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更新日:2014年05月16日 訪問者数:25422
雪山登山 山道具・装備
安達太良山の稜線で盗難
iladatara
えー! 安達太良の稜線で盗難!!
2014年4月13日(日) 晴れ 風弱い 午後1時頃

盗難される(下界では、置き引きと言うらしい)
 矢筈が森の南、峰の辻から牛の背へ向かうT字路にて、ピッケル2本 かんじき2セット。

状況 T字路より鉄山往復のため、ピッケル、かんじきをデポ
   デポ地点(登山ルートから少し外れた、地面から30cm位高い所。石で囲われた場所。
        投げておいたとか、忘れたとか は考えにくいはず。)
   そのT字路は、ふつう人の休憩には利用されることは少ない。
   1時間位あとにT字路に戻ると、置いたはずの用具がない。

   がっかりして、被害状況を警察に届ける。

帰宅後写真をチェックした。
なんと、かんじきをセットし、ピッケルをかざしている2人組が映っている写真が2枚あった。
デポしてあるものを他人がそのように取り扱って言い訳はない。

数日立って、警察等に上記の用具の届け出がないことから、盗難されたとしか考えられない。
さらに、警察に写真を含めて、その状況を届け出た。

この2人の写真は、個人の人権の尊重を考慮し、
他人には判別できず、本人のみが判別できる程度に表示しています。
もし、上記の件に関して、何か情報を持っている方がおられましたら、
二本松警察署に連絡お願いします。
上記物品が、無事戻るようご協力お願いします。
ここ3週間での山の盗難 実例
(1)2週間ほど前、氷結の刈田岳へ登った。
   ほぼ同じ時期に刈田岳の避難小屋で、ピッケルとアイゼンを盗まれた人がいるという。
   (詳細は別ホームページに載っています。)
   残された人は、場合によっては、死活問題になる。
   
(2)スカイライン開通で、写真撮影で浄土平近辺を散策、撮影していた人の話。
   わずかの隙をついて、高価な三脚を、3脚も盗難されたという。
   (某自然施設の管理人さんのお話。)
   泣き寝入りのようです。

(3)今回の私の道具の盗難。
   なくなった用具が警察に届けられることを期待したが無念。
   道に落ちていたものを拾った行為とは考えにくく、
   意識的に保管されている場所から故意に持ち出し、
   身に着ける行為はどのように考えたらよいのか。
  
 インターネットを見るとこの他、たくさんの山岳での窃盗事件が載っているが、
 泣き寝入りのようである。

やまの道具には、人それぞれ思いれがあり、大事にしております。
状況によっては、その道具がないことによって、死活問題に派生する場合があります。
心無い人に山をけがされたくはない。
山を爽やかな気持ちで歩きたいです。

山岳のみならず、あらゆるレジャー活動の中で起きている窃盗に、警察、一般市民、山岳関係者、レジャー産業に関係する多くの人々が関心を持って対処していけたらと考えます。多くの人々が窃盗には注目しているという雰囲気づくりが、窃盗を少なくする一助になるように思われます。
*と(4)(5)(6)は2014年5月15日に追加しました。

* ピッケル2本とかんじき2セットが盗難に遭ってから、ほぼ1か月が経過しました。その間、その用具の補充をしないまま登山を続け、4月末に雪面の踏み抜きで膝を強打し、3週間の安静治療を宣告され、悶々とした日々を過ごしていました。そして、そろそろ、このニュースを削除しておこうと考えたとき、別の視点からのアドバイスを頂き、しばらく掲載させて頂こうと決めました。
盗難は、事件性が高いとか、品物の発見または届け出がないと没になってしまうことが多いそうです。

(4)飯豊山でのある高校の山岳部の例です。生徒のザック等を1か所にまとめデポし、近くのピークのピストン後、デポ地点に戻ると、ザックから数々の用具が引き抜かれていた。顧問の先生、下山ルートと思われる方向へ駆け降りました。予想どおりザックを背負って犯人が下山途中。犯人のとった態度は? しらを切る、因縁をつける、「警察に届ける途中だった・・・」。顧問の先生が、ザックの中身をチェックし、・・・犯人から品々を回収できたということでした。
現場を押さえた時でさえ、解決はスムーズでないらしいです。

(5)山岳用品店の御子息の方の、吾妻山系のキャンプサイトでの例です。食事を済ませ、炊事場で食器を洗い、洗い場の上の所で水を切るために置いておいた。しばらくたって、炊事場に行ってみると、食器がない。別のグループのキャンプサイトを見て回ったら、発見。そのグループの言うことには、「共有物で、みんなで使って下さいと置いてあるものだと思った。」
「現在の世相には、理解しがたいあるムード(すべて自由とか・・・)が在って、それを山とかに平気で持ち込む傾向がある。」と書かれた随筆を読んだことがある。不思議なムードだ。

(6)花を見て回ることは、楽しみの一つです。ある自然観察林の事務所の玄関には、見頃の花が絵、写真入りでボードに掲示されています。5月15日、その事務所に警察が来ていました。盗掘です。アリャー・・・次回はあそこに・あの花を見に行こうとか、来年はあそこに・あの花を見に行こうとか考えるものです。それが盗まれてしまう。その自然観察林は、今までも何件かの盗掘があったそうですが、そのたびにいろいろ対策を練ってきて、何とか盗掘を少なくして来たそうです。非常に雰囲気のいい,すばらしい自然林です。
5月15日の盗掘屋、その花の自然種は貴重なのです。何とか戻してくれませんか。
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