昭和の地図-ヤマレコ

更新日：2014年03月23日　訪問者数：1835

昭和の地図

過去と現在

左が整理中に出て来た地図、右は2010年に購入した「山と高原の地図」です。

2013年末の掃除を兼ねて片付けをしていたら、どうやって入手したか不明なちょっと古い地図が出て来た。
しかも今年何度も出向いた『槍・穂高』方面で、今で言う登山用ガイド地図だろう。
少し眺めて大変興味を持った点が有った。
1.今は廃線となった松本駅から浅間温泉へ行く、路面電車「松本電気鉄道　浅間温泉線」。
2.同じく「上高地線」の終点が新島々でなく、「島々（しまじま）」である。
3.そこから上高地まで「バスで2時間40分」、しかも川岸を通る。
4.槍ヶ岳は槍沢ルート、一の俣小屋や槍沢小屋が有る。
5.「登山道」意外に「小径」と呼ばれる経路が有り、例えば「徳本峠」へは島々以外もう一つ違う沢筋の小径が存在していた。「小径」と「登山道」の違いは何か？
6.現在使用している登山道が無い（涸沢～新村橋のパノラマコース）
など、眺めていると時間を忘れてしまいます。
7.価格は50円現在の10分の1以下で、材質は上質紙の多少厚めのモノを使用。
8.地図は「建設省地理発第1631号により承認済」との記載有。
9.編集は手書きらしき文字や挿絵が有り、かなり手作り感満点です。
10.裏面は各地の観光案内が一面と書かれている。交通機関は所要時間・距離（キロメートルが漢字で書いて有る）。旅館・山小屋の案内、登山コースの案内と盛り沢山！現在の地図に有る付録の別冊が無いので、その情報が裏面にびっしりと書いた様ですね。ヽ(^o^)丿
11.カバーケースと地図が貼り付けて有ります。そう言えば昔の地図はそんな感じしました。
12.この地図は「山椒の様に小粒でもピリリと辛い」そんな感じをしましたが、山に持って行ったら、耐久性が足りないのでは？と感じました。

余り画像的に良くないのですが、下記山行記録のファイルに大きな画像をアップしておきました。
興味のある方は見てやって下さいね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-358696.html

＜関連する日記＞
http://www.yamareco.com/modules/diary/1242-detail-62258

昭和32年8月1日発行の上高地観光地図と現在の地図を比較してみた　(^^)v