台風2号と裏燧 【沼山峠〜尾瀬沼〜三条の滝〜裏燧林道〜御池】
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 549m
- 下り
- 727m
コースタイム
5:30御池発のバスで沼山峠へ
6:15沼山峠-7:50沼尻平-9:30見晴(昼食)-10:50赤田代(温泉小屋)-11:15平滑の滝-12:00三条の滝展望台-13:30裏燧橋-15:15御池駐車場
全行程9時間00分(休憩含む)
天候 | 台風接近のため雨、風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バスは5時台から動いてました。 平日かつ台風接近のため駐車場の車はまばら、バスの乗客は我々三人のみでした。 帰りは御池駐車場へ直接歩き着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨のため歩きにくかったです。 木道がツルツルでよく滑り、三人とも尻餅をつきました。 三条の滝へ向かう道は急峻です。 |
写真
感想
「強い勢力を持った台風2号が沖縄に接近しています。
今週末は関東への上陸が見込まれています。
沿岸地域や山は大荒れの予測、充分にご注意ください」
・・・むむむ。
まさに、その週末に尾瀬へ行こうとしているのだが。
天気予報と睨めっこの金曜日。
いくら眺めても台風の進路が変わるわけもなく…。
強行か? 勇気アル撤退か?
逡巡しているところへ我等がリーダーMCから連絡が入りました。
「とりあえず行こー。駄目だったらその場で考えればイイや」
ということで強行決定。
雨のパラつく都内を日曜の午後に出発し、強風の東北道をひた走り、御池へ向かいました。
今回の計画は、日曜に御池で前泊し、月曜に沼山峠から尾瀬沼、尾瀬ヶ原を掠めて三条の滝を経由、裏燧林道を通って御池までのロングコース。
メンバーは百戦錬磨の我等がリーダーMCと、山歩き中堅のACちゃん、初心者chanq(私)の3人。
リーダーMCはどーんと構えていましたが、私とACちゃんは
台風は尾瀬にやって来るのか? 歩けるのか?
とドキドキしていました。
夜、御池に着くとそこは暴風雨。
リーダーMCが雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、テントを張ってくれました。
駐車場と言えども嵐のテント泊は初めて・・・というよりも、テント泊そのものが初めて。
つつかれた亀みたいにシュラフへ潜り込み、外の嵐も何のその、意外に快適な夜を過ごしました。
起きたら快晴!
なわけはなく、雨と風。
しかし、めげずに行動開始です。
こんな日、しかも平日に観光客がいるはずもなく、御池発のバスに乗ったのは我々3人のみでした。
樹林帯から歩き始めると、残雪がたっぷりです。
今年はこの時期にしては雪が多いみたいでした(MC談)。
そして、水を含んだ木道の滑ること滑ること。
リーダーMCが「風よりも濡れた木道の方がよほど危険だ」と言っていましたがまさにその通りで、私はドリフのコントみたいな尻餅を2回もついたのでした。
アイテテテ・・・。
でも、湿原に滑落しなかったから良いか。
尾瀬と言えば平坦な木道歩きのイメージでしたが、三条の滝へ向かう道は登山そのものでした。
台風の影響で水量が増えた滝は迫力満点。
その様はまるでジャパニーズ・ナイアガラといったところでした。
裏燧林道以降はそれまでにも増して雪が多く、5月末とは思えない様相でした。
でも、地面の見えるところには水芭蕉が群生しています。
雪は残っていても春、いや初夏なんだな・・・。
燧ケ岳も何も見えませんでしたが、幻想的な雨の尾瀬をたくさん歩いて楽しかったです。
ちなみに帰宅後に過去天気をチェックしたら、我々が歩いた月曜には台風は温帯低気圧に変わっていたようでした。
次は晴れた日に行きたいな〜。
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