邪道!スノーピーク ゴアテックストリッパー2
長年愛用してきたテントを遂に乗り換えることとしました。
10年間、冬山で猛吹雪から降雪、雨風のなか愛用してきましたがそのテントはなんとスノーピーク製造品です。
冬山テント泊の人間達からすると邪道中の邪道のスノーピークのテントです。
とはいえ、このテントはいまやすっかり家庭テントになったスノーピークの今あるものとは一味もふた味も違います。
10年間、冬山で猛吹雪から降雪、雨風のなか愛用してきましたがそのテントはなんとスノーピーク製造品です。
冬山テント泊の人間達からすると邪道中の邪道のスノーピークのテントです。
とはいえ、このテントはいまやすっかり家庭テントになったスノーピークの今あるものとは一味もふた味も違います。
ゴアテックス製のシングルウォールテント
10年前、いきなりスノーピークがソロテントのなかでゴアテックス製のテントを出した。
しかも、家庭用ではなく山岳用に本格的に考えられたものであった。事実、今後、ゴアテックス製は廃盤となったが、設計は引き継がれていく。
このテントの特長はやはりシングルウォールのソロテントにかなり広い前室をつけたことだろう。
これは何日もかけて冬の縦走をしていた自分にとってはかなり魅力的だった。
事実このテントはかなりの強風にも耐え、その強風の中で安定して前室でバーナーがたけたのである。
しかも、底が強くグランドシートがいらなかった。これも重量はもとより、設営の時間削減の観点からもかなり魅力的であった。
しかも、家庭用ではなく山岳用に本格的に考えられたものであった。事実、今後、ゴアテックス製は廃盤となったが、設計は引き継がれていく。
このテントの特長はやはりシングルウォールのソロテントにかなり広い前室をつけたことだろう。
これは何日もかけて冬の縦走をしていた自分にとってはかなり魅力的だった。
事実このテントはかなりの強風にも耐え、その強風の中で安定して前室でバーナーがたけたのである。
しかも、底が強くグランドシートがいらなかった。これも重量はもとより、設営の時間削減の観点からもかなり魅力的であった。
はっきりいって売れなかった
このテント、たぶんスノーピーク的にはハズレだったと思う。まずスノーピークというブランドが今日と同様に家庭向けテントが多く、それほど山岳テントに力を入れている様子がなかった(実際は当時はそんなことなかったのだが)
次に価格が高かった。当時のアライテントが出していたゴアテックス製のテントより実売が高かった記憶がある。
結果、店には売れ残り、スノーピークにしては結構は早くに撤退していたような気がする。
次に価格が高かった。当時のアライテントが出していたゴアテックス製のテントより実売が高かった記憶がある。
結果、店には売れ残り、スノーピークにしては結構は早くに撤退していたような気がする。
10年使ってみて
10年使ってみてこのテントのすばらしさがわかる。
決して自分はスノーピーク大好き人間ではない。実際、今テントを買うとなるとスノーピークは選択肢には入らない。しかしながらこのテント本当にすばらしかった。
強風にも耐え、大雨にも耐え、豪雪地帯でもしっかりと自分をつつみこんでくれた。
ペグをしっかり打てば全室にはポールを含めた力でしかりとテンションが入り、強風の中で本屋から前室で
ガスを使った調理が普段どおりできたのはかなり大きい。
こんなにしっかりと前室が安定して使えるテントは今でも少ないと思う。
その理由は入り口の形にあると思う。上記の図をみてのとおり、円型になって閉じることができ、これにより、上下左右にしっかりとテンションがかかり、風によるナビキが少なくなるのである。
また、ポールの強度はかなり高く、これは大型テントを出しているスノーピークならではのものだと思う。
正直、ゴアテックスの効果はあったか謎だ、決して結露が発生しにくいわけではなく、結構な頻度で出る。
しかしながら、豪雨のときはその効果が出る。
3レイヤーのゴアテックスならではの雨をはじく力はシングルウォールとしては申し分なかった
決して自分はスノーピーク大好き人間ではない。実際、今テントを買うとなるとスノーピークは選択肢には入らない。しかしながらこのテント本当にすばらしかった。
強風にも耐え、大雨にも耐え、豪雪地帯でもしっかりと自分をつつみこんでくれた。
ペグをしっかり打てば全室にはポールを含めた力でしかりとテンションが入り、強風の中で本屋から前室で
ガスを使った調理が普段どおりできたのはかなり大きい。
こんなにしっかりと前室が安定して使えるテントは今でも少ないと思う。
その理由は入り口の形にあると思う。上記の図をみてのとおり、円型になって閉じることができ、これにより、上下左右にしっかりとテンションがかかり、風によるナビキが少なくなるのである。
また、ポールの強度はかなり高く、これは大型テントを出しているスノーピークならではのものだと思う。
正直、ゴアテックスの効果はあったか謎だ、決して結露が発生しにくいわけではなく、結構な頻度で出る。
しかしながら、豪雨のときはその効果が出る。
3レイヤーのゴアテックスならではの雨をはじく力はシングルウォールとしては申し分なかった
ついに乗り換え
10年使うとどんなテントでもある程度のガタがくる。
まだ許容範囲といえば許容範囲だ。目止めがはがれてきたり、ほつれている部分があるわけではない。
また、破れがあるわけでもない。メンテナンスは定期的に行い。保管も圧縮から出している。それでも厳冬期の吹雪にはやはりガタが目立つ。
特に冬の雨となると染み出てくる水が命とりになる。もちろんマットにシュラフカバーのうえに防水シュラフだがそれでもシュラフのアウトシェルが水とともに凍りだすとおちおち寝れない。
そろそろ寿命というやつだ。夏に使うには重たすぎる。
そこでいろいろ検討したがそれほど良いやつがない。MSRのハバNXを持っているが、MSRも軽量グループはなかなか厳冬の嵐はいろんな意味で難しい。
そこでついに信頼しているHILEBERGのソロへと手が出てしまい。このテントももうすぐお役ごめんになる。
HILEBERGはなかなか届くのに時間がかかるのでまだしばらくはこのテントだが。このような冒険したものがスノーピークから最近出てこないのは少し寂しい。 10年ありがとう。数え切れないほど凍らせて国内問わず海外の極致でも耐えてくれました。
よく他のサイト人に「え!!ここでスノーピーク」とビビらせてくれたのは嬉しかった。
まだ許容範囲といえば許容範囲だ。目止めがはがれてきたり、ほつれている部分があるわけではない。
また、破れがあるわけでもない。メンテナンスは定期的に行い。保管も圧縮から出している。それでも厳冬期の吹雪にはやはりガタが目立つ。
特に冬の雨となると染み出てくる水が命とりになる。もちろんマットにシュラフカバーのうえに防水シュラフだがそれでもシュラフのアウトシェルが水とともに凍りだすとおちおち寝れない。
そろそろ寿命というやつだ。夏に使うには重たすぎる。
そこでいろいろ検討したがそれほど良いやつがない。MSRのハバNXを持っているが、MSRも軽量グループはなかなか厳冬の嵐はいろんな意味で難しい。
そこでついに信頼しているHILEBERGのソロへと手が出てしまい。このテントももうすぐお役ごめんになる。
HILEBERGはなかなか届くのに時間がかかるのでまだしばらくはこのテントだが。このような冒険したものがスノーピークから最近出てこないのは少し寂しい。 10年ありがとう。数え切れないほど凍らせて国内問わず海外の極致でも耐えてくれました。
よく他のサイト人に「え!!ここでスノーピーク」とビビらせてくれたのは嬉しかった。
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Yajnavalkyaさんの記事一覧
- プライベートウォールの制作 33 更新日:2017年10月17日
- 【保存版】登山靴のメンテナンス 125 更新日:2017年04月10日
- 【保存版】ゴアテックスウェアのメンテナンス 143 更新日:2017年03月15日
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