友との歩きに下調べ-ヤマレコ

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更新日：2014年04月22日　訪問者数：782

友との歩きに下調べ

神ノ川ヒュッテから蛭ケ岳そして檜洞丸経由ヤタ尾根下山

道志道から県道76号線に入り15kmほど奥まった場所に神ノ川ヒュッテがある。
登山者なら知る場所でもあって林道入り口ゲート前には数台の登山者もしくは渓流釣りの
マイカーが止まっている。

おいらはこの場所から手前のカーブ地点に止めている、歩道が広くなった場所が
指定地なのです。日陰沢橋を渡りヒュッテを見送りゲートから林道を歩く。

林道は長く犬越路トンネルへと延びています、登山入口は先ず、熊笹ノ峰へ登るヤタ尾根が続き割と楽に歩けます。

今日はこの先に行く、看板に神ノ川の標識が建つ、反対側、右に焼山、姫次とある。この表記の場所姫次経由蛭ケ岳に向かいます。

表示版から階段を下りて神ノ川に架かる橋を渡り対岸から登山道に進みます、ヒュッテから見ると一番前にそびえている山が風巻ノ頭だこの山に上がって先に行きます。

林道から別れ小石混じりの道が暫く続き高度を上げるも繰り返しのつづら折りが長い、
林の中を通ってつづらが終わる。なだらかな場所を越えて又坂道が来る、結構きつい登りがあって汗が一段と落してくる。

風巻ノ頭に着く避難小屋が整備されているしいざと言う時は便利だ、静かすぎる場所
歩きは先にへと向かう、柚平山に向かう、二時間は過ぎたやがて足場の悪い岩場が出る
ロープが下がっているが高さはないので直に下りられる。

続いて細尾根の岩場を通過し登り下りを繰り返し柚平山に着く、山頂らしくはない
景色もない場所、留まっている事は無い。勢いで先に歩く一時間少しの歩きですが山頂手前に崩れ掛かった山道が出てくる、階段が壊れザレた場所左側が崖です。

不安な場所にも見えるが地図には書かれてない、雪の影響、大雨も災いかだ。馬酔木の花が咲く道だがもう終わっている、姫次には時間が掛からず到着出来た、姫次は分岐点だ
道志道から焼山経由と青根地区からもここに着く、ベンチが数個有って晴天なら神奈川のテッペンが見えるし富士山も拝める。

下から来た人、蛭ケ岳下山者が合流する、降りた登山者は振り返って山頂を見上げ
暫し回想にふける、登って来たものは一息入れ靴ひもを締め直し気合いを入れ
蛭ケ岳を目指す。
林の下りから始まり鹿避けのネットの間を通過した、場所には残雪があった、道にも少し
残ってる、滑る事は無く数メートルと小さな塊です。原小屋平から地蔵平と進む、
やがて厄介な階段、木段が始まる、登山者から踏みいじられる事を避けるため整備された
木段が続きます。

此れでもかと長い、だけど大倉尾根の階段よりはマシ、この辺でいいよと根が出始めれば
山頂は近い、左手上に蛭ケ岳山荘が顔を出す、やれやれ着いたかと安堵する。
神奈川県の頂きに到着だ、生憎の天候ガス，霞で景観はない。晴天なら申し分ない
別天地遠くの山々が堪能できる、お山も待っている(富士山)。

山頂には四人が居た、お昼中と散策を楽しんでいる者も居た、おいらはその一人に
頼んで記念の写真を撮りっこした。山に来れば話は同じ会話が出る、出発場所、時間
そして健脚を讃えあう。毎度の会話だ、次はどこの山に行くかも出てくるし、前の山話にも盛り上がる。

昼時間は長く続かない早々に切り上げ別々に去っていく、おいらは檜洞丸経由で
元の場所に下りる。

蛭ケ岳から下るもいきなり嫌な場所に入る、イバラの木がズボン、背中、腕を棘で
突き刺す、毎度ではあるが好きにはなれない場所です。イバラが過ぎると足元が危険に晒されるザレ場にクサリ場が立ちはだかる、地図にも記載危険となっている場所を下りる。

ゆっくり慎重に行動だ、降りて次は岩混じりの段差の高い場所に差し掛かる、どっこいしょと言いながら下りている。やれやれだ。
ミカゲ沢ノ頭は知らぬ間に通過してた、登り下りの繰り返しで臼ケ岳に上がる一旦下って神ノ川乗越に着く、若干きつい場所登り切ってホッとする。横尾根に取り付き鉄板の渡りから鉄梯子に変わり危ない箇所はこの辺まで現れる。

横に張ったクサリを終えれば一息つける、やがてこの辺からバイケイソウが見られる、葉丈は10cm程度と出てきたばかり、株が沢山見えた。山道は水路にもなる様で掘れた窪みを
歩く事は常、檜洞丸(ひのきぼらまる)も同様の道だ、自然破壊に負けじと防護柵を設置し
登山道を空け渡し保護している、別の場所を提供し山道としていた。

昔風の道が改良され都会道?にも感じた、長い木段が始まりました、息が弾む、小刻みの
小休止が続く足にも疲れが出始める、雨が林の枯葉で音を出し始めた、マズイと思った
しかし背中は汗で濡れているしもう少し様子を見て雨具の用意とした。
歩きは雨の影響から急ぎに変わっている、だけどそんなにも急げない、体力の低下が分かる。檜洞丸手前の青ケ岳山荘は営業中でした。

檜から熊笹ノ峰に着く、ここまで来た登りは終わった残りは下っていくだけです、熊笹ノ峰分岐からヤタ尾根に入る、分岐点はコウゲ経由犬越路へと行ける。
ヤタ尾根がある道3km程下って行く、2km下りた地点?怪しいが岩に雨水が溜まった岩がある、自分は野鳥への水場と決めている、夏場などは涸れているがペットボトルから分けている。渓流までは距離があるので時には助ける。

時折下から川の水音が聞こえ出す、700m当たりまで来ると音が高く成り、安心も高まる
300mの下山で終了する。
山道は一旦林道を跨ぎ再び森へと入り1kmの歩きで先ほどの林道のつながりに出る、ヤタ尾根の入口に辿り着く。10時間ちょいの歩きになったが終わってしまえば感触は?31kmと
歩いた感想はどうですかって聞かれても答えは無い。

暫くすれば又同じコースを歩いてたり・・・・。