雪山バックカントリーは私の冬の楽しみ。何年も愛用しているMSRライトニングアッセントは、どんな急斜面でも頼りになる相棒だった。軽量で耐久性があり、ずっと使い続けたいと思っていた。だが昨冬の初め、その信頼がゆらぐ事件が起きた。
いつもの雪道を歩いていると、踏みこみに違和感を覚えた。足元を確認すると、バインディングの樹脂部分がぱっくり割れてしまっていたのだ。これではまともに使えない。私は仕方なく山を降り、修理方法を探すことにした。
いつもの雪道を歩いていると、踏みこみに違和感を覚えた。足元を確認すると、バインディングの樹脂部分がぱっくり割れてしまっていたのだ。これではまともに使えない。私は仕方なく山を降り、修理方法を探すことにした。
修理代金は新品並み?
帰宅後、まずはメーカーに問い合わせた。すると、修理には部品代と工賃を合わせて他のメーカーの新品が買えるほどの費用がかかるそうだ。その金額を聞いた時、正直なところ、新しいスノーシューを買った方がいいのではないかという気持ちがよぎった。
だが、それでも私は諦めきれなかった。ライトニングアッセントは6年以上の思い出が詰まった相棒だ。山での冒険を支えてくれたこのスノーシューを手放すのはどうしても嫌だった。「修理代が高いなら、自分で直せばいいじゃないか」と思い立ち、DIY修理を決意した。
だが、それでも私は諦めきれなかった。ライトニングアッセントは6年以上の思い出が詰まった相棒だ。山での冒険を支えてくれたこのスノーシューを手放すのはどうしても嫌だった。「修理代が高いなら、自分で直せばいいじゃないか」と思い立ち、DIY修理を決意した。
DIY修理に挑戦!
壊れたバインディング・クランポン部分はというと、いろいろ噂には聞いていたが、調べてみるとやっぱり経年劣化で割れやすいことが分かった。まあでも年代物だし樹脂だし、壊れた部分は金属じゃないわけだから仕方ない。ホームセンターで店員さんに代替の素材を聞いてみても、あんまりいい反応がなかった。それと修理の上がりを想像しても、お手製ではなにせスマートじゃない。
なんとなくネットを物色していて発見したのが、HERO'N SQUAREの互換クランポンという代物。修理箇所を丸ごと取り替えるだけという。
実際は、留まっているピンを外すだけ、そして再度留めるだけの作業だったから、それほど時間はかからなかった。ほとんど苦労していないけど実際に修理後の姿を見ると「壊れたものが蘇る」という清々しさを改めて感じた。
なんとなくネットを物色していて発見したのが、HERO'N SQUAREの互換クランポンという代物。修理箇所を丸ごと取り替えるだけという。
実際は、留まっているピンを外すだけ、そして再度留めるだけの作業だったから、それほど時間はかからなかった。ほとんど苦労していないけど実際に修理後の姿を見ると「壊れたものが蘇る」という清々しさを改めて感じた。
自分の足にフィットさせてみる
修理した部分がしっかりと機能しているのが分かった。問題なく装着できているし、たぶん急斜面でも安定感はあるんだろうな。当然交換部品パーツは新品だから当たり前というばそうかな。自分の手を加えたことで、以前よりもこの道具に対する愛着が深まったように感じた。
やっぱりMSRライトニングアッセントがいい
修理を終えた今、改めて思う。確かに、新しいスノーシューを買うことは簡単だ。だが、自分の手で直して蘇らせたライトニングアッセントには、新品にはない特別な価値を感じる。DIYには時間も労力もかかったが、その分、スノーシューへの愛着がより深まった。
壊れたからといって簡単に捨てずに、手を加えることで長く使い続ける。それは道具に対する感謝の表れでもあり、持続可能なライフスタイルにもつながるかもしれない。これからも、ライトニングアッセントと共に雪山を歩き続けるつもりだ。
壊れたからといって簡単に捨てずに、手を加えることで長く使い続ける。それは道具に対する感謝の表れでもあり、持続可能なライフスタイルにもつながるかもしれない。これからも、ライトニングアッセントと共に雪山を歩き続けるつもりだ。
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