
ショルダースタビライザーについては大抵の大型ザックであればついていると思いますが、これは非常に引っ張りやすいところに配置しています。例え歩行中であっても鎖骨、肩への負担を調整したい場合、即座に調整が出来るためストレスを感じさせません。
次にパック部分について。
まず一目でクレッタルムーセンとわかる特徴的なロール式の開閉口。非常にスタイリッシュな作りになっていますが、通常のバックル式ザックに慣れている方にとっては戸惑うかと思います。が、しばらく使い込むと、巻き込み・引っ掛け・引っ張る、の三点動作が非常に気持ちよくなります。まあ人間何にでも慣れてしまえばどうって事はないですね。
ザック上部はテントなどを固定できます。
注意したい点は、ストックホルダー・ドリンクホルダーなど、通常のザックには装備されている機能はありません。
そのため、僕はコードロックを買いストックホルダーを後付けしました。
クレッタルムーセンはウェービングコードと呼ばれるアクセサリー装着用の穴あきテープがあり、これを利用してあらゆる箇所にケースなどを増設することができます。
と、いろいろ良い点ばかり書いてきましたが、悪い点をあげるとすればやはりポケット類がちょっと少なく、小さいため、オプションによる収納力アップが必要という部分ですかね。まあ今のところそこまで不自由していませんが。
素材もリサイクル素材という割には非常に強く、雨にも強いため、かなり頼れるギアです。
発売は2012年と記憶していますため、もう既に廃番になっているかもしれませんが、基本システムとしては現行モデルとさほど変わっていないと思われます。
その外観から他のザックとは随分システムが異なるように見えますが、ショルダーハーネス・ウエストベルト・チェストハーネスといった基本部分は同じです。
ただその機能1つ1つの仕組みは他のザックとはやはり異なり、構造を理解し、山へ出る前に何度か調整しながら背負ってみることが必要と思います。使いこなせないまま山に出ると、肩・腰への負荷分散がコントロールできず、辛い登山になってしまうでしょう(まあそれはこのザックに限った話ではないですが)。
まずは人間工学に基づいたというヒップベルト。ボリューム感のある腰パットはヒップベルトと連動し、体の動きに合わせて可動します。この可動式ベルトは人によって好き嫌いがあると思いますが、少なくともこのギアについては違和感なく歩行をサポートしてくれます。
大型腰パットも安定して腰に乗り、下山後の腰の痛みなどは起こりません。
次にショルダーハーネス部分について。
まずこのクレッタルムーセンザックの特徴の一つである、肩部分のバタフライブリッジと言われる大きな金属の三角形。これを鎖骨部分に乗せることで負荷を軽減させるという事ですが、確かにこれと、極太の肩パット、肩甲骨に接する極厚背面パットの3点におけるサポートは、腰パットと連動し非常に爽快な歩行をサポートしてくれます。
ただ身体への接地面積が他のザックに比べ若干小さいため、調整を誤ると身体(特に骨が出ている皮膚の薄い部分(鎖骨・左右の腰骨など))への負担は多少あるかなと思います。
次にV-FREE FLEX ハーネスシステムと言われるショルダースタビライザーについて。写真の赤っぽいドローコードの部分です。
ショルダースタビライザーについては大抵の大型ザックであればついていると思いますが、これは非常に引っ張りやすいところに配置しています。例え歩行中であっても鎖骨、肩への負担を調整したい場合、即座に調整が出来るためストレスを感じさせません。
次にパック部分について。
まず一目でクレッタルムーセンとわかる特徴的なロール式の開閉口。非常にスタイリッシュな作りになっていますが、通常のバックル式ザックに慣れている方にとっては戸惑うかと思います。が、しばらく使い込むと、巻き込み・引っ掛け・引っ張る、の三点動作が非常に気持ちよくなります。まあ人間何にでも慣れてしまえばどうって事はないですね。
ザック上部はテントなどを固定できます。
注意したい点は、ストックホルダー・ドリンクホルダーなど、通常のザックには装備されている機能はありません。
そのため、僕はコードロックを買いストックホルダーを後付けしました。
クレッタルムーセンはウェービングコードと呼ばれるアクセサリー装着用の穴あきテープがあり、これを利用してあらゆる箇所にケースなどを増設することができます。
と、いろいろ良い点ばかり書いてきましたが、悪い点をあげるとすればやはりポケット類がちょっと少なく、小さいため、オプションによる収納力アップが必要という部分ですかね。まあ今のところそこまで不自由していませんが。
素材もリサイクル素材という割には非常に強く、雨にも強いため、かなり頼れるギアです。
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Mt_guide_KOUさんの記事一覧
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- 【山ギア】クレッタルムーセン75L 「MJOLNER 2.0 EXPEDITION PACK」ミョルネル2.0 2 更新日:2016年11月13日
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