日本国内で雪山や高所登山用専用のサングラスは入手できるのか?
日本国内で雪山や高所登山用のサングラスを入手したいと思っても、購入できるところが少ないのが実情です。登山用品の専門店に行っても、一般的なスポーツサングラスは販売していてもなかなか高所登山用のモノまでを販売しているお店は限られてしまいます。
理由としては、ヨーロッパやアメリカなどの山岳エリアは春夏含めオールシーズン雪に包まれ、年間を通して厳しい気象環境が続きます。それに対して日本は冬を除くと温暖な気象が続くため、雪山や高所登山用のサングラスがほとんど開発されてきませんでした。
登山発祥のヨーロッパでは、120年ほど前に山のアイウェアが生まれた時から、いかに厳しい山岳環境に対応できるかを試行錯誤しながら製品開発が続けられてきました。
理由としては、ヨーロッパやアメリカなどの山岳エリアは春夏含めオールシーズン雪に包まれ、年間を通して厳しい気象環境が続きます。それに対して日本は冬を除くと温暖な気象が続くため、雪山や高所登山用のサングラスがほとんど開発されてきませんでした。
登山発祥のヨーロッパでは、120年ほど前に山のアイウェアが生まれた時から、いかに厳しい山岳環境に対応できるかを試行錯誤しながら製品開発が続けられてきました。
フランスのブランドがリーダー的な存在に!
ヨーロッパの中でもフランスで生まれたブランドが山岳エリア用アイウェアのリーダー的存在となりました。ジュラ地域と言う古くからのメガネやゴーグルなどの産地があり、そこで生まれました。Cebe(セベ)、Julbo(ジュルボ)、bolle(ボレー)など今でも世界的に有名なブランドが全てフランスです。3ブランドとも120年以上の歴史を持つという老舗ブランドです。
これらの中でもCebe(セベ)とJulbo(ジュルボ)は登山用のアイウェア生産を中心に進化してきた、世界的に見ても数少ない登山用サングラスブランドです。
これらの中でもCebe(セベ)とJulbo(ジュルボ)は登山用のアイウェア生産を中心に進化してきた、世界的に見ても数少ない登山用サングラスブランドです。
雪山や高所登山用のサングラスは何が違うのか??
では一般的なサングラスとの大きな違いは何か?
1、強烈な光・風雪から目を守る設計
○一般的なスポーツサングラスとは違い顔をしっかり包み、サイドシールドなどにより横からの光・風雪からも守る設計になっています。晴天時の雪山を経験された方であれば分かると思いますが、太陽の直接光と雪面からの反射光は尋常ではないほど強烈な光量となります。そのため、サイドシールドの重要性も増してくるのです。
(国際山岳ガイドから教えて頂いたワンポイント)
海外登山では季節によって日の沈まない白夜が続くエリアもあります。晴れている限りは強烈な光線を浴び続ける事になります。そこでは本当に出来る限り光の差し込みを抑えたいと言っていました。
2、強烈な光線に対応できるレンズカラー
○レンズカラーも通常のモノとは違ったものが必要になります。レンズカラーの分類ではカテゴリー3〜4と言った濃い目のタイプが有効となります。透過率で言うと4%〜12%と言ったレンズがちょうど良い環境になります。4,000mを超える海外登山遠征などの場合は透過率4%〜6%の濃いレンズが求められる環境が続きます。
※レンズカラーに関しては、感じ方の個人差もあるので一概には言えません
3、その他
○日本ではあまり馴染みがありませんが、ミネラルレンズと言う『強化ガラス』を使用した高所登山用レンズもあります。特徴としては何よりもひずみの無い視界を確保してくれます。また超高所や気温の高い砂漠など過酷な環境でもレンズ性質が変化しないメリットがあります。
1、強烈な光・風雪から目を守る設計
○一般的なスポーツサングラスとは違い顔をしっかり包み、サイドシールドなどにより横からの光・風雪からも守る設計になっています。晴天時の雪山を経験された方であれば分かると思いますが、太陽の直接光と雪面からの反射光は尋常ではないほど強烈な光量となります。そのため、サイドシールドの重要性も増してくるのです。
(国際山岳ガイドから教えて頂いたワンポイント)
海外登山では季節によって日の沈まない白夜が続くエリアもあります。晴れている限りは強烈な光線を浴び続ける事になります。そこでは本当に出来る限り光の差し込みを抑えたいと言っていました。
2、強烈な光線に対応できるレンズカラー
○レンズカラーも通常のモノとは違ったものが必要になります。レンズカラーの分類ではカテゴリー3〜4と言った濃い目のタイプが有効となります。透過率で言うと4%〜12%と言ったレンズがちょうど良い環境になります。4,000mを超える海外登山遠征などの場合は透過率4%〜6%の濃いレンズが求められる環境が続きます。
※レンズカラーに関しては、感じ方の個人差もあるので一概には言えません
3、その他
○日本ではあまり馴染みがありませんが、ミネラルレンズと言う『強化ガラス』を使用した高所登山用レンズもあります。特徴としては何よりもひずみの無い視界を確保してくれます。また超高所や気温の高い砂漠など過酷な環境でもレンズ性質が変化しないメリットがあります。
Cebe(セベ)の魅力
フランスのCebe(セベ)ブランドは、海外メーカーの弱点であるノーズの高さの問題を解決しています。海外の高所用登山サングラスの場合、ノーズパッドは付いておらず、日本人がかけてもピッタリとフィットしないモノが多数あります。
それを解決したのが、日本の福井県にあるメガネの産地鯖江市の特殊加工技術です。
それを解決したのが、日本の福井県にあるメガネの産地鯖江市の特殊加工技術です。
雪山・高所対応サングラスを少しづつ日本でも知ってもらえることを願います!
初めて雪山・高所登山となるとどんな準備が必要か不安になるものです。山の先輩や登山店の方に聞いても、サングラスまで深い知識を持っている方はとても少ないです。少しでも皆さんに登山シーンに関わるサングラスを知ってもらえればと思っています。今回は特殊な雪山・高所登山用サングラスを中心にピックアップしてみました。
ここ数年、複数の登山店様でサングラスイベントを開催してきましたが、多くの方がサングラスの悩みを持っていました、また誤解をしている方にも出会いました。少しでも参考にあれば幸いです。
普段メガネの方も安心してください。カーブの強いサングラスでも、今は度付きをすることが出来ます。是非皆様も良いサングラスとの出会えることを願っています。
その他の山岳シーンを考慮した内容を下記に記載しています。お時間ある時に覗いてみて下さい。
『山用サングラスの選び方』
http://montepazproducts.com/?page_id=1946
by Monte-Paz Products Co. Ltd.
公式WEBサイト:http://montepazproducts.com/
ここ数年、複数の登山店様でサングラスイベントを開催してきましたが、多くの方がサングラスの悩みを持っていました、また誤解をしている方にも出会いました。少しでも参考にあれば幸いです。
普段メガネの方も安心してください。カーブの強いサングラスでも、今は度付きをすることが出来ます。是非皆様も良いサングラスとの出会えることを願っています。
その他の山岳シーンを考慮した内容を下記に記載しています。お時間ある時に覗いてみて下さい。
『山用サングラスの選び方』
http://montepazproducts.com/?page_id=1946
by Monte-Paz Products Co. Ltd.
公式WEBサイト:http://montepazproducts.com/
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
montepazさんの記事一覧
- アウトドア用『タフ』メガネ Invictus Eyewear第2弾!! 7 更新日:2024年08月24日
- 雪山でも安心な全天候型のサングラス!!(度付きも対応) 24 更新日:2023年01月18日
- メガネユーザー必見 アウトドア用『タフ』なメガネ!! 28 更新日:2021年11月25日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する