小城頭へ 信州ふるさと120山・泰阜村の山
- GPS
- 02:35
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 469m
- 下り
- 459m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
栃城方面へ(約10km)一本杉登山口付近🅿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小さな滝の中腹を通過 ガレ場ロープ設置されているが要注意 |
その他周辺情報 | 温田にランプ停 南宮温泉 かじかの湯など |
写真
感想
2018年(平成30年)5月15日(火)
小城頭へ 信州ふるさとの山120山 泰阜村の山
「ガレに蛇 滝を横切る 小城頭」
信州ふるさと120山の一座
泰阜村のふるさとの山、小城頭を登ってきた。
登山口までが大変で、飯田線温田駅付近から
城栃(とんじろ)地区まで細い山道を約10辧40分ほどかけ行く。
栃中川(とちゅうがわ)から取水しアマゴ養殖がおこなわれている栃城
今も生活をされている方がいる。
この山中につい最近まで泰阜小学校の分校もあった。
南信州の渓谷に生活する人々の山へ登らせてもらった。
アマゴの養殖場近く、廃屋を過ぎ住宅が一軒ある先に
一本松登山口がある。
住宅の真上の道を通り尾根へとゆったりと高度を上げていく。
昔は薪、炭などを生活の糧として運んだという生活道を行く。
途中、まず滝が現われた。
水量は多くないがかなりの落差で何段かに分かれて流れている。
その中腹を通過するのだ。
ちょっとした滝つぼをまたぐように渡る。
水しぶきが少しかかり、気温の高かった今日気持ちよかった。
次にガレ場だ。
花崗岩のガレ場が何か所か現われるのだが、
その一か所がかなり危なかった。
滑り落ちたら、と思うとゾクッとする危険地帯。
ロープは張られていたもの足元は崩れカランカランと
落石の音が響き緊張しながら通過した。
さいごが蛇の登場!
大の苦手にしている蛇さんだ。
愛宕山で、そして諏訪山で現れたのだが運よく私は目にすることなく
同伴者が目にして
私は今シーズンまだお目にかかっていなかったのだが
お初に「こんにちは」をしてしまった。
花崗岩の登山道に枯れ枝のごとく横たわっていた。
茶と黒が混ざった色の長い奴だ。
普通は蛇さんも驚き逃げていくのにこの蛇さんは堂々として動かない。
石を投げ驚かすがなかなか動こうとしない。十個ぐらい投げただろうか。
ぬるっと少しずつ動き登山道から花崗岩の石の中だろうかいなくなった?
それでもまた出てきそうで足早にその横を通り過ぎた。
いつもより軽やかな足取りだったと同伴者に笑われた。
S氏はそのあと別の蛇さんを見たという。
どこにいてもおかしくないのだが、いったん見てしまうと
また出てきそうな蛇さんにおびえる私がいるのだ。
山にはつきものだが、嫌なものは嫌なのだ。
もちろん登山道を往復するか一瞬迷った。
栃城北回りのコースで周回すれば同じところを通らずに済むが
長い林道歩きもあり蛇さんの道を通り帰ることを決めた。
なお帰りはお会いすることもなく足早に下ることができた。
尾根に出る。ここが大城峠だ。
漆平野(しっぺの)からのコースとの合流点でもある。
ここから急な尾根を登り一端眺望のある尾根へと出る。
そこから双耳峰の一方をトラバースして
山頂のある峰の裏側に回り込んでから最後の登りになる。
峠からは時間もかからず小城頭の山頂へと着く。
狭い山頂からはまず中央アルプスが目の前に聳える。
その他、深い山並みが続き南信濃の奥深さを感じることができる。
山の波が押し寄せると表現した方がいいだろうか。
蛇の話が長くなり恐縮だが、
滝の美しさ、山並みの奥深さなど南信州を味わうには最高の山と感じた。
また南信州にない独特の双耳峰が天を突くようで形いい。
ふるちゃん
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