山岳運用お勧めのアマチュア無線用無線機
ICOMの新製品を追加しました。
中古品や中華品は良し悪し判断や開局手続きの観点で初心者に勧められません。八重洲、ケンウッド、ICOM、アルインコから選択が無難です。基本的にバンドやモードが多いほど可能性が広がるので楽しくなります。
144/430ハンディー機とオールモードポータブル機を購入しても将来的に発展しても損をしません。逆に2アマ取得まではこれだけでも十分です。どのメーカも高価なトランシーバーに力が入ってます。安価な登山のお供に良いハンディートランシーバーが姿を消しつつあります。
VX-3
登山でお手軽に使うなら 200g以下 144/430デュアルバンド ワイドバンドレシーバ 単三電池3本動作が可能 実売価格が安い でVX3がお勧めです。モノバンダーは安いのですが、首都圏ではチャンネル数の多い430MHzが使いやすく、長野や富山ではアクティビティーが高い144MHzが良いです。あまり価格差も無いので144・430デュアルバンドにすべきです。消防や鉄道もデジタル化されたのでワイドバンドレシーバの楽しみは激減ですが国際VHFやエアーバンドを聞くことはできます。乾電池ケースとスピーカマイクの同時購入をお勧めします。コメットのGP1やダイヤモンドのX30を家に設置しても5万円以下で都内から南アや秩父、奥多摩、丹沢をカバーできると思います。
FT-818ND
少し予算が許すならHF~430までのオールモードポータブル機のFT-818NDです。ポケットダイポールでの50や144の運用はお手軽で楽しいです。3アマが必要ですがバンザイDPとの組み合わせで7MHzCWで自宅からNYとの交信も可能です。730V-2AとX30で構成しても総費用15万円で山岳移動だけでなく海外交信も楽しめます。
FT-65
中学生のお年玉やお小遣いのみならFT-65です。びっくりする価格です。日帰りのみの登山ならFMラジオ対応で十分に思えます。残念ながら乾電池非対応のクレードル充電になります。他社は性能と価格を考えると対抗できません。パワー=性能に騙されてはいけません。
IC-705
ICOMの新製品です。FT-818NDと同様にHF~430までのオールモードに対応してます。大型LCDやデジタルに対応しやすい、純正チューナなどのメリットがあります。少し高価と大型LCDなどデザインがFT-818NDよりヘビーデューティでないです。しかし、よほど厳しい山行でなければ許容範囲と思います。
こんにちは。
一昨年の師走に開局してYAESUのFT1Dでアマチュア無線を始めましたが、やっぱり山に持ち出すなら小さい方が何かと都合がいいですね。
ということで、単3乾電池でも高出力なVX-3がやっぱりほしくなりました。
コメントありがとうございます。私もFT-70Dのデジタル(C4FM)を持ってます。技術的には面白いところが多々あるのですが、まだまだ局数が少なく、トランシーバー価格が高いです。なるべくシンプルにして電池の持ちを良くすることも山岳移動では重要です。購入者にネガティブなコメントになってしまいますが、まだデジタルはお勧めできません。
差し支えなければ、本体は十分使用できるのにバッテリーが販売終了となった場合はどのようにして使用されているのかを教えていただけると幸いです。
一般的に液晶の寿命は8~10年程度です。エンコーダー(周波数などを変えるセンサー)は機械的な部分があるので10年弱で故障してしまうのが五分五分です。私のIC736とVX-3のエンコーダーは8年ほどで交換しました。その他の電子部品は寿命10年ぐらいを目標で設計してます。一方でLIバッテリーの寿命は充放電回数が大きなファクターになります。これらを踏まえると本体の寿命とバッテリーの寿命にさほど大きな差は無いと考えます。
使い方に依存しますので寿命に関しては確約はできません。それ以上に紛失が問題です。私の場合は大きな声では言えませんがVX-3とカメラのバッテリーの紛失が結構あります。
電流と電圧の使用がマニュアルにありますので、改造も可能と思いますが、アウトドア-では非常に使いづらいものとなってしまいます。得策ではありません。
大変詳しく教えてくださりありがとうございました。
液晶の寿命はもっと長いと思っていたので勉強になりました。バッテリー(特にリチウムイオン)は満充電状態で保管したり電池残量のない状態での放置すると劣化するようで扱いが難しそうですね。
本体の寿命とバッテリーの寿命にさほど大きな差は無いというのは、バッテリーの充放電回数にもよりますが本体を10年使用するとしてバッテリーは消耗品として何回か買い替えてという理解でよろしいでしょうか?
また改造も可能ということですが、外部電源の供給が出来ればと考えていますのでマニュアルを見てみたいと思います。(その場合、保証認定を受けないといけなくなりますが)
大変有益な情報を本当にありがとうございました。
私も千葉県民なので、どこかでお会いできる良いですね。
FT-65は外部電源未対応です。本体の電源に6~8V1.7Aを印加する事になりますが、バッテリーパックは使いたいので本体ケースに穴を開けて電線で引き出すことになると思います。乾電池4本で動作しそうに思います。6本だと9Vで故障の懸念があります。ダミー1本で6本用電池ケースで5本はハンバですね。ほとんどのモバイルバッテリーで電流容量が不足すると予想します。メーカー保証はなくなりますが、送信回路の変更は無いので局面の保証認定は不要だと思います。
防水性の劣化や1~2cmのしっぽは登山で使うにはデメリットになります。やはり登山で使うなら本体は無改造が良いです。日帰りで少し無線を楽しむだけならバッテリーパック2個で十分と思います。山行日数やスタイルで乾電池電池対応可能なVX3やDJ-S57の方が良いかもしれません。
コロナでキャンセルされてますが千葉ハムの集いには出かけてます。
外部電源未対応は残念ですね。それに仰せのとおり、防水性や尻尾を考えると未改造がベストかなと思います。
私の質問が的を得ていなかったこともあり申し訳なかったと思いますが、本体が使えるのにバッテリーが入手できなかった場合を心配していました。よって山での利用は基本バッテリーを考えています。
それでは、なぜ改造なのかといいますと、自宅で連続して使用するときなどを考えるとバッテリーでは不便ではないかと思った次第です。バッテリーの充放電回数も多くなり寿命も早めてしまうことが懸念されました。またご存じかと思いますが、バッテリーは本体にセットした状態で充電しなければならない(充電中は運用できない)ので、充電済みの予備バッテリーをいくつか準備していなければならない等など。
そこで思いついたのが、バッテリーの張りぼてを作って(?)その中に保護回路などを組み込んで安定化電源で供給すれば改造しなくても良いのではと。
それか素直に外部電源や乾電池が使えるVX-3かDJ-S57を購入するのがベストなのでしょうね。
調べてみましたが、前者は充電中も運用できるようですし充電後または乾電池パックを付けた状態でも外部電源が使えるなどが魅力的ですね。後者は外部電源というよりかは充電器そのもののようですが、バッテリー単体でも充電できるのも良いですね。
そうすると私の用途からするとVX-3かなとも思えるのですが、いろいろと悩んでみたいと思います。
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