ブンケン(射能山) 〜冬の訪れを感じ〜
- GPS
- 04:48
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 606m
- 下り
- 601m
コースタイム
天候 | 晴 奥伊吹スキー場駐車場 0℃ ブンケン 6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢渡りに注意。 山頂手前はかなりの藪です。 |
写真
感想
伊吹山地もおそらく今年で最後の山行になります。
たぶん雪が多少なりとも降ったはず。
だが、そんなに積もってないだろうと思い、奥伊吹スキー場までスクーターを走らす。
奥伊吹駐車場は凍結しててスクーターは命がけでした。
1人のおじさんが「ブンケンに登るんか」と聞いてきたので「はい」と答え、ご一緒することになった。
山荘裏から登るみたいで早速取り付く。
積雪のせいで登山道が見えなかったが適当に登る。
少し登って、すぐに下りになり沢を渡り、尾根の取り付まで歩く。
この沢渡りは結構手ごわかった。
尾根の取り付きが現れ取り付くが、急坂と積雪で苦戦する。
それもそのはず。俺は雪山装備を一切してないからだ。
傾斜が落ち着き道なりに登っていく。
このときの積雪は大したことは無い。
これなら山頂までは楽勝だなと思ってたら、だんだん雪が深くなっていく。
尾根直下は30cm越の積雪で新雪の為、あと踏まれてないので結構苦労した。
尾根に着くと雪は40cm超にまで積もっており、しかも藪がうるさいのでかなり苦労した。
靴紐も解けていたが、ラッセル状態なので結び直さなかった。
ラッセルと藪漕ぎをクリアするとブンケン山頂に。
すばらしい景色だった。
白山、北ア、乗鞍、御岳、木曽駒、恵那山、南アに濃尾平野の眺め。
伊吹、琵琶湖は残念ながら雲に隠されました。
ここから尾根道を通ってリフトの最上部まで向かうが、相変わらず雪が深いので疲れるが、途中から鹿の通り道があり凄く有難かった。
アップダウンを2度ほどクリアするとリフトの最上部が現れ、リフトに座りながら飯を食べる。
まだスキー場が営業してないからかなり助かった。
営業してたらと思うとゾッとする。
それにしても湖北の山々や、奥美濃の山々はすっかり雪山だ。
そのままゲレンデを下る。
気持ちが良い。ゲレンデの新雪を登山靴で踏みしめるのは!
勾配もきつくないし、道(ゲレンデ)は広いし、ふかふかの雪で転倒することもない。
こんなに安心しての下山は初めてだ。
ハイテンションのままゲレンデを降りて登山終了。
今シーズン初の雪山登山はやはり楽しかった。
これからこのスキー場も営業を始めるのでこのようなルートを辿ることは不可能になるだろう。
そのまえに登ることが出来てよかったと思う。
コメント
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ブンゲンは熊が多いとのことでこの時期躊躇していましたが見事な雪ですね!
40!やはり同じ伊吹でも「奥」が付くとレベルが数段アップします。
しかも凍結路を甲津原まで行くなんて・・・!多分雪道は慣れていないでしょうから これからの季節山以外でも気をつけてください
お天気は最高でしたね晴れた日の白い雪景色はこの世で最も美しい風景の中のひとつだと思います。
こういう景色を体感できるのが山登りをやめられない理由なんですよねぇ・・・・。
やはり伊吹山地は熊が多いですね。
とりあえず熊の足跡は見当たらなかったですよ。
鹿の足跡は沢山ありましたけど。
凍結路をスクーターで走るのは無謀でした。
そろそろスクーターで行くのは限界でしょうからこれからは車で行こうとおもいます。
とにかく雪質はふんわりしてたので足が埋まってラッセルを余儀なくされるので、たいした距離と標高差は歩いてないのに結構疲れました。
でもご褒美って言うのはあるものですよね。
yuconさんの言うとおり、「この世で最も美しい風景の中の1つ」っていうのは本当ですよ。
贅沢なひと時を満喫させてもらいました。
ほんと、こういうのがあるから山登りはやめられないですよね!
夏装備では限界の積雪だったと思いますが、とても天気が良かったようですね。
素晴らしい景色の画像をたのしませていただきました。
私も昨日はスキー場(跡)を山頂までプチ徘徊してまして、やはりラッセルと薮漕ぎをして汗を流しました。
そうですね、夏装備ではこれで限界だと思いました。
天気に恵まれてとても幸せでした。
mountrexさんも早速冬登山を始めてるのですね。
ラッセルってきついですよね。
それに藪漕ぎが加わるとかなり堪えますよね。
そちらの雪はこことは比較にならないでしょう。
お互い気をつけて冬登山を楽しみましょう。
雪化粧程度かと思ったら、結構積もってますね。
同じく土曜日に伊吹山の北尾根に行こうと思っていて、結局見送ってしまいましたが、
新雪と青空のことを思い浮かべたら、別の判断をしたような気がします。
ブンゲンはその奇妙な名前と滋賀県第三の高峰ということで、
昔から気になっているのですが、藪と雪のせいでこれまで縁が無いです。
やはり残雪期が無難だと思うのですが、その時期は登りたい山が多くて困ります。
金糞岳は冬になると存在感が増してきますね。
今年の冬に登りたい山の一つです。
俺も雪化粧程度だと思っていたので、なんの装備もなしで苦労しました。
アイゼンの必要性を改めて感じた山行でした。
本当はブンゲンと貝月山の両方を登るつもりでしたがこの雪は予想外でした。
この山はabeyさんの言うとおり残雪期がベストですね。
とにかく尾根は藪がうるさいです。
仰るとおり金糞岳は雪化粧すると存在感が増します。
うちらが住んでる彦根からでもはっきりと金糞岳だと分かるくらい変わりますね。
冬の金糞岳、魅力ですよね!
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