アルミ製ワカンを修理します
山友から修理を頼まれたので気ままなダンナが、ワカンを修理しました
先ずはアルミのリベットを外します
リベットの頭をニッパーで飛ばし、鉄工(HSS)ドリル(3mm)で穴をあけ
小さいポンチでワカン本体の中に落としバラバラに外す
先ずはアルミのリベットを外します
リベットの頭をニッパーで飛ばし、鉄工(HSS)ドリル(3mm)で穴をあけ
小さいポンチでワカン本体の中に落としバラバラに外す
頭が残っていればネジザウルスかペンチ等で無理やり引っ張って外す
しかしアルミリベットで修理するとまた同じように壊れる恐れがあるため
ステンレスのボルト・ナットで修理する
ステンレスのボルト・ナットで修理する
今回使った部品 六角ボルトM4x30mm
丸座金M4
スプリング座金M4
六角袋ナットM4
※(すべてステンレス)
ボルトの頭部分に丸座金 袋ナット側に丸座金・スプリング座金・袋ナットの順で取り付ける
丸座金M4
スプリング座金M4
六角袋ナットM4
※(すべてステンレス)
ボルトの頭部分に丸座金 袋ナット側に丸座金・スプリング座金・袋ナットの順で取り付ける
外したワカン本体の部品をヤスリでバリ等をきれいにする
今回はステンレスの袋ナットで見栄えを良くしたため、グラインダーでボルトを削り
長さを約28mmに加工する
長さを約28mmに加工する
後は取り付けである
ボルトの先をバイス等で少しキズを付ける(ゆるみ止めの為)
ボルトの先をバイス等で少しキズを付ける(ゆるみ止めの為)
2つのスパナ(7mm)を使って仕上げる。あまり強く締めるとパイプが変形するため程々に…
これで完璧です
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ツメの出っ張りで、赤テープが大分逝ってますね。
間にタイラップ(結束バンド)を入れて緩衝材にしている方が多いですよ。
ワカン修理、私もちょうど悩んでいる最中です
同じE社のワカン使っていますが、このリベット部分の弱さはどなたも共通の悩みとお察しいたします。
kimamayamaさん、すごい!
私にはとうていこのような本格的な修理はかないまへん
みなさまステンレスのボルトやら結束バンドやらで工夫なさってるようですが、補修後更にダメージを受けたヤツをE社に修理依頼するとステンレスボルトで補修したものは本体の穴が広がったりして修理不可能になったりもするそうです。
リベットも弱いのは、素材の強度の均衡を図っているのだとか
両方強くして欲しい!
最近は、E社のみでなく他社のワカン(黒いヤツ )が販売されてますね!
しかもE社より数千円安い!
こちらは浮力は同等ですが、E社よりも丈夫で交換用のツメのリベット部品も別売されているそうです。
爪先の反りのないフラットタイプも製造しているそうですが、現在はメーカー欠品とのことでした。
BochiBochiさん、bunakoさん
コメントありがとうございます
インシュロックで補修するのも一つの方法ですね
このワカンの修理依頼者はビニールテープでベルトが傷まないように
されていました
ボルトで補修するのも一つの手ですがこれが最善の方法ではありません
クランボンでアルミ本体の前後をつながれている状態ではアルミ本体の
穴は大きくなり(アルミリベットを外した状態ではアルミ本体の穴も
大きくなっており、勿論リベットも「く」の字に曲がっており)
この様な状態だったので、アルミパイプ本体の中に当て金(今回はタガネで代用)、
当て金を当て、ハンマーで軽くたたきパイプ穴を小さくしました
その他の修理方法として、パイプの中に25mm前後の木の丸棒を
17〜18cmに切ってパイプの中に突っ込みクランボンごとボルトで
止めるのも一つの手だと思っています
次回はこういう方法も有りだと思っています
私の感想ですが一本のアルミパイプで出来ていれば良いのにと思いました
スノーシューに変えられるのも一つの手ですね(出費がかさみますが…)
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