Tiponやウィズーなど変わり者スキーシールのグルーリフォーム-ヤマレコ

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更新日：2024年11月15日　訪問者数：175

Tiponやウィズーなど変わり者スキーシールのグルーリフォーム

シリコン系は便利だが不便です

ポモカのラインナップに一時期『tipon』という商品がありました。
チートシートを使わずにすみ、薄くて軽いのに防水膜を内蔵しているとういう、至れり尽くせりのシールです。
他のポモカ製品と異なり、tiponだけはシリコン系です。
通常品よりもだいぶ高価だったので、海外通販で取り寄せました。

3シーズンは便利に満足して使っていましたが、4シーズン目には粘着力が激減しました。
ここで困ったのがグルーのリフォームです。
代理店もメーカーも純正品のアナウンスをしていないのです。
試しにポモカの通常グルーを塗ってみましたが、はじいてしまってまったくダメです。

いろいろ検索してみた結果、コールテックス社のシリコンアダプティブが使えるらしい。

コールテックス　ウィズーはアクリル系ですけど

コールテックスのウィズー（後にクラリーデンに改称）もチートシート不要なので好んで使っておりました。
これにはリフォーム用の全面貼り付けシールが販売されていたので3シーズン目に使ってみましたが、どうもイマイチ。

ウィズーにもやはり、シリコンアダプティブが使えるそうです。

これがシリコンアダプティブです

シリコンアダプティブは、2液混合の補修剤です。
チューブの硬化剤を全量ボトルに入れて、付属のヘラで1分間撹拌して使用します。
ですので、使い残りはゴミになります。
塗布用のハケは、ボトルのキャップに付いています。

Tiponとウィズーに塗布

写真下がコールテックスクラリーデンで、上はポモカtiponです。

始めてしまえば塗る手間は一緒なので、両方のシールに塗布しました。
写真ありませんが、180cmの長い板の上でシールの前後をピン留めして作業します。

ウィズー（クラリーデン）は、ボトル1本で板3枚くらいは塗れそうです。
ボトルキャップのハケは扱いづらくて手が汚れますが、シールの基材との相性が良くて塗りやすいです。

tiponの方は、基材にグルーが変に染み込んでしまい「塗る」というより「置いてくる」感覚です。
どの程度の厚さにすればよいのか悩みながら作業終了しました。
板2枚でボトル1本をしっかり使いました。

さて、あとは乾燥です。

塗布後1週間で「そろそろ大丈夫だな」と思いましたが、10日間放置しました。

ウィズーの仕上がりはキレイです。3シーズンくらいは新品同様に使えると思います、
対してTiponは、濃淡のムラが気になります。サイドに雪を挟んでしまい、剥がれやすいかもしれません。

ポモカTiponを使っている人は極めて稀と思いますが、やっかいなシールです。

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