記録ID: 1710474
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雪山ハイキング
北陸
取立山ー大長山、吹雪ラッセルで撤退
2019年01月20日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:46
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 799m
- 下り
- 151m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:47
距離 5.3km
登り 799m
下り 152m
珍しくペア。相棒は取立山ー大長山ー赤兎山を周回したいという。その実は吹雪の中でラッセルしたいらしい。夜2、3時に行く!と宣言していたが、夜間・吹雪・ロングトレイルという中でのラッセルは安全を確保出来ない。何とか説得して5時集合に。それであれば、取立ピークに着く頃には明るい筈だ。
それにしても、地元の冬山で夜間登山とは、山屋としてはともかく人としていかがなものか。ましてや相棒はザイルを持ってきたという。何を思って持ってきたのか、背筋が凍る。相棒は登山口でもたもたとシューを履く私を冷ややかに眺め、出発となるとバビューンとスタート。林道ショートカットではトレースははっきりしており、夜間でも迷う事はない。ただ、積雪が少なく、林内ではブッシュに閉口する。夏駐車場では一見雪が豊富だが、名物ポストは寂しく佇んでいる。ブナ林のつづら折りもトレースははっきりしており、例年とほぼ変わらない。ブナ林を出ると、例年の直登はつづら折りに迂回されていた。
いよいよ取立への尾根に出る。吹雪に入る。トレースも埋まり、ラッセルと化する。相棒に行く?と尋ねると、ウヒヒヒと突進。貪る様にラッセル。気がついたら、あっという間に取立山ピークに立っていた。
更に大長目指して、相棒はガツガツ斜面を下る。変態モードに満充電。トレースは積雪で埋もれており、ここからはナビや地図頼りとなる。尾根分岐からは一層吹雪が強まり、ワカンやシューでも膝まで沈む。更に雪が湿ってクソ重い。ラッセルを交代しながら前進。最初の小ピークを越え、鞍部を下る。下りながら思っていた事を相棒も呟く。「帰りはここ、登り返すんですよね」私も「大長、遠いね、断念だね」。鞍部手前で今日のトレッキングに印籠を渡す。
帰りは我々のトレースを辿れば良い訳だが、もうトレースが埋もれており、相変わらず重い。昼になると吹雪くが気温も上がり、雪がネチョネチョ。ブナ林まで下りと雪が雨に。1月というのに、まるで春山だ。ブナ林を出た所で二人ともツボ足になる。時々はまる(北陸ではゴボルと言う)。「これが重力というものか」。
駐車場に着いた頃には、ビチョビチョのヨレヨレ。結局、この日は我々とテレマークのお兄さん。まぁ、こんな日に上がろうなんて、変人だわ。と思っていたら、相棒は「また大長にリベンジする。今度は2時出発」。いやはや変態は懲りない。
それにしても、地元の冬山で夜間登山とは、山屋としてはともかく人としていかがなものか。ましてや相棒はザイルを持ってきたという。何を思って持ってきたのか、背筋が凍る。相棒は登山口でもたもたとシューを履く私を冷ややかに眺め、出発となるとバビューンとスタート。林道ショートカットではトレースははっきりしており、夜間でも迷う事はない。ただ、積雪が少なく、林内ではブッシュに閉口する。夏駐車場では一見雪が豊富だが、名物ポストは寂しく佇んでいる。ブナ林のつづら折りもトレースははっきりしており、例年とほぼ変わらない。ブナ林を出ると、例年の直登はつづら折りに迂回されていた。
いよいよ取立への尾根に出る。吹雪に入る。トレースも埋まり、ラッセルと化する。相棒に行く?と尋ねると、ウヒヒヒと突進。貪る様にラッセル。気がついたら、あっという間に取立山ピークに立っていた。
更に大長目指して、相棒はガツガツ斜面を下る。変態モードに満充電。トレースは積雪で埋もれており、ここからはナビや地図頼りとなる。尾根分岐からは一層吹雪が強まり、ワカンやシューでも膝まで沈む。更に雪が湿ってクソ重い。ラッセルを交代しながら前進。最初の小ピークを越え、鞍部を下る。下りながら思っていた事を相棒も呟く。「帰りはここ、登り返すんですよね」私も「大長、遠いね、断念だね」。鞍部手前で今日のトレッキングに印籠を渡す。
帰りは我々のトレースを辿れば良い訳だが、もうトレースが埋もれており、相変わらず重い。昼になると吹雪くが気温も上がり、雪がネチョネチョ。ブナ林まで下りと雪が雨に。1月というのに、まるで春山だ。ブナ林を出た所で二人ともツボ足になる。時々はまる(北陸ではゴボルと言う)。「これが重力というものか」。
駐車場に着いた頃には、ビチョビチョのヨレヨレ。結局、この日は我々とテレマークのお兄さん。まぁ、こんな日に上がろうなんて、変人だわ。と思っていたら、相棒は「また大長にリベンジする。今度は2時出発」。いやはや変態は懲りない。
天候 | 吹雪〜雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全く雪が少ない。取立山ピークから先の斜面は平年雪一面であるが、ブッシュ出まくり。名物ポストも赤裸々。取立山ピークまでトレースは明瞭、大長までの尾根はトレース無し、我々のトレースも直ぐ埋まるだろう。雪は湿ってなまら重い。 |
その他周辺情報 | 冬駐車場の国道側の雪壁は絶低い。 |
写真
感想
「年齢の違いが戦力の決定的差でないということを教えてやる」と思っていたら、しっかり教えられた。
ログが取り込めない。
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