八ヶ岳 石尊稜〜横岳〜大同心稜下降+ジョウゴ沢アイス

2017年12月16日(土) ~ 2017年12月17日(日)

• GPS: 36:52
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,622m
• 下り: 1,602m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 2:53
• 合計: 12:50

距離 10.8km 登り 1,461m 下り 729m

2:13 スタート地点
2:59 やまのこ村
3:03 赤岳山荘
3:10 3:23 美濃戸山荘
4:16 4:23 堰堤広場
5:19 6:58 赤岳鉱泉
12:18 13:00 石尊峰
13:10 横岳（三叉峰）
13:22 無名峰
13:29 13:30 横岳（奥ノ院）
14:00 14:11 大同心
15:00 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
15:03 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:13

距離 8.3km 登り 160m 下り 881m

9:52 赤岳鉱泉
9:58 9:59 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
10:02 10:03 ジョウゴ沢
12:05 ジョウゴ沢
12:09 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:37 13:16 赤岳鉱泉
13:55 13:59 堰堤広場
14:26 美濃戸山荘
14:30 14:31 赤岳山荘
15:05 ゴール地点

16日土曜　稜線上は強風15m〜　気温　朝-11℃
17日日曜　雪　気温　夜-15℃　昼間-11℃

天候

曇り、雪

写真

2:00美濃戸からちょっと行ったところで車が上がらず、乗り捨てて歩く。完全に登りも下りもチェーン無いとやばいす。

7:00　テントを張り、準備していざ石尊稜へ。
この時点ではテントは一張w

途中まではアイスに入るトレースがあったが、近づくにつれノートレース。まだ雪崩れるほどは積もってはいないが、軽くラッセル。

岩場が出てて、積もったほうが歩きやすい気がする。

尾根沿いに進めば、迷うことはない。

上部の下部岩峰が見えてきた。
真ん中と右の方に支点が2箇所見える。
ルートは左からもいける。

初めての八ヶ岳。サクッと行く今回の相方さん。

岩峰を上がり、左へトラバースする。
いつも切る所より先に行ってたので、少し登りすぎ、なんの引っ掛かりもないスラブを前爪でバイルを横に引っ掛けてトラバースw

ここから先はリッジに出るまでコンテで進む。

ちょっとだけ天気も回復

ザイルをしまい、リッジへ。

膝くらいまで埋まるが、まだまだ雪が足りない。

上部まではラッセルトレーニング

登りきると上部岩峰。

上部1P目
風が強くなってきた。

上部2P伸ばしたがイラない。実質1Pでしまえるが場所がないので適当な所迄伸ばす。

せっかくなので暴風の中横岳まで縦走。

大同心稜を降りるが、ガスと風で小同心の方に行きかけた。
ま、そんなに変わらないけど。

大同心下降中。

下まで来ると風もなく温かい。
トレースありの高速道路・
4時には宴会。18：30には撃沈

翌日赤岳主稜予定だったが、初めて聞く唸る暴風音に気持ちが萎える。
偶然あった仲間にアイスに同行させてもらうことに。

行った事ないジョウゴ沢。
だって二回目だもんね。

F1　せっかくなので真ん中から登ってみる。

ガイドパーティで賑わうF2

鹿児島の野郎もがんばります。

上下共に練習できて楽しかった。

13:00には下山開始。
下は青空。

いつもよりちょっとだけ。歩きます。
チェーン欲しい。

感想

liew2fow

石尊稜取付き途中からトレースなし。樹林帯に上がる前に股下ラッセルの箇所もあったが、少しだけなので特に問題はなし。
取付きから1Pはザイルを出したが、その上〜上部雪稜まではコンテ。雪稜手前の岩陰でザイルをしまい、第二岩峰2Pザイルを出したが、実質1Pだけでもよかった。
まだナイフリッジになるほど積もってはおらず、ミックスを楽しんだ感じ。
強風により2日目の主稜はあきらめ、合流した友達とジョウゴ沢F2にてTRでアイストレ。

taneku

無雪期を通じても初の八ヶ岳。天気は微妙だったけど、そのおかげで石尊稜は貸切状態。周りを気にせず登りに集中することができた。真冬のミックスクライミングは初だったが今の自分にとっては、ちょうど良いレベルだった。2日目はliewさんも初めて聞くという暴風の唸る音。赤岳主稜を諦めてジョウゴ沢でアイス。結果的にアルパインもアイスも楽しめてラッキーだった。
次は中山尾根か阿弥陀岳北西稜あたりを攻めたい。