バンドプラン
アマチュア無線の周波数・モード・通話方法等は電波法令で決まっていて、4アマでも理解していることが前提です。しかし、試験に出ないこともあり、メインチャンネルとサブチャンネルを知らない人も多く顰蹙を買ってます。バンドプラン厳守とコールサインのアナウンスは守ってほしいです。
無線局運用規則第258条の2でアマチュアバンドはバンドプラン(出典:総務省ホームページ https://www.soumu.go.jp/main_content/000357476.pdf , JARLホームページ https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20200421.pdf )が規定されてます。山岳移動で良く使われる144MHz帯と430MHz帯FM(F3E,広帯域の電話)では,メインチャンネル(呼び出し周波数)で呼び出してからサブチャンネルに移動して通話します。長時間のメインチャンネルでの交信は避けなければなりません。バンドプランはしばしば変わるので、1年に一度は確認してプリントアウトして携行してます。
FMの帯域は16KHzなので、偏差や帯域の問題があるため端は避けて430MHzの場合は431.42~431.88MHzと432.12~433.98MHzを20KHz毎で使います。このうち、433.00と433.30と433.50は実質的に呼び出し周波数・非常通信周波数です。433.00で呼び出して、433.02などに移動して交信です。ほとんどの無線機でステップの変更が可能で433.01MHzなどにも設定できますが使用は控えた方が良いです。
富山県・長野県・山梨県など地方での430MHz帯では人が少ないです。よって、非常通信などでは144MHzの方が対応してもらえるチャンスが多いです。一方で首都圏はチャンネル数の多い430MHzの方が良いと思われます いずれも145.00MHzあるいは433.00MHzのメインチャンネルで「非常通信をお願いします。こちらは、○○○○○○。」で間髪入れずに反応があると予想します。信号が強く時間が取れそうな相手を選んで、サブチャンネルに移動して、状況を説明して警察への通報を依頼することになります。
無線局運用規則で一応の運用方法が決まってます。それぞれの交信は、二十九条に「相手局の呼出符号・こちらは・自局の呼出符号・通報・どうぞ」で行うことになってます。基本なので、効率優先で多少違っても誰も指摘しないと思いますが、呼出符号(コールサイン)は数分周期でアナウンスするのが良いです。
私は、登山における救助要請等の通信が「非常通信」「遭難通信」「緊急通信」に該当するのかが良くわかってません。法令では、「遭難通信」「緊急通信」は船舶あるいは航空機に限定されてます。また、条文の「非常通信」に登山中の緊急事態を含みません。しかし、条文になくても山岳救助要請は非常通信になると予想してます。山岳事故で多くの実績がありますが、検証結果が公表されることがありません。登山者にとってタマのことでも麓のアマチュア局にとっては日常茶飯事になっているようです。広域農道で頻繁に観光客にあおられると農家は快く思わずわざと道を譲らなくなってしまうこともあります。ヤマレコでは「山の資格」にアマチュア無線が入ってますが、アマチュア無線は山の資格ではありません。まぁ、グレーで良いのですが、バンドプラン厳守とコールサインのアナウンスは重要なことです。
無線局運用規則第258条の2でアマチュアバンドはバンドプラン(出典:総務省ホームページ https://www.soumu.go.jp/main_content/000357476.pdf , JARLホームページ https://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20200421.pdf )が規定されてます。山岳移動で良く使われる144MHz帯と430MHz帯FM(F3E,広帯域の電話)では,メインチャンネル(呼び出し周波数)で呼び出してからサブチャンネルに移動して通話します。長時間のメインチャンネルでの交信は避けなければなりません。バンドプランはしばしば変わるので、1年に一度は確認してプリントアウトして携行してます。
FMの帯域は16KHzなので、偏差や帯域の問題があるため端は避けて430MHzの場合は431.42~431.88MHzと432.12~433.98MHzを20KHz毎で使います。このうち、433.00と433.30と433.50は実質的に呼び出し周波数・非常通信周波数です。433.00で呼び出して、433.02などに移動して交信です。ほとんどの無線機でステップの変更が可能で433.01MHzなどにも設定できますが使用は控えた方が良いです。
富山県・長野県・山梨県など地方での430MHz帯では人が少ないです。よって、非常通信などでは144MHzの方が対応してもらえるチャンスが多いです。一方で首都圏はチャンネル数の多い430MHzの方が良いと思われます いずれも145.00MHzあるいは433.00MHzのメインチャンネルで「非常通信をお願いします。こちらは、○○○○○○。」で間髪入れずに反応があると予想します。信号が強く時間が取れそうな相手を選んで、サブチャンネルに移動して、状況を説明して警察への通報を依頼することになります。
無線局運用規則で一応の運用方法が決まってます。それぞれの交信は、二十九条に「相手局の呼出符号・こちらは・自局の呼出符号・通報・どうぞ」で行うことになってます。基本なので、効率優先で多少違っても誰も指摘しないと思いますが、呼出符号(コールサイン)は数分周期でアナウンスするのが良いです。
私は、登山における救助要請等の通信が「非常通信」「遭難通信」「緊急通信」に該当するのかが良くわかってません。法令では、「遭難通信」「緊急通信」は船舶あるいは航空機に限定されてます。また、条文の「非常通信」に登山中の緊急事態を含みません。しかし、条文になくても山岳救助要請は非常通信になると予想してます。山岳事故で多くの実績がありますが、検証結果が公表されることがありません。登山者にとってタマのことでも麓のアマチュア局にとっては日常茶飯事になっているようです。広域農道で頻繁に観光客にあおられると農家は快く思わずわざと道を譲らなくなってしまうこともあります。ヤマレコでは「山の資格」にアマチュア無線が入ってますが、アマチュア無線は山の資格ではありません。まぁ、グレーで良いのですが、バンドプラン厳守とコールサインのアナウンスは重要なことです。
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