テープで雪山ラン用ゲーターを作る
普段使ってるローカットのトレランシューズで雪山に行きたい。でも単純にゲーターを付けても、その内側に雪がめり込めば雪が靴の中に入ってきそう・・・で、テープを使う方法がうまくいったので紹介します。
Echigoya
今回試したのはINOV8のROCLITE 282というローカットのトレランシューズ(さすがに生地はゴアテックス)。
(1) まず幅10センチのニューハレのテープをロールで買います。自分はこのチャコルグレーがお気に入り↓
(2) このテープを長さ25cmぐらいに最低2本切り出します(今日は谷川岳の雪対策だったので念を入れて4本)。切り出した10cmx25cmのテープすべてに防水スプレーを吹いて前日までに乾かしておきます(裏紙は付けたまま)。
(3) 当日家を出る時、または登山口で、テープの裏紙を剥がし、レインパンツの裾をたくし上げ、足首周りにシューズの上から写真のように貼り付けます。
写真の黄色と青の部分がポイント。
青の部分のようにテープが靴のヘリを完全に覆うようにします。靴のヘリとテープの間に隙間があるとそこから雪とか砂利が入ってしまうので。
また、黄色の部分のように、靴ひもを結ぶ部分にはテープがかからないようにします。こうすれば、山の中で靴ひもをきつくしたり緩めたりすることが可能。一方で、靴ひもの結び目部分の上の方で、テープの粘着面同士を貼り合わせます。
青の部分のようにテープが靴のヘリを完全に覆うようにします。靴のヘリとテープの間に隙間があるとそこから雪とか砂利が入ってしまうので。
また、黄色の部分のように、靴ひもを結ぶ部分にはテープがかからないようにします。こうすれば、山の中で靴ひもをきつくしたり緩めたりすることが可能。一方で、靴ひもの結び目部分の上の方で、テープの粘着面同士を貼り合わせます。
(4) 1本めのテープと少し重なるように2本目のテープを巻きます。2枚めも最後は粘着面同士を貼り合わせると剥がれにくいです。何だかゲートルみたいになってきた。(そう言えばゲーターとゲートルって語源一緒なのかな・・・)
(5) その上に市販のレインスパッツを着けます(写真はモンベルの一番短いやつ)。
(6) 最後にレインパンツの裾を外側におろして完了。ゲートルみたいなテーピングは外からまったく見えませんが、これでレインスパッツの内側に雪がめり込んでも大丈夫。今日の谷川岳では足首ぐらいまで雪に埋まることはザラでしたが、靴の中はまったく大丈夫でしたし、昨年屋久島で深さ数センチの水たまりをこれでジャブジャブ走った時も、靴下は濡れませんでした。
なお、さすがに二度は使えないので下山したら剥がして捨てます。
テープは1ロール5メートルで2000円ほどなので、1回400円ぐらいの換算。雪シーズン以外の砂利対策だけなら片方の足に1巻きで十分なので、1回200円ほどです。上にロングパンツの裾やスパッツを被せなくても、チャコルグレーだとあまり目立ちません。
ただし、富士山の大砂走りではさすがに市販のスパッツと併用しないと無理でした(^_^;;)
なお、さすがに二度は使えないので下山したら剥がして捨てます。
テープは1ロール5メートルで2000円ほどなので、1回400円ぐらいの換算。雪シーズン以外の砂利対策だけなら片方の足に1巻きで十分なので、1回200円ほどです。上にロングパンツの裾やスパッツを被せなくても、チャコルグレーだとあまり目立ちません。
ただし、富士山の大砂走りではさすがに市販のスパッツと併用しないと無理でした(^_^;;)
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