はじめに
パックラフトは空気を入れて膨らます、持ち運び可能な舟だ。
せっかく背負えるというメリットが有るのに、「持ち運びやすいカヤック」のような使い方だけではもったいないと思う。
パックラフトはダム湖に閉ざされた秘境へのアクセスを可能にし、渡船という手段を用いなくても移動できる。
下山時や山行途中に使用すれば渡船と違い予約の時間を気にしなくても良い。
そしてなにより登山を自己完結できる。
前述のように川下りで使用する人は多くいるけれど、日本では登山に使用している人はほぼ居ない。
そのため情報が殆どなく、自分が何を買えばいいのか、どんなものがいいのか全くわからず手探りだった。
そこで、同じような趣向の人の少しでも助けになればと思い、使用している装備について書くことにした。
登山での使用を目的としていて、基本的に静水を主としていることに注意して読んでいただきたい。
また筆者自身は登山の経験はあるが、川下りの技量は殆どない。
せっかく背負えるというメリットが有るのに、「持ち運びやすいカヤック」のような使い方だけではもったいないと思う。
パックラフトはダム湖に閉ざされた秘境へのアクセスを可能にし、渡船という手段を用いなくても移動できる。
下山時や山行途中に使用すれば渡船と違い予約の時間を気にしなくても良い。
そしてなにより登山を自己完結できる。
前述のように川下りで使用する人は多くいるけれど、日本では登山に使用している人はほぼ居ない。
そのため情報が殆どなく、自分が何を買えばいいのか、どんなものがいいのか全くわからず手探りだった。
そこで、同じような趣向の人の少しでも助けになればと思い、使用している装備について書くことにした。
登山での使用を目的としていて、基本的に静水を主としていることに注意して読んでいただきたい。
また筆者自身は登山の経験はあるが、川下りの技量は殆どない。
パックラフトについて
購入して、実際に使用したパックラフトについての雑感を書く。
パドルについて
静水での使用に限ればパドルは軽いものがよい。
Aqua-BoundのManta Ray Carbonは推進力はあったが、800gを超えていて静水では漕ぎ続けると疲れる。
800gというのは川下りのパドルとしては軽量な方だが、登山では重い。
そのためSupai Adventure Gearのものをメインで使用している。
推進力の差はManta Ray Carbonと比べ、そこまで気にならず、疲れないメリットの方が大きい。
他のNinja PaddleやFlyと比較しても推進力の差はわからないため、最軽量のものを使用している。
ブレードが薄っぺらく、沢で雑にザックに入れていたら破損したがダクトテープで固定して未だに使っている。
現在はデザインが新調されている。
購入:https://www.supaiadventuregear.com/products/packraft-paddle
Aqua-BoundのManta Ray Carbonは推進力はあったが、800gを超えていて静水では漕ぎ続けると疲れる。
800gというのは川下りのパドルとしては軽量な方だが、登山では重い。
そのためSupai Adventure Gearのものをメインで使用している。
推進力の差はManta Ray Carbonと比べ、そこまで気にならず、疲れないメリットの方が大きい。
他のNinja PaddleやFlyと比較しても推進力の差はわからないため、最軽量のものを使用している。
ブレードが薄っぺらく、沢で雑にザックに入れていたら破損したがダクトテープで固定して未だに使っている。
現在はデザインが新調されている。
購入:https://www.supaiadventuregear.com/products/packraft-paddle
その他 購入していないパックラフトについて
購入していないため、カタログスペックの印象での記述。
川下りを想定して設計されているものは、どれも沢やスキーで使用するには重い。
重さだけが全てではないので目的に合わせて購入すると良い。
登山+バイクラフティングなどがやりたい場合は軽量モデルでは当然対応できない。
川下りを想定して設計されているものは、どれも沢やスキーで使用するには重い。
重さだけが全てではないので目的に合わせて購入すると良い。
登山+バイクラフティングなどがやりたい場合は軽量モデルでは当然対応できない。
コンセプト
パックラフトの登山はパックラフトである必然性、差別化が大事だと考えている。
例えば、利根川本谷にパックラフトでアプローチをすればもちろん立派な自力登山だが、丹後山から下山してしまえば、舟の出番はアプローチのみであり、この登山は「お金を払って渡船」という手段でも出来てしまい、十分に活かしきれているとは言えない。
(ここでいう自力とは文明品でもエネルギー源が自分で、操作する必要があれば自力と考える。自転車やスキーも同様に文明品だが自力と考えている)
他にも、沢までパックラフトでアプローチしてデポした場合も「カヤックで代用」できる登山になってしまわないかと一度考える。パックラフトだからこそできることをなるべく心がけている。
パックラフトを使う際は自力以外のコンセプトを登山の中に取り入れ、活かすように試行錯誤することで創造性が生まれると思う。
例えば、利根川本谷にパックラフトでアプローチをすればもちろん立派な自力登山だが、丹後山から下山してしまえば、舟の出番はアプローチのみであり、この登山は「お金を払って渡船」という手段でも出来てしまい、十分に活かしきれているとは言えない。
(ここでいう自力とは文明品でもエネルギー源が自分で、操作する必要があれば自力と考える。自転車やスキーも同様に文明品だが自力と考えている)
他にも、沢までパックラフトでアプローチしてデポした場合も「カヤックで代用」できる登山になってしまわないかと一度考える。パックラフトだからこそできることをなるべく心がけている。
パックラフトを使う際は自力以外のコンセプトを登山の中に取り入れ、活かすように試行錯誤することで創造性が生まれると思う。
おわりに
もし同じような趣向の人に、この記事が役に立ったら幸いです。
自由な山をやって、記録をあげてくれることを願っています。
自由な山をやって、記録をあげてくれることを願っています。
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