八ヶ岳 東天狗岳東壁 天狗の鼻から滑降 西天狗も

2020年04月05日(日) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,183m
• 下り: 1,202m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 2:09
• 合計: 7:31

距離 12.4km 登り 1,188m 下り 1,204m

5:55 スタート地点
6:32 6:35 こまどり沢
6:45 6:54 こまどり沢看板
7:16 7:20 しらびそ小屋
7:22 ミドリ池
7:27 中山峠・本沢温泉分岐
8:14 8:20 中山峠・みどり池まで40分道標
8:31 8:49 中山峠
9:40 9:42 天狗岳分岐
9:48 9:58 天狗の鼻
10:01 10:27 東天狗岳
10:47 10:51 天狗岳
11:12 11:40 天狗の鼻
12:20 中山峠・本沢温泉分岐
12:22 12:27 ミドリ池
12:28 12:42 しらびそ小屋
12:54 こまどり沢看板
12:58 こまどり沢
13:26 ミドリ池入口

写真

4/5 5:53

スタート地点から雪なし

4/5 6:23

40分板かついでからシール歩行

4/5 7:15

しらびそ小屋到着、東天狗は雲の中

4/5 7:15

リスが餌付けされてる

4/5 8:08

癒しの森を歩き

4/5 8:30

中山峠の50m下は急登、この日はトレースが付いてて楽々あがれた

4/5 8:38

中山峠着

4/5 8:52

また冬に逆戻りな感じ

4/5 8:59

東天狗を目指す

4/5 10:02

東天狗到着

4/5 10:41

まだ晴れそうにないので西天狗も行っとく

4/5 10:53

西天狗から滑り降り

4/5 11:35

さあ視界が出た、行くぞ東天狗東壁！

4/5 11:36

硬いけどギリギリ行ける雪

4/5 11:38

天狗の鼻を見上げる
表面だけ凍ってた、マジの氷だったらやばい

4/5 11:39

ボトムに吸い込まれるー

4/5 11:40

いやーすごい空間

4/5 11:40

集中してコントロール

4/5 11:41

下部のデブリを避けて滑って

4/5 11:53

ボトムに到着！しびれたー

4/5 11:55

デブリ、落石、油断ならない斜面

4/5 11:57

稲子岳に向かってツリーラン

4/5 12:08

少々藪いとこもあるけど問題なくトレースに合流

4/5 12:23

晴れた！遅い笑

4/5 12:28

すっかり春の陽気になった
朝の陰鬱とした感じはなんだったのか

4/5 12:32

真ん中から突き出た天狗の鼻(大岩)の肩から左下へ、さらに真っ直ぐ下へ滑った

4/5 13:17

帰ろう

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

Y0M0YAMA

八ヶ岳でスキーといえば赤岳、横岳、西天狗、蓼科山、北横岳と記録があるが
他にも滑れないかと考えたところ、東天狗岳の東壁はいけるんじゃないかと思った
調べてみると山スキーMLに東天狗山頂の南側に下って滑った記録があった
しらびそ小屋から見る東天狗岳は天狗の鼻を真ん中に左右に広がって見える
この天狗の鼻から滑ろう、まだ誰も滑ったことがなさそうだ

去年偵察して、今年の4/4（土）が気温が高く、雪が緩みそうなので決行しようと考えていた
が、あえなく寝坊したので、気温が下がるが4/5（日）にチャレンジすることになった・・

駐車場から40分間は雪がないので板を担ぐ、去年の2月は駐車場から雪が豊富だったので、2月、3月ならより快適だろう
しらびそ小屋に近づくと日陰で氷ができているのでアイゼンにチェンンジ、

しらびそ小屋に到着したが東天狗東壁は雲の中、この日は午前は天気が悪く、昼から晴れる予報、なのでトロトロゆっくり歩いていく
小屋からシール歩行でいけるが、中山峠の最後の50mは急登なのでツボ足、
峠に登り切ってからシール歩行にしたが、夏道は石が出てるので山頂までアイゼンにした
西天狗と東天狗の間の沢地形には雪が溜まっているので、そちらをシールで歩いた方が楽だと思った

東天狗に到着しても晴れる気配がないので時間つぶしに西天狗へ
西天狗からちょこっとすべって東天狗の天狗の鼻へ向かう
するとガスがある程度消えてボトムまで見渡せるようになった
念のためアイゼンで少し下って下見したが、雪は繋がってるし、
雪が冷えて硬いもののなんとか滑れそうだ

スキーでいざドロップ！
出だしから急だが広い面を滑って直ぐに細くなる
横滑りで通過したらその先の雪の見た目は凍っている様子・・
やべーと思いつつ凍った雪をつついたら簡単に崩れてくれる
凍ってるのは表面だけでなんとかなりそうだ
ターンをするがコントロールしづらく、段差もあるので吹っ飛ばされそう
なんとか堪えてターンをつなぐ
完全に凍った雪に当たらないことを願う

下るにつれて斜度がゆるくなる、快適にターンをつないで、
下部のデブリを避けて滑ったらいつの間にかボトムにゴール
いやー集中したー、よかったよかった

距離は短いけど、先日みたいに暖かい日にザラメになったり、冬のパウダーでコントロールが効いたら楽しいだろう

ここからは夏道を目指してツリーラン、藪いところもあるが問題なく滑れる

小屋に着いたらいつの間にか晴れてて春の陽気で癒される
午前中の陰鬱とした感じはなんだったのか笑
また、雪がいい時にリピートしたいコースだ

--
実は自分の初の雪山登山が東天狗岳だった、山頂について緊張がほぐれてザックを雪の上に置いたら、ザックが倒れて1回転、また1回転とぐるぐる回って東壁の下に落ちてしまった
雪が溶けてから何回も探しに行ったが見つからずで諦めていた（多分落石の下に埋まってる）

で、年月は経って山スキーをやるようになって、リベンジじゃないけど東壁のことが気になった
今回、東壁を滑れたことでザックを落としたこともいい思い出になった

コメント

hareharawai

東天狗岳の東壁滑走凄すぎます！
YOMOYAMAさん、おはようございます。
まさか東天狗岳の東壁を滑走するとは!?
凄すぎます。
数年前にザックを東壁から落としたリベンジができて良かったですね！(笑)
また、カチカチに当たらなくて本当に良かったですね。八ヶ岳はどうも堅いイメージがあり自分は敬遠しがちです。どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより

Y0M0YAMA

Re: 東天狗岳の東壁滑走凄すぎます！
晴れまちしてゆっくりでしたがテキパキやれば6時間もかからないコースでオススメです
もし行くなら落としたザックの色は青色なので見かけたらぜひ教えてください笑